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守護竜と花の妖精  作者:


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凱旋パーティ

 ラスタ王国の王城では凱旋パーティが行われていた。


 今回、王国騎士団と志願兵が、バンデル国王の命で大陸の西にあるシラブルと言う地方を制圧した。シラブルはどこの国にも所属していない、言わば辺境の地だ。瘴気が常に漂い、魔物や魔獣が発生し、生息している。とても人が住むところではない。だが、その地域に眠る資源は豊かで他国ももちろん狙っていた土地だ。

 バンデル現国王は欲深い。ラスタ王国の領土拡大のために同盟国に属さない国に戦争を仕掛け、侵略もしてきた。

 その為、騎士や兵士の育成には力を入れてきた。魔力の高い者は国のリストに登録され、魔法士か騎士、または兵士になるために騎士学校や魔法学校に無償で通わせることもある。ただ、平民は基本、魔力量が少ない。


「ジェイド、こんなとこにいたのか?」

 声をかけてきたのはラジールだった。第二王子として参加しているはずなのに、ジェイドと同じ騎士学校の制服を着ている。

「よう、ラジール。なんで君まで制服なんだ?」

「お前がこの格好で来ると思ったから。すごかったらしいな、ハーム騎士団長の報告はお前の話でもちきりだったよ」


 一ヶ月前に十五歳になったばかりのジェイドは今回の魔物討伐に志願した。報奨が狙いだ。騎士学校でも群を抜いた魔力と剣術の強さは騎士団の幹部にも噂が回っていた。


 最年少で討伐に初参加し、その活躍は目を見張るものがあった。最初はやっかんでいた騎士や傭兵達もジェイドに命を救われ、任務を果たせたことにその圧倒的な力を認めざるを得なかった。


 きらびやかに着飾る貴族や王族、そして今回討伐に参加した騎士達、酒も飲めない十五歳のジェイドには、このパーティーは場違いで居心地は悪い。

 テーブルに並ぶ見たことのない料理を食べ、さっさと帰ろうと考えていたところだ。


「今回の報奨で何するんだ?」

「ティクルの実家の屋根の修復を。あと、暖炉の修理も。ティクルでは冬になると雪が積もるから、その重みで屋根が傷むんだ」

「お祖父さん夫婦がいるんだよな?」

「ああ」

 ジェイドの両親はいない。まだジェイドが七歳の頃、魔物に襲われ、ジェイドを庇って両親とも死んだ。その時、ジェイドの魔力が覚醒した。今は騎士学校の寄宿舎で生活しているが、それまではティクルの祖父母に育てられた。


