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お道具箱

ヒーロー「娘さんをお嫁さんに」父「だが断る」

作者: 藍さくら

やしろさま企画の油田小説大賞参加作品です。


妊娠描写があります。R15タグをつけていますが、15歳以下の方はお戻りください。

現代日本から生まれ変わった私は大好きなハーレクインの英国風な世界にうはうはして幼少期を過ごした。

これぞ、ヒストリカルの世界!ロマンス万歳!お金持ちのヒーローウェルカム!

私はいつでもここで待っている!!!


なんて、高いテンションで考えていたバチがあたったのでしょうか。


結婚適齢期を過ぎても恋のこの字も分からない私はそれでも恋に焦がれて、父親が持ってくる縁談をことごとく拒否してきた。

そっちのバチが当たったのでしょうか。


いざ、本当の恋に落ちた相手は、難破した沈没船の船員で。

砂浜に打ち上げられていた彼を助けて、二人で愛をこっそりと誓い合い。

彼は祖国に戻って、準備を整えて、迎えに来る。

そう約束して旅立って、早半年。


少しふっくらとしたお腹に手を当てて、ずっと海ばかり見ている娘を父がいぶかしんでいることは知っていた。

それでも、ヒストリカル風の世界とはいえ、魔法があるこの世界で、半年も帰ってこない相手が、何を考えているのか、考えることが嫌で。

未婚のまま子供を産む不安と。父が激怒するであろう未来と。

憂鬱になる気持ちが、ますます彼の裏切りか死を想う気持ちに拍車を掛けて、また、溜息をついて。

窓の外ばかり見ていた。


そんなある日の朝。


普段は召使しか入ってこない私の部屋に、珍しく父が焦った様子で飛び込んできた。

私に政治的な戦略の駒としてしか興味が無さそうな父の様子に、また見合いでも設定したのかといぶかしんだもの、父の慌てように、口にしかけた問いを飲み込む。その一瞬の間に、

「マリー!今すぐに用意をして下に降りてきなさい。一番奥の応接室だ。分かったな」

そう言い置くとすぐに去っていく父の姿に不安が募る。


一番奥の応接室、ということは、父から見て重要なお客様が訪問してきている、ということだ。

王国で伯爵の位につき、中でもどちらかというと重鎮の父が、重要だと判断するお客様なんて、両手に数えるほどしか知らない。


最低限の身だしなみを慌てて整えて、階下の部屋へ飛び込む。

奥のソファには、真っ白な衣に身を包み、両手を広げる、最愛の人。


「……カイル……!」

広げられた大きな腕に飛び込みかけて、手前のソファの父の存在を思い出し、慌てて自制して立ち止まる。

「お父様……?彼は……?」


渋面に更に皺を寄せて、父が低い声を絞り出す。

「彼は、だと?!お前の方が、彼を、知っているんじゃ、ないのか!」

立ち上がり、こちらに詰め寄りそうになる父をやんわりと退けて、カイルが私の元へと駆け寄ると、優しく腕を取り、腰に手を回してくる。

「マリー。待たせてしまって御免。約束どおり、全て準備はととの…」

抱き寄せて、初めて、私のお腹の膨らみに気づいたらしいカイルが歓声を上げて私を抱き上げる。

「×××!!マリー!!×××…………!!」

聞きなれない言葉で、それでも快哉を叫んでいることは間違いなく分かる最愛の人の様子に、ずっと心の底で感じていた緊張がゆるゆるとほどけていく。

ぎゅっと抱き合う私とカイルを気まずそうに見ていた父が、こほんと咳払いをして座るように促してくるので、かつてと同じ様に片言の異国語と、こちらの言葉と身振り手振りで、カイルにもソファに座るように促す。彼は私のお腹をそっと脇から支えて隣に座らせてくる。

この国のマナーでは、未婚の女性が未婚の男性の隣に座るというのは基本的に良くないことなので、慌てて一人掛けのソファの方へ移動しようとするが、カイルの腕は思いの外強くて、私を離してくれない。

しばらくの攻防の末、恐る恐る父を見てみると、眉間にものすごい皺が寄っていた。

比較的常に渋面の父だが、こんなに深い皺はかつて見たことがない。

「カイルっ!」

父の右眉がぴくりと動く。

「マリー、×××!」

なんとなく、ずっと一緒、もう離れない、って意味の言葉を囁かれているのかなと思うと頬が赤く染まってしまう。

約束を守って来てくれただけでも嬉しいのに、彼は本当に、本当の意味で約束を守ってくれる気だと思うと、不安が霧散していき、久しぶりの彼の熱に、匂いに、ふらふらとその腕に収まりたくなってしまう。

