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回文短歌風(えっと、何処まで行くの? 950まで)五十首詠 901―950


挿絵(By みてみん)


01(901)

 鍵取ると 寝乱れ髪は 謀るか 羽太食み彼だ 身寝獲る時か

 かぎとると ねみだれがみは たばかる(か はたはみかれだ みねとるときか)


  ※ 羽太はた スズキ目ハタ科の海水魚の総称。マハタ・クエ・キジハタ・アカハタなど。体は長楕円形でやや側扁し、口が大きく、えらぶたにとげが三つある。


02

 嘘臭く 起き抜け鞄 いざ獲ると サインは書けぬ 記憶錯綜?

 うそくさく おきぬけかばん いざとる(と さいんはかけぬ きおくさくそう)


03

 熱も冷え 政治家はまた 腰掛けか しこたま化かし 伊勢海老持つね

 ねつもひえ せいじかはまた こしかけ(か しこたまばかし いせえびもつね)


04

 飛び立つ間 狐と待とう 止まる夜 惑うと的ね 月待つ旅と

 とびたつま きつねとまとう とまるよ(る まどうとまとね つきまつたびと)


  ※ 出ろ!仏間「でろぶつま」 月待つ風呂で「つきまつふろで」

    与太撃つ間「よたうつま」月待つ歌よ「つきまつうたよ」

    百舌鳥撃つ間「もずうつま」月待つ渦も「つきまつうたよ」

    文字打つ間「もじうつま」 月待つ牛も「つきまつうしも」


05

 寝たきりが 酔ってから 余技は乱れた 身は清らかで 強がり来たね

 ねたきりが よってからよぎ はみだれ(た みはきよらかで つよがりきたね)


06

 問う仲か 振られたの誰? 不安感 溢れたの誰? LOVEが叶うと

 とうなかか ふられたのだれ ふあんか(ん あぶれたのだれ らぶがかなうと)


07

 逝かせぬ身 黙って並び 名は借りか 花弁撫でつ まだ見ぬ世界

 いかせぬみ だまってならび なはかり(か はなびらなでつ まだみぬせかい)


08

 買い取る絵 いつ会議録 爪繰る愚 真っ黒き意が 潰える問か

 かいとるえ いつかいぎろく つまぐる(ぐ まっくろきいが ついえるといか)


  ※ 爪繰る(つま‐ぐ・る) 爪先で繰る。数珠などを指先で次々にたぐる。


09

 孕む妻 狐と待とう 止まる夜 惑うと的ね 月待つ村は

 はらむつま きつねとまとう とまるよ(る まどうとまとね つきまつむらは)


  黄泉立つ間 狐と待とう 止まる夜 惑うと的ね 月待つ民よ

  よみたつま きつねとまとう とまるよ(る まどうとまとね つきまつたみよ)


  ※ 止まる昼「とまるひ(る」、止まる春「とまるは(る」


10

 長く揉め どっぷり沈み 何時からか ついミスしリフ 努めも苦かな?

 ながくもめ どっぷりしずみ いつから(か ついみすしりふ つとめもくかな)


11

 寝床濡れ ハイミス脱がし つい寝るね 何時しか盗み 威張れぬことね

 ねどこぬれ はいみすぬがし ついねる(ね いつしかぬすみ いばれぬことね)


12

 つい震え たっぷり寝ると 慧眼か? イケとるねリフ! 伝える不一

 ついふるえ たっぷりねると けいがん(か いけとるねりふ つたえるふいつ)


  ※ 不一(ふ‐いつ) 十分に意を尽くしていないこと。手紙の終わりに添える語。不具。不尽。不備。ふいち。 一様でないこと。また、そのさま。

    不可知ふかち・血が震え(ちがふるえ)

    踏みふみえ・笑み震え(笑みふるえ)


13

 繋がる輪 たっぷり飲んで いざ弾く日 祭典のリフ 伝わるか夏!

 つながるわ たっぷりのんで いざひく(ひ さいてんのりふ つたわるかなつ)


14

 また乞いな 経験の島 窪地満ち 僕マジのん気 いけない木霊

 またこいな けいけんのしま くぼちみ(ち ぼくまじのんけ いけないこだま)


  ※ 蟹喰いな(かにくいな)・行けない国か(いけないくにか)

    玉吸いな(たますいな)・いけない素股いけないすまた

    豪快な(ごうかいな)・いけない買ういけないかうこ

    策強いな(さくしいな)・いけない仕種いけないしぐさ

    抱きたいな(だきたいな)・いけない滝だ(いけないたきだ)