「陛下も感心してたよ。今回、ジェイドがいたから死者が出なかったとハーム騎士団長が言ってたぞ? 何したんだ、お前」

「色々試してみたんだ。騎士学校で習ったことや、使ったことのない魔法を。ま、運が良かったんだ」

 ジェイドはそう言って笑った。ただ才能に恵まれてるだけではない。誰よりも努力をしているのはラジールは知っている。


「俺も行きたかったなぁ」

「さすがにまだ未成年の第二王子が行くのは許可しないだろう」

「だな。お前が酒場で夜はバイトをしてると言ったら、ハーム団長は新月の魔物討伐に声をかけようって言ってたよ。良い小遣い稼ぎにはなる」

「ありがたいな」

 二人はブドウジュースを飲む。ラジールはジェイドの良き理解者だ。

「街で祭りがあってるな。こんなパーティーよりそっちの方が楽しそうだな」

「ああ。抜け出せるのか?」

「さすがに今日は無理かな。そう言えば、あいつが来てない。ダンスを踊ってやらなきゃなんないのに」

 ラジールはそう言って会場を見回す。

「へぇ、ラジールにそんな人がいたなんて初耳だな」

「ちがう、従姉妹だよ。俺から見ても可哀想なくらい王妃教育が厳しくてな」

「王妃…じゃあ、第一王子の?」

「いや、他国に嫁がされるんだ。俺達の二個下だから、まだどこの国に行くかは決まってないけどな」

「王族も大変だな」

「ああ。他国に嫁がされるのも皆分かってるから、ダンスにも誘われない。あんなに努力してるのに披露もできないのは勿体ない」

「ふぅん…ま、どうせ俺はダンスなんか一生無縁だし。居心地悪いから帰るよ」

「ああ。けど、気付いてるか?」

「ん?」

「貴族の令嬢達、お前に話しかけたくてチラチラ見てるんだぜ?」

「俺? お前だろ」

「違う。さっきも令嬢達に聞かれたんだ。ジェイドの歳とフルネーム」

「平民が珍しいだけさ」

「はは、お前らしいや」

「じゃあ、明日学校で」

「ああ、学校で」

 ジェイドはそう言って会場を出た。

 日はすっかり暮れ、細い三日月が浮かんでいる。王城の門を出ると街はお祭りムードでいつもより明るい。ラスタ王国の旗が飾られ、今回の魔物討伐の成功を祝っている。

 祭りの雰囲気を味わいながら、ジェイドは明日の朝のパンを買い、寄宿舎に帰ろうとした。


「ぶつかってきたのはあなたでしょ?」

「なんだと?お前が肩にぶつかったせいでほら見ろ、この皿が割れちまったんじゃねぇか」

 路地を曲がったところで言い争う声がした。ジェイドはこっそりと様子を伺う。

「割れた音なんかしなかったわ」

「へぇ、しらばっくれるつもりか?まぁいい、見ない顔だし…お前みたいな綺麗なガキだったら買い手はいくらでもあるんだよ、こっちに来な」

 綺麗な金髪の少女がいかついゴロツキに手を掴まれた。

「! 放しなさい!」

 少女は抵抗し、スカートの中に隠し持っていた護身用の短剣を取り出し、ゴロツキに向けた。

「…へぇ、随分良い短剣だな。品のある顔と喋り方、平民の服を着てるが、お前、貴族の娘だろ。お忍びで従者とはぐれたか?」

 ゴロツキの言葉に少女はジリジリと後ずさり、逃げる機会を狙っている。

「隨分とお転婆なお嬢様だな。…貴族の娘は娼館でも高値で買ってくれる。それとも、身代金を要求した方が良いかな?」

 ゴロツキはそう言って少女の身体を押さえつけようとした。

「そこまでだ。…騎士団に突き出されたくなければこの場を去れ」

 ジェイドがそう言って少女の前に飛び出した。

「…ガキのくせに邪魔する気か?」

 ゴロツキは腰に差していた短剣をジェイドに向ける。

「…せっかくの祭りに、お前みたいな奴がいるから治安が悪くなるんだ」

 ジェイドは水縄でゴロツキの手を拘束し、短剣を取り上げた。

「!?」

「どうする? 大人しく去るか?それとも、俺みたいなガキにやられるか?」

「わ、わかった! 分かったからこれを解いてくれ!」

 ジェイドはゴロツキの顔を見てニヤリと笑う。

「ちょっと試したい魔法があるんだ」

 そう言って何やら呪文を唱え、三十センチ程度の小さな魔法陣を出した。

「契約魔法、やってみたかったんだよな。今後、悪事を働かないと誓え。」

「わ、わかった!」

「今後一切、悪事を働かない、誓うと言え」

「今後一切、悪事を働かない、誓う!」

 そんなのこの場しのぎの嘘に決まっている。だがジェイドはその言葉にニヤリと笑う。

「もし、契約を破れば、この魔法陣においてお前の喉を潰し、声を奪う」

「え!?」

 ゴロツキが驚いて声を上げた瞬間、小さな魔法陣は男の喉に吸い込まれ、消えた。

 ジェイドは人差し指を唇に当て、息を吹きかけると、ゴロツキの手首にかかっていた水縄は消える。

「おっさん、さっき言ったこと、守った方がいいぜ。契約魔法だ。破れば喉がつぶれ、声が出なくなるから」

「そ、そんな!」

「俺の魔力は高いから、十年はもつはず。ま、試してみれば分かるさ、声は出せなくなるけどな」

「あ、悪事はどの程度の…」

「ん、それは俺の判断基準」

「スリは…」