ちらりと彼を見上げると、男らしく太い眉の下のこげ茶色の瞳がじっと私を見下ろしている。

「カイル、こちらでは、未婚の男女は同じソファに座るのは…えっと、よく、ない、ので、私、あっちに、」

しばらくの攻防を経て、どうにか一人でソファに腰掛けることが出来たので、改めてカイルの姿を眺めてみる。


彼との出会いは、彼が乗っていた船が難破し砂浜に半裸で打ち上げられていたときだったので、その時着ていたものはボロボロというか、もう布とも言い難い状態だったし、その後は私が持っていったこちらの服を着ていたので、母国の衣装を身に纏った彼を見るのは初めてだ。こちらの服は体格の良い彼には少しぴちぴちとしていた感があったが、自国のゆったりとした服装で、キラキラと光る宝飾を身につけているとものすごく貫禄を感じる。遭難直後のやつれた色気も、血色良くなった今となっては、少し懐かしいが、今は今で、肉食獣の様な色気がむんむんと回りからあふれ出ている。余裕と貫禄がそのような色気を彼に纏わせているのかも知れない。


「それで。」

ずっと押し黙っていた父が口を開くと共に、父が話しだすのを待っていたようにカイルが頭を下げる。

「娘さんをお嫁さんにください」

片言同士、と思っていたカイルの口から流暢に流れる言葉に喜びよりも驚きが溢れる。

「カイル、貴方、言葉」

「勉強したんだ。さっきも話していたじゃないか。ただ、その後はちょっと驚きと喜びでつい言葉を忘れかけたんだが」

チャーミングに片目をつぶる彼に、私がお腹に手を当てて喜びを噛み締めていると、ごほんと大きな咳払いが聞こえる。

「マリー、お前はしばらく、黙っていなさい」

不機嫌そうな言葉に憮然とした視線を向けると、父も私を憮然と睨みつけていた。

「娘から、えー、貴殿の話は一欠けらも聞いていない」

「それは、そうでしょうね。醜聞になりますから」

「そんな貴殿から突然結婚を申し込まれても」

「こちらの国でも結婚は父親に直接申し込むものだと調べてきています。突然というのも、情勢が変われば政治的にはよくある話なのでは?」


ぐっという声が聞こえた気がして、予想以上に流暢に話すカイルをうっとりと眺めていた私は父の方を振り向いてみたが、父は相変わらずの渋面でカイルの方を睨みつけているだけだった。

それにしても、自分で最上級の応接室に通しておいて、そのお客様を睨みつけるって、失礼じゃないのか。父よ。


「貴殿は他国の者だからその風習に無理して従わなくても」

「いえ、マリーをきちんと結婚して国元に連れて行きたいので」

「とんでもない!マリーを他国に嫁がせるだなんて、考えたこともない」

「では、今ご検討ください」

「自国内の知っている者からの突然の申し出ならまだしも、他国の方から突然申し出を受けても信用できない」

「それは仰ることもごもっともでしょう。こちらに貴国の国王陛下から頂いてきた信用証明の書状があります」


そつなく準備を整えてきたらしいカイルが、父の目の前の二つ折りにされた美しい色の紙を差し出す。

今、国王陛下に身分を証明してもらった、って、そう言った?!

睨みつけていた父から、慌てて、カイルの方へと目を向ける。確かに身に纏っている民族衣装は高級そうだし、沢山身につけている宝飾品も宝石は大きく、純金で縁を飾られているものが多い気がする。カイルが来てくれた驚きと、お腹の中の子供の父親が約束を守ってくれるという喜びだけで歓迎していたが、まさか、カイルって他国の貴族なんだろうか。しかもお金持ちの。

伺うようにカイルの挙動を見ている私を尻目に父とカイルの応酬は続く。


「確かに、陛下の御手による証明で身分は証明されたが、貴殿は娘に何が出来るんだ」

「そうですね、彼女が望むことなら、ほぼ何でも」

「無理なことはあるだろう!」

「いえ、自国に戻りさえすれば、個人資産として油田をいくつか持っているので、お金で解決できることはもちろん、ほぼ、何でも叶えられるとお約束します」


ぐぐうぅという不可思議な声が父の側から聞こえて来たので、慌てて振り返ると、父の渋面がますます可笑しなことになっていた。渋いを通りこして、すっぱいものと苦いものと辛いものを同時に噛み締めたみたいな顔になってきている。器用だな。父よ。

