プロローグ。どーしてこーなった?
高校生活。皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
学業、恋愛、部活、旅行、学園祭…………とまぁ色々あるだろう。
そんな選択肢がある中、