二十一 授業内容
水が授業の承諾を受け、三日が経った、、
水がキラメスに対して、基礎的な「治癒魔術」を教える、、
授業を見ながら、リティアと教皇が話していた、、
そして、授業を終え、話をしていた四人の耳に轟音が届く、、
それから三日が経った、、
教皇の娘キラメスは水から「治癒魔術」を習っていた、、
「くっ、、!!うぅ、、」
「いいね、、弱々しいけどきちんと淡い光が包んでるよ、、そのまま、、」
「す、、水先生、、!!こ、、これ、、きついです!!」
「そうだね、、治療はとっても難しいものだ、、人の体は魔力だけでは治せない、だから、専門的だけど重宝させるんだよ、、」
「そ、、それは、、何度も聞いているのでわかりますけれども!!それにしても、、これはきつすぎですよ!!」
「そうだね、、頑張れ~、、」
そんな光景を見ながら、教皇とリティアが言葉を交わしていた、、
「いいんですかね、、水さんに教えてもらって、、」
「いいのではないのですか?自分から言ったのですから。」
「それでも、、」
「それに、治療のスペシャリストである、あなた達では基礎的なものを教えるのは苦手ではないのですか?」
「、、そうなんですよね、、お恥ずかしいことに我々聖職者は、神に認められてからは意識的にはなく、無意識的に使えるようになるので他人に教えるのは苦手なのですよ、、」
「神に認められるというのも大変なのですね。」
「えぇ、、ですが、とても誇らしいことです、、」
「そうですか。」
「ていうか!!水先生もやってみてくださいよ!!」
「ん?私が?」
「そうですよ!!母上の治療も、司教や司祭の治療は見たことありますが!!水先生の治療は見たことありません!!」
「それはそうでしょ、、だって怪我人はいないし、ここには私よりも先に処置ができる設備が整っているんだから、、」
「え~、、なら母上と水先生はどっちが「治癒魔術」をうまく扱えるのですか?」
「それなら、、現役の教皇ちゃんかな?さすがに勝てないよ、、」
「そうなんですね、、」
「まぁね、でも、教皇ちゃん以外には負けないかな?欠損した四肢ぐらいなら簡単に治せるしよ、、」
「それは、、すごいですね、、それができるのは母上と司教の中でもほんの一握りですものね、、」
「そうだね、、さぁ、休憩は終わったよ、、」
「えぇ、、もう少し休憩したかったのですが、、」
「継続的な練習が上達する一番の近道だよ、、」
水が説得し、キラメスが「治癒魔術」の練習を再開する、、
「今のお話は本当ですか?」
「えぇ、現役ですので負けませんよ、、と言いたいのですが、、私が行使する「治癒魔術」は人間に対しては絶大な効力ですが、魔獣や動物には効果が少ないのです、、」
「なるほど、つまり、人間用の「治癒魔術」ということですね。」
「えぇ、ですので、本来の「治癒魔術」では、私は水さんの足元にも届かないのです。」
「そうですか、では、水様に教えを乞うてみれば?」
「それもいいかもしれません、ですが、立場と時間的に難しいでしょ、、本当に娘がうらやましい限りです。」
「ふふふ、そうですか。」
そうして、水とキラメスの授業時間が終わった、、
「今日はこれで終わり、、お疲れ様、、」
「お、、お疲れ様です、、水先生、、」
「お疲れ様、どう?とっても勉強になってる?キラメス。」
「母上!!はい、とっても、、ですが、時折自分の実力に落胆します、、」
「あはは!!それなら大丈夫よ!!水さんは私たち程度では、図れないお人ですから。」
「そうですか、、」
「お疲れ様です、水様。」
「ん?いたの?リティア、、」
「えぇ、教皇様と少しお話をして、授業を見ていました。」
「そう、、それでリティアはキラメスのことをどう見る?」
「そうですね、筋はいいのですが基礎がまだまだ甘いですね。」
「やっぱりそうだよね、、ま、これからもっと上達するでしょ、、」
「そうですね。」
四人がそれぞれ会話をしていると、街の方から轟音が鳴る、、
それにいち早く気づいたのは、水であった、、
「、、っ!?何の音!!」
「、、わ、、わかりません、、ですが、嫌な感じがします。」
「それなら、、」
すると水が街に向かって走っていく、、
それについていくようにリティア達が走っていく、、
「、、リティア!!私は先に原因を探す!!その間に周りの人の治療を!!」
「わかりました!!水様もお気をつけて!!」
そうして、四人はそれぞれのために分かれる、、
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