それにしても、どうやらお金持ちだったらしいカイルの話に、ただの難破船の船員よりは結婚許可のハードルが下がったことにほっと胸をなでおろす。


自分の思っていたような政治利用が難しくなったことに父は不満かもしれないが、そもそも、このお腹に子供がいなくても私は決めた相手以外に結婚する気はなかったし、子供がいることを言えば、もう父も諦めて結婚を許してくれそうだ。

一人納得して、逆に、父が何故こんなにも頑なにカイルの結婚の申し出を断るのか、その理由をいぶかしむ。

そんなに、政治利用できないことが不満なのだろうか、このワーカホリックめ。

仕事仕事と言ってばかりの父に今更反対されても、私は迎えに来てくれた以上、どれだけ遠い異国だろうとカイルについていくつもりだ。

カイルを看病し、その後二人で熱い恋に落ちた。その時に教えてくれたカイルの故郷。

砂漠がどこまでも広がる、ここから遠く、遠く離れたその国は、前世に読み漁っていたハーレクインの小説で憧れていたシークがいる油田の国のようで。シークに憧れていた私には、カイルが砂漠の国出身であったことも、そして迎えに来てくれた今、シークの着ていた服に近い、白い一枚布で出来たような服で着てくれたこともテンションと好感度を上げるだけで、ちっとも反対される要因には思えない。油田はあってもなくてもどっちでも良いが、お金に困らなさそうと言うのも、父を説得するには高ポイントだろう。さっそく父にその点を訴えようと口を開きかけると、

「お父様…」

「マリー、お前は、黙って、いなさい」

苦虫を踏み潰したような声で、父から制止される。

いや、私の結婚の話だし、私が砂漠に嫁ぐのイヤだと思われていたら、困るんですけど。

口をパクパクと開閉していると、再度父から、

「いいから」

といわれてしまう。


いや、良くないんですよ。

もう、ここはカイルとの間に子供が生まれるという既成事実を突きつけて、納得してもらうしかないんじゃない?

流石に未婚の母になるというのはいえなかったけど、カイルが迎えに来てくれた今なら打ち明けられる。


「お父様、私は、カイルと結婚したいです。お腹の中にはカイルとの子供もいます」

大事そうにお腹を撫でると、父が弾かれたように立ち上がる。

振り上げられた拳に驚き固まっていると、カイルの腕に引き寄せられる。

それでも衝撃に備えて目をつぶってしまっていたが、どれだけ待っても何の音も揺れもないので、恐る恐る目を開くと、父が振り上げた拳を力なく下ろして、がっくりと肩を降ろし、再びソファに腰掛けていた。

カイルに引き寄せられたまま、カイルの隣に私も腰掛ける。

もう、未婚の娘がとかマナーを気にしたところで、カイルは求婚してくれているし、私はカイルに付いていくつもりなのだから、暫定婚約者扱いでいいだろう。

わなわなと膝の上で右手の拳を握り締める父の左手が振るえ、頭がめりこむのではないかという勢いで、拳の上に落ちる。

「マリー、が、母親になるだと?」

「そうなの。ごめんなさい。お父様、ずっと言えなくて」

「気付かなかった」

「隠していましたからね」

「つまり、そこの、貴様は、マリーに手を出しておきながら、母国に、帰った、と」

呻き搾り出すように父が拳に何度も頭を打ち付けている。

我が父ながら、本気で怖い。


壊れてしまったのではないだろうか。

もう貴殿という気力もないようで、貴様に言葉が崩れている。


流石に、未婚の母になるというのは男親である父に衝撃を与えるのではないかと思って隠していたのだが、これは生まれるまで黙っていた方が良かったのだろうか。

いや、でも、カイルがこれだけ、行って戻ってくるのに時間が掛かった遠い異国だ。魔法があってもそれだけ僻地であれば、父とは別れたら二度と会えないかも知れない。子供が生まれたという知らせだって、何年もしてから父の元に届く可能性もあるだろう。

遥か昔に母が死に、女親がいない我が家では母親を介して父に伝えてもらうことも出来ないのだから、今、父に打ち明けておくのが良かったのだろう。

「先ほどお見せした書類で帰る必要性は察していただければ幸いです」

「それなら、マリーに手を出さずに帰ればよかっただろう」

今度は激昂したように立ち上がり、頭を掻き毟る父に、カイルが頭を下げる。

「その点は申し訳なかったと思っています。ただ、マリーは魅力的で、私は孤独で、約束が欲しくて、必ず帰ってくると約束をしたかった。ずっと一緒に居れないのに手を出した結果、マリーには哀しい思いをさせてしまいましたが、お腹の子のことを考えると、すべては神の思し召しだったのだと思えます」

