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一話

初めて書かさせていただきます。暖かいコメントお待ちしています。

自分の一生は短かったと思う。


日本のそれなりの街に生まれた自分は優しい家族の元過ごしていた。高校では地域の中だと1番の偏差値のところに行き、成績も真ん中だった。ただ、この高校に不満があるとするなら立地の悪さだ。小高い山の中腹ぐらいの位置にあり、電車どころかバスも通っていない。なので、いつも自分は雨の日は傘で登校していた。


「じゃあお母さん行ってきます!」

「はーい、今日雨だから気をつけるのよ」

「もう、私高校生なんだから!」


そう言ってお母さんと会話した後土砂降りの中出ていった。これが最後の会話だとは知らず、


「いっつもお母さんは過保護なんだから」


そう言って歩き出して10分ほど経ってようやく山の麓が見えて来た。


「このお母さんからもらった傘凄くかっこいいな」


そう言ってみたのは宇宙のような何もない空間に見えるデザインだった。そしてそのまま車道を歩いていると、


「おい!危ないぞ!」


隣の民家にいたおじさんが何か言っている。そう思った瞬間

ビィビィビィーー!


そこで意識が飛んだ、そして察した。もう死んでしまったんだ。短かったな、、


「・・ーい・・お・い・おい!」

「わっ!なんだよ今寝てるんだよ」

「それどころじゃないんだよお前!」

「なによ、ふぁぁ〜あ〜眠いからもう一度、、」

「だからそれどこらじゃないって言ってんだろ!」と頬をつねる。

「いっったー!ほんと何!要件だけ言ってよ!」

「お前本当にわかんないのか?お前は死んで今ここにいるんだいよ!」

「・・何言ってんの?大丈夫?うん、まって、、ああ、確かに死んでたね」

「ようやくか、まあいい。それで本題だが、うちの部下がな、その、、手違いでお前さんを殺してしまったんだよ」

「うんそれ酷くない?」

「本当にすまなかった、なので代わりといってもなんだが、いってみないか?剣と魔法の世界に」

「うん、やることないし行こうかな」

「ありがたい、それで流石にそのままなのも悪いからある程度のサポートをつけておくよ」

「うん、いいね。あのさ、今更なんだけどさあなたって神様ってことでOK?」

「いかにも、我は武器の神 ステルク=アルミスだ」

「ああ武器の神なんだ」

「そうだとも、では先ほど言ったサポートについて説明するぞ」


内容はこんな感じだった

・その世界の言葉、文字を扱えるようになる

・アイテムボックス、ステータスをつける

・身分証をこちらで作れる 最低限の持ち物をプレゼント

・全ての武器が扱えるようになる

・前世で好きだったものを持ってこれる


「やはり我は武器の神なんでね、こんな感じでどうだ」

「うん、ありがとう。けどこの持ってこれる物ってなんだもいいの?」

「まあ、いいが武器などは持ってないだろうし、スマホなどの一気に世界が変わってしまうものは無しにさせてもらおう。しかし自分が知っている知識なら存分に使って良いぞ」

「OKOK、じゃあ持っている好きなものを武器にすることはできる?」

「うむ、それなら構わぬぞ。我が武器にしてやろうぞ」

「ありがとうございます」

「うむ、そうだ最後に説明するが、お主は輪廻転生ではなく他の日本人と一緒に召喚されたことにさせてもらう」

「いいけど大丈夫?巻き込まれとして追放されない?」

「そこは安心してほしい。なんせ召喚するのは聖王国の聖者召喚だからな」

「話が追いつかないんだけど」

「まあつまりはその国は召喚された人たちを敬うからな」

「同じく召喚される人たちってどんな人?」

「それぞれ別の高校の人間だ。聖剣、聖女、聖弓の三名じゃな」

「それだと私どうなるの」

「うむ、さっき言った話で言うと、選んだ好きな武器で聖◯となるであろう」

「えぇ、どうしよう。あ!そうだ」

「決まったかの」

「私がもらった傘にする!」

「ああ、あの死んだ時にあった黒い傘か、わかった武器にしておこう」

「ありがとう」

「うむ、それよりお主の自我が薄くなってきとるのう、召喚された時に強くさせておこう」

「ありがとう」

「ではいってくるが良いぞ、聖傘!」


こうして彼女は穴の中に落ちたように意識を失った。


良い評価、いい意見お待ちしています。次の話は3月15までには、、

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