    奇異問いな(きいといな)・いけない吐息いけないといき


  ※ 窪める目「くぼめる(め」


15

 数知れず 愚挙よ初心も 痛感か 鬱悶処女よ 着崩れ静か

 かずしれず ぐきょよしょしんも つうかん(か うつもんしょじょよ きくずれしずか)


  ※ 鬱悶うつもん 心が晴れ晴れせず悩み苦しむこと。また、その気持ち。


     痛諫「つうかん(か」、痛嘆/痛歎「つうたん(だ」、通念「つうねん(ね」


  ※  痛諫(つう‐かん) きびしくいさめること。手ひどく忠告すること。


16

 トップレス 愚挙よ女神も 痛快か 鬱悶処女よ 着崩れふっと

 とっぷれす ぐきょよじょしんも つうかい(か うつもんしょじょよ きくずれふっと)


  ※ 鬱悶うつもん 心が晴れ晴れせず悩み苦しむこと。また、その気持ち。


17

 睨むのか? 束ねた髪も 騙かす(か またも実か種 裸の斑に

 にらむのか たばねたかみも だまかす(か またもみかたね はだかのむらに)


  ※ これは、スカトロか?


  睨むのか? 束ねた髪も 騙かす(か またも味方ね 裸の村に

   にらむのか たばねたかみも だまかす(か またもみかたね はだかのむらに)


18

 射当てる気 水着脱ぎ行く 快感か 沃懸く息抜き 澄み切る出会い

 いあてるき みずぎぬぎいく かいかん(か いかくいきぬき すみきるであい)


  ※ 沃懸く・沃掛く(いか・く) 水やお湯などを注ぎかける。あびせる。


19

 岬燃え 谷に巨人か 敷物も 既視感諸紀に 似た絵も刻み

 みさきもえ たににきょじんか しきもの(も きしかんしょきに にたえもきざみ)


  岬燃え 谷に巨人か 築垣か 一巻書紀に 似た絵も刻み

  みさきもえ たににきょじんか ついがき(か いっかんしょきに にたえもきざみ)


   ※ 築垣・築墻(つい‐がき) ( 古くは「ついかき」。「つきかき(築垣)」の変化した語 ) =ついじ(築地) 

      1 柱を立て、板を芯として両側を土で塗り固め、屋根を瓦で葺ふいた塀。古くは、土だけをつき固めた土塀。築地塀。築垣つきがき。

      2 《屋敷の周囲に築地をめぐらしたところから》公卿。堂上方。また、その邸宅。


20

 何処気づく 世界賛歌は 利害負い 借りは完済 稼ぐ月毎

 どこきづく せかいさんかは りがいお(い かりはかんさい かせぐつきごと)


21

 離散産む 危険回避だ かなり盛り 長旅遺憾 激務ウンザリ

 りさんうむ きけんかいひだ かなりも(り ながたびいかん げきむうんざり)


22

 居たいなら 弾込め突破 ラジカルか 知らば勤め子 斑な遺体

 いたいなら たまこめとっぱ らじかる(か しらばつとめご まだらないたい)


  ※ 勤め子(つとめこ/ご) 親方持ちで、色を売る歌舞伎若衆。独立して営業する歌舞伎子かぶきこに対していう。


23

 闘争も 戦う走狗 騙かすか また空想か ただ妄想と

 とうそうも たたかうそうく だまかす(か またくうそうか ただもうそうと)


  ※ 走狗(そう‐く) 狩りのときに鳥や獣を追いたてるために、人に使われる犬。転じて、人の手先となって使われる者を軽蔑していう語。


   闘争も 戦う走狗 賜物も まだ喰う僧か ただ妄想と

   とうそうも たたかうそうく たまもの(も まだくうそうか ただもうそうと)


   闘争も 戦う走狗 賜物も また空想か ただ妄想と

   とうそうも たたかうそうく たまもの(も またくうそうか ただもうそうと)


24

 散れ不安 恋すれど敵 戦いが ただ着てドレス 遺恨溢れ地

 ちれふあん こいすれどてき たたかい(が ただきてどれす いこんあふれち)


25

 田舎飯 匂い立っても 待つ暫し 妻も手伝い お煮しめ叶い

 いなかめし においたっても まつしば(し つまもてつだい おにしめかない)


26

 この夜景 競馬馬買い 滾る夜 期待が舞う場 行け行け矢の子

 このやけい けいばうまかい たぎるよ(る きたいがまうば いけいけやのこ)


27

 意外な また接待か 今からか 毎回勃つぜ 卵ないかい?