「詭弁を言うな!マリーが身ごもっていて良かったということは、国に帰れば、マリーを後宮にでも入れるつもりか!マリーを妾になどさせないからな!」

父の言う言葉が一瞬理解できず、カイルと父を交互に見比べる。

今の言葉では、まるで。

「そんなことはさせません!マリーとは正式に結婚し、彼女を王妃にします。後宮はマリーと結ばれて帰った後に解体してきました。そのため、こちらに戻ってくるのに時間が掛かったのです。彼女が身篭っているのが神の思し召しというのは、後宮を解体したことに反対している王族の血を継ぐことを至上としている貴族達の反対が押さえやすいということなのです」

まさか、カイルが憧れていたシークのような身分だとは考えてもみなかった。

確かに、豪奢な衣装と宝石に国王の書状を持参して、一番奥の部屋に通されていたが、ここから往復半年も掛かる僻地に住んでいるのだとばかり。後宮解体して、動けるタイミングを見計らっていたと言うことは、もしかしたら、僻地の小国なんかじゃなく、お金持ちの大国の王様なのかも知れない。個人で油田をたくさん持っていると言っていたし…。そんな大国で。


王様、カイルが。

そして、王妃、私が。


突然の重責に私が呆然としていると、カイルが改めて私の瞳を見つめて、それでも一緒に来てくれるかと乞うてくれた。

「マリーが、いいんだ。大変な立場を押し付けてしまうことは申し訳ないが、ただ一人の妻として、王妃として、私を支えてくれ」

手の甲に落とされたキスのリップ音に凍り付いていた時間が動き出す。

私が何度も頷くのをさえぎるように父が叫ぶ。


「認めん!!!」

「お父様?!」

感動的な今のシーンでその科白って。

身分があって、お金もあって、子供も生まれるとまで言って結婚を認めないって、どこまで頑固なんだろう。そんなに国内の政治戦争の戦略としての駒として私を扱いたかったのだろうか。

「いい加減にして?!何が気に入らないというの。王というのであれば、カイルは忙しい中、私を呼び寄せることもきっと出来たのに、わざわざお父様に結婚を申し込むために来てくれたのよ?」

「異国に行くなんて、許さん!」

「ここまで言って、最後が異国に行くなって差別ですか?」

冷え冷えとした声が自分の口から出て、驚くものの、それは心からの本心だ。

身分が、お金が、なんて散々言っていて、結局自国主義に凝り固まった父の石頭からの発言だったとは、呆れて口もふさがらないとはこのことだ。

わなわなと震える父の腕に、今度こそ殴られるかと身構え、カイルが私を守ろうと立ち上がる。


けれど、父はぶるぶると震えるばかりで。

更に父をやり込めようと思っていた言葉を飲み込み、追撃を思い留り、開いた口を閉じると、下を向いた父の顔から何かが絨毯に零れ落ちたのが見えた。


ぽた。ぽた。

一粒、一粒落ちる雫が。

震える声が。

父の本心を示していた。


「お、お前を頼むと、リリーに、死ぬ前に頼まれた」

突然出てきた母の名前に訝しんで顔をしかめていると、父は力が抜けたように、どさりとソファに座り、両手で顔を覆いつくした。

「異国に行ったら、守れないではないか」

「遠く離れた異国では、マリーが困っても行くことさえできない」

「リリーに顔向けが出来ない」

震えた声で続ける父に、呆れた視線を向ける。

「異国に行かなくても、嫁に行けば、己でなんとかするものですよ、お父様」

それと同時に、なんだかむず痒い気持ちが胸の奥から湧き出てくる。

それは、隣で、

「お父上、必ず、必ずマリーを守ると誓いますから」

そう約束してくれる男性が与えてくれる安心感とは別の、もっと昔から足元に大地をずっと踏みしめていたことに気付いたような、そんな安堵で。父に、愛されていた。今までの反対は、全て、私を想う気持ちと寂しさからだった。そう思うと、自然と両目から水が次々に湧き出てくる。


「お父様、私、必ず幸せになりますから」


遠からず私はこの隣の男性と共に旅立つだろう。

幸せな花嫁として。

もちろん、この先、一人きりの異国の王妃として、辛いことも、涙することもあるだろう。

それでも、私は、今この父の姿を思い出すだけで、大地に足を踏みしめて歩いていける気がする。

カイルと一緒に。


お読み頂きありがとうございました。楽しかったです!

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