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東方紅氷譚 〜 Absolute or Phoenix.(旧)  作者: クルセイダー
動き出す氷の計画
19/36

第18話「氷は何度も何度でも」

さて、急いで戻らなければ……


私は、ヘカーティアと諏訪子と共に、私が来た道を駆け抜けていった。


何か起きてなければ良いが……


…………



その願いは叶わなかった。



妹紅「なっ!?」

私の目には、あの女が映っていた。そして、その前には、藍とあの二人組。

これは……戦闘が始まる……!


妹紅「ヘカーティア!諏訪子!あいつを……『氷華』を倒すぞ!」

ヘカーティア「氷華?」

諏訪子「あの大剣を構えてる女だよ!私たちを引き離した奴!」

ヘカーティア「……へえ。……これは満身創痍にさせる他無いわね。」


ヘカーティアの目から放たれる恐ろしい程の威圧。……やはりこいつ、他の奴とは桁違いに強い。


妹紅「じゃあ、行くぞ!」


私の掛け声とほぼ同時に、ヘカーティアが一気に氷華に肉薄し、氷華を一蹴した。


ドゴォン!


氷華「がっ……!?」

ヘカーティア「ストラーイク。」


藍「……へ?」

雷鼓「え、何?」

隠岐奈「……お前は……?」


3人が揃って驚いている。無理もない。私だって驚いている。諏訪子まで驚いている。


諏訪子「……強い。」

妹紅「……桁違いにも程があるだろ……。」


氷華は壁に穴を空けるほどの衝撃で吹っ飛ばされ、そのまま出てこなかった。


ヘカーティア「良い感じに嵌ったわね。愉快愉快。」

隠岐奈「……そこのお前。」

ヘカーティア「ん?何かしら?」

隠岐奈「……いとも簡単に倒すものだな。素直に素晴らしいと思ったぞ。」

ヘカーティア「……このくらい朝飯前よ。」


と、神同士が会話に花を咲かせている時だった。


パキッ、パキィン!


突如地面が割れ、そこから氷華が飛び出して来た。


氷華「この程度か?」


ズバァン!


ヘカーティア「…………。」


氷華は大剣をヘカーティアに思い切り振り下ろした。


……が。



ヘカーティア「それはこっちの台詞よ!」


ドガァァァン!


氷華「ぐはっ!」


ヘカーティアは何とも無かったかのように、氷華へ重い蹴りを加えた。


……しかし。


パキパキ……


妹紅「んなっ!?」


氷華の身体が、一瞬にして凍りついた。そして、それが砕けたと思った矢先だった。


氷華「……お前らも居たのか。」

妹紅「!?」

諏訪子「えっ!?」


急に背後に氷華が現れた。そして、氷華は大剣を諏訪子へと振り下ろした。


氷華「まずはお前からだ!」

諏訪子「……こうなったら……!」


だがしかし。


ヘカーティア「やらせない。」


ヘカーティアが凄い速度で近づいてきて、氷華へ飛び蹴りを食らわせた。


氷華「ぐわああああ!」


氷華はまたもや倒された。だが、またどこからともなく現れては、ヘカーティアに倒される。それはまるでヘカーティアの遊戯だった。



藍「……何を見せられてるんだ……?」

雷鼓「……暇なんだけど。」

隠岐奈「……だが案ずるな。奴は何度倒されても、何事も無かったかの様に復活してくる。そう、奴はもしかしたら……」



……待てよ。ヘカーティアの強さに頭がいっぱいだったが、よく考えたら、氷華は何度も何度も復活している。それはまるで、「私の様」だ。まさか、氷華は……



隠岐奈「『不老不死』なのかもしれないな。」


私と同じ「不老不死」なのか……!?



続く

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