「アウト」

「じ、じゃあ、恐喝は…」

「アウト。盗みもな。喧嘩はいいが、弱い者いじめはアウト。人さらいももちろん。あ~、あと、自分ができないからって人を使うのもアウトだ」

 ゴロツキは青冷める。

「普通に生活すりゃ何も問題ないだろ」

「ッ!ク、クソ!覚えてろよ!」

 ゴロツキはそう言って走ってその場から逃げて行った。

 ジェイドはふぅ…とため息を吐き、振り返って少女の顔を見た。

「こんな危ない所に…あ、、、」

 金髪にエメラルドのような緑色の瞳にジェイドは思わず声を上げた。

「あなたは!」

 少女も驚いて声を上げた。十カ月前に街で助けた貴族の令嬢、ピアナだった。

「なんで君がこんな所に、それにその格好…貴族だろ、君は」

「…パーティを…抜け出して来たの」

「パーティーって…王城での!?」

「…うん」

 先ほどの王城でのパーティは討伐に行って活躍した騎士と兵士、それ以外は上位貴族と王族しか入れない。

「一人?」

「…ええ。無理を言って侍女のスーザンに服を借りたの。パーティがあってる三時間だけ、抜け出したくて」

 ジェイドは大きくため息を吐く。

「危ないだろ、もし俺が来なかったら…」

 ジェイドがそう言った時、ピアノの目からポロポロと大きな涙を流した。ジェイドは焦ってどうしていいか分からない。

「…一度でいいから、街を歩いてみたかったの」

「一度って…街を歩いたことないのか?」

「…ないわ。いつも…お家かお城の往復だけ。私はこの国で生まれたのに…一度も街を歩けずに外国に嫁ぐなんて…」

 泣きじゃくるピアナにジェイドはそっとハンカチを差し出した。

「君のハンカチみたいに上等じゃないけど、ちゃんと洗ってあるから」

「…あり…がと…」

「剣をしまって」

「…」

「君はもしかして、ラジールの…いや、ラジール第二王子の従姉妹?」

「ええ、そうよ…」

「…そうか」

 ジェイドは先程のラジールの言葉を思い出した。外国に嫁ぐ為、厳しい教育を受けていると言っていた。

「…城まで送って行くよ」

「…ごめんなさい、迷惑をかけて」

 ジェイドはフッと笑って歩き出した。

「こっちだ。君は確か、ピアナ…様だったな」

「…名前、覚えててくれたの?」

「ああ。俺はジェイド。ジェイド・ハルク。騎士学校に行ってる。ラジールとは親友だ」

「!、ラジールが言ってたわ。騎士学校でとても面白い人と親友になったって」

「俺もさっきまでパーティにいたんだ。ラジールが君のこと探してたよ。ダンスを誘おうとしてたよ」

 ジェイドはそう言って街の中を歩く。

「こっちは来た道と違うわ…」

「ああ、パーティが終わるまでまだ時間がある。街を案内してあげるよ」

「!?…いいの?」

「ああ。せっかくの祭りだ。楽しもう。ここが、アテネ広場だ。王都で一番、にぎわう広場だよ」

 広場には沢山の出店が出ていて、昼間のように明るく、人が賑わっている。こんなに多くの人が行き交う中を歩くのは初めてで少し怖い。

「失礼じゃなきゃ、手を繋ごうか?」

「! いいの?」

「はぐれたら大変だ」

 ジェイドはそう言ってピアナの手を握った。フワフワとして柔らかい感触にジェイドは顔が赤くなる。ピアナも、自分より大きくて、ゴツゴツしたジェイドの手を握ると何故か心臓がドキドキした。

「お腹は空いてる?」

「…ええ、少し」

 ジェイドは露店で串焼きを二本買う。

「あ…お金なら…」

「大丈夫。討伐で報奨が入ったから」

 ジェイドは肉の串焼きを一本、ピアナに渡した。

「美味しそう…これ、どうやって食べるの?」

「こうやって食べるんだよ」

 ジェイドは串に刺さる肉にかぶりついた。ピアナも恐る恐るかぶりつく。

「美味しい!」

 ピアナがそう言って笑った。花がこぼれるようなその笑顔にジェイドの胸がほんわかする。

「ラジールもこの串焼き、好きなんだ。初めて食べた時、君みたいにどうやって食べるのか聞いてきたよ」

「ラジールったら、王子のくせにこんな美味しいものをこっそり食べてたのね」

「ピアナ様、これも美味しいんだ、どうぞ」

 ジェイドはそう言ってクレープを渡す。

「ジェイド様、今の私は平民だから…その、様はいらないわ」

「…そうか、じゃあ俺もジェイドでいいよ、ピアナ」

 ジェイドの笑顔にピアナは心臓がドキドキとうるさいのに気が付いた。

「…これ、とても美味しいわ。クレープかしら?」

「うん」

「こんな手で持って食べられるクレープなんて初めてだわ」

「ああ、ラジールも言ってた。君たちはクレープをわざわざナイフとフォークで食べるんだろ?」

「ええ、そうよ。でもこっちのほうが温かくて美味しいわ」

「それは良かった」

 ジェイドは再びピアナを連れて歩き出した。広場の女神の像、大道芸、そして願いが叶う噴水に案内した。

「この噴水の泉に願い事を考えながらコインを投げるんだ。水中にある皿の上にコインが落ちれば願いが叶う。その皿に入らなければ願いは叶わないんだ。ま、迷信だけど、やってみる?」