 いがいなこ またせったいか いまから(か まいかいたつぜ たまごないかい)


28

 知る時期か ご無体なこと 通夜の夜の やっとこ凪いだ 婿がキ印

 しるじきか ごむたいなこと つやのよ(の やっとこないだ むこがきじるし)


29

 暗い過去 覗くな縄で 雅飛び 闇で戦慄く その後快楽

 くらいかこ のぞくななわで みやびと(び やみでわななく そのごかいらく)


30

 昼過ぎに 母、感謝しに 行ったのだ 遂に舎人が 母に帰する日

 ひるすぎに ははかんしゃしに いったの(だ ついにしゃじんが ははにきするひ)


  ※ 舎人(とねり/しゃじん) 皇族や貴族に仕え、警備や雑用などに従事していた者。その役職。


  ※ 邪神じゃしん


31

 傀儡の 総理操り 早死にし やはり通夜あり 嘘の依頼か

 かいらいの そうりあやつり はやじに(し やはりつやあり うそのいらいか)


32

 魚の名 ガサ入れ記し 波描くか 皆知る指令 魚の長さ

 さかなのな がさいれしるし なみかく(か みなしるしれい さかなのながさ)


33

 捥げアンチ 阿片窟まで 連れて来て 列で待つ軍 ベア賃上げも

 もげあんち あへんくつまで つれてき(て れつでまつぐん べあちんあげも)


34

 誰が木を エコの印だ 次誰だ 切った印の 声を聞かれた?

 だれがきを えこのしるしだ つぎだれ(だ きったしるしの こえをきかれた)


35

 かの貉 ひたすらショジョ寺 騙すミス まだ処女知らず 旅馴染むのか

 かのむじな ひたすらしょじょじ だますみ(す まだしょじょしらず たびなじむのか)


 ※ 本当は「証城寺しょうじょうじ」。


   すめす すばす すぶす すすず すがす すきす すくず

   すげす すごす すおす


36

 通過点 超えた時間が 怒り鳴り 外観化した 絵コンテが鬱

 つうかてん こえたじかんが いかりな(り がいかんかした えこんてがうつ)


37

 ウホウホだ 決心したよ 偶に兄 また与太信じ 告げた方法

 うほうほだ けっしんしたよ たまにあ(に またよたしんじ つげたほうほう)


38

 ザコのみが 雨靴検査 イブだった 不意、産気づく まあ神の子さ

 ざこのみが あまぐつけんさ いぶだっ(た ふいさんけづく まあかみのこさ)


39

 飛び々々の スキル習って 城奪う 路地で連なる 傷の人々

 とびとびの すきるならって しろうば(う ろじでつらなる きずのひとびと)


40

 天下産む パズル叶って 城奪う 路地で繋がる スパム浮かんで

 てんかうむ はずるかなって しろうば(う ろじでつながる すぱむうかんで)


41

 嫁先に 桃色選び 野で摘みつ 掌エロい 桃に刻めよ

 よめさきに ももいろえらび のでつみ(つ てのひらえろい ももにきざめよ)


42

 タネはルー あの人も、また 掬う、食う! 玖珠玉も飛び ノアールはネタ!

 たねはるー あのひともまた すくうく(う くすだまもとび のあーるはねた)


  ※ タネのルー/ノア・ールのネタ!

    タネがルー/ノア・ールがネタ!


43

 天が置く 木の虚通じ 諫める目 祭事移ろう 野菊拝んで

 てんがおく きのうろつうじ いさめる(め さいじうつろう のぎくおがんで)


44

 蜻蛉並み 争奪戦で レアな花 あれ伝説だ 嘘みなホント

 とんぼなみ そうだつせんで れあなは(な あれでんせつだ うそみなほんと)


45

 人災や 嫌らしい禿げ 偽物も 銭ゲバ医師ら ヤイヤイ参じ

 じんさいや いやらしいはげ にせもの(も ぜにげばいしら やいやいさんじ)


46

 富得たれ 誇らしい日だ ダブル着る 再び遺子ら 零れた笑みと

 とみえたれ ほこらしいひだ だぶるき(る ふたたびいしら こぼれたえみと)


47

 無いよ沼 薬ドーピング 唾飛ぶと 抜群ビート 悔やまぬ宵な

 ないよぬま やくどーぴんぐ つばとぶ(と ばつぐんびーと くやまぬよいな)


48

 もう行くか 宿に困るも 示す明日 飯盛る孫に とやかく言うも

 もういくか やどにこまるも しめすあ(す めしもるまごに とやかくいうも)


49

 信じるも 相対性か 様々さ まさか異星だ 嘘盛る紳士

 しんじるも そうたいせいか さまざま(さ まさかいせいだ うそもるしんし)


50(950)

 豆腐喰い 嘘吐き野郎 軒先さ 木の虚焼きつ 創意工夫と

 とうふくい うそつきやろう のきさき(さ きのうろやきつ そういくふうと)


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