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転生したら(公社)魔法協会附属鍼灸院の院長になった  作者: MC sinq-c
第一章 ボッカイの戦い編
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魔法使いと魔術使いたち

「私は行動によって証明してきました。魔術使いも信用に足る者がいるということを」

「……カイル、キサマ何を言っている?」

「時には信頼を得るため同胞たる魔術使いを利用し」 


 チラリとパシーを見やる。


「時には異世界人に真実を話せずにいた」


 俺の方をカイルはじっと見つめている。


「ふう……カイル、カイル、それ以上はもう良い。今までの事は不問にする、キサマのいう通り魔術使いどもの処刑は考慮しよう」

「魔術賠償責任保険」

「え?」


 それって魔法協会入会のメリットの?


「いい加減にせんか! 戯言は止めろ! コイツらの始末が終われば、いずれキサマを魔術使いたちの王にしてやろうではないか、奴らを使役する機会を与えてやろう」 


 オオカワの言葉には耳を貸さずに、カイルは俺を見つめ続けている。


「魔術使いを助けてくださいますか? 杉山副会長」


 オオカワが何かを喚き散らしているが雑音は誰の耳にも届かない。


「ああ、もちろん。当会の会長は今、ご乱心中だが会員は必ず守る。それが公社の務めだからな」 


 カイルは少しだけ微笑むと右手の水晶玉を握りつぶした。


「!! ……かいる……きさ……うら」 


 ノイズだらけのオオカワの姿が砂嵐となり掻き消えた。


「今日一番の働きだぜカイルさん! うるせぇジジイが消えたからな」

「カイルさん、ありがとう!」

「そんなの良いからASAPよ、カイルは火の魔術を五芒星の右上よ」

「アニキー! シドウさまが!!」


 ンドルの声で気が付くとカヤが既にイナズマを放っていた。

 くっそぉ、ここまでか。


「させない!」


 イナズマと俺たちの間にカイゼルが割り込んだ。

 朱雀との激闘を表すかのように頭部の外装が無く、鎧の所々がバーストするように内部の機械が露出していた。

 満身創痍の中、ピリスが叫ぶ、


「今だ!」 


 その言葉を合図に、パシーが、アカネが、ンドルが、カイルが、魔法と魔術を放った。

 木火土水の力が五芒星の闇を祓う。


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