「うん」

 気軽にピアナはそう言ってみたが、いざとなると少し勇気がいる。

__嫁ぎ先の国が平和で、王が優しい人でありますように。

 ピアナがそう願い、コインを水の中に投げ入れた。水の抵抗でコインはひらひらとしながら水の中に落ちていく。

「あ…」

 コインは皿にかすり、泉の底に落ちてしまった。ピアナはそれを見て小さくため息を吐いた。

「迷信だよ。じゃ、俺も」

 ジェイドはそう言ってコインを投げ入れた。

「ピアナが幸せになりますように」

「!」

 ピアナはびっくりしてジェイドを見た。ジェイドはニコッと笑ってコインを指さす。コインはひらひらと舞いながら皿の上にしっかりと乗った。

「乗ったわ!」

「うん。迷信だけど、信じるよ」

「あリがとう、ジェイド」

 ピアナの笑顔にジェイドは満たされたような気持ちになった。

 二人は噴水の縁に座り、アイスクリームを食べる。

「…ねえ、どうしてあの時、名前も言わずにいなくなったの?」

 ピアナはジェイドに尋ねた。

「ん、まだ俺は騎士学校の生徒で騎士じゃない。許可なく剣を抜くのは罰せられるんだ。平民は剣を持つのに許可がいるしね」

「そうだったのね」

「魔法で小さくしてるからバレないけど」

 ジェイドはそう言って胸ポケットから五センチほどの剣を見せた。

「まぁ、こんなに小さくできるのね。すごいわ…ジェイドって、色んな魔法が使えるのね」

「まぁ、得意なほうかもね」

「羨ましいわ。私なんて王族の血が入ってるのに大した魔法なんか使えないわ」

「どんな魔法?」

「…これよ」

 ピアナは手のひらからホワンとした黄色い光を出した。

「?」

 その光をジェイドに差し出す。

「!」

 甘酸っぱい、爽やかな花の香りがした。その香りを吸い込むとジェイドは身体が温かくなる気がした。

「いい香りだ…」

「フリージアの香りよ。花の香りを出すだけの魔法。何の役にも立たないから、私はお父様からも言われるの。お前の役目は外交だって」

「外交?」

「要するに外国に嫁ぐ駒よ。仕方ないわ、私はそれくらいしか、この国のためにできることはないんだもの」

 ピアナは苦笑する。

「…私もあなたみたいに誰かを守れる魔法だったら良かったのに」

「君は守ってたじゃないか」

「?」

「侍女が馬車の車輪で動けないのを、必死に助けようと馬車を押してた。それに、侍女を庇ってただろ?」

「あれは…咄嗟に」

「勇気あるなって思ったんだ。貴族なのに、あの状況で侍女を庇うなんて」

「…」

「…俺は君の魔法、好きだよ。なんか、癒された」

 ジェイドはそう言って胸に手を当てた。ピアナは顔を赤くする。

「ジェイドって変わってるのね」

「ピアナもね。あんなゴロツキに短剣を突き出す令嬢は初めて見たよ」

「もう、ジェイドったら。ラジールには内緒よ?」

「ああ、わかった。…そろそろ戻ろうか」

「ええ、そうね」


 二人は手をつなぎ、王城へと歩いた。城の前には門番が二人いる。

「どうやって入るつもり?」

「考えてなかったわ。ドレスはお城の控室にあるの」

「その平民の格好じゃ入れてもらえないよ?」

「仕方ないわ、お父様に怒られるだけよ」

「厳しいんだろ?君の父上は」

「ええ、でも大丈夫よ」

「ん…じゃあ、とっておきの魔法を使ってあげるよ」

「?」

「ピアナ、そっちの手も貸して、目を閉じて」

 ジェイドはピアナと向かい合って両手をつなぎ、小さな声で呪文を唱えた。

「!」

 身体がフワッと浮いたかと思うと、急に身体が感じる温度が変わった。

「ジェイド?あれ、ピアナ?」

 ラジールの声にピアナは目を開けた。そこはラジールの部屋だった。

「空間移動で城の中に移動したんだ。まだ二キロくらいしか無理だけど、知り合いの心繋を辿って移動できる」

「すごいわ!ジェイド!」

「待て待て、これ、どう言う状況?!」

 混乱するラジールに二人は事情を話した。

「へぇ。俺もパーティなんかより、そっちに行きたかったな」

「パーティもサボってるじゃないか」

「ああ。だって面倒くさい奴らばっかりだ。お前はすぐ帰るし、ピアナは見当たらないし」

「ドレスに着替えて会場に戻らなきゃ…お父様にはなんて言おうかしら…」

「具合が悪くなって、俺の部屋で休んでたことにしとこう。ジェイドはどうする?」

「俺はもう帰るよ。あとは任せた、ラジール」

「ああ、大丈夫だ」

「ジェイド…今日はありがとう。とても…ううん、今まで生きてきた中で一番楽しかったわ。いい思い出になった」

 ピアナはそう言って微笑んだ。これから待つ未来に覚悟を決めた笑顔だった。

「ああ、俺も楽しかったよ」

 ジェイドの笑顔にピアナは頬を赤くした。ジェイドが部屋から出ていくと、ピアナはラジールに言った。

「私、今夜のことは一生忘れないわ」

 そう言ったピアナの表情は少し切なそうに見えた。













 

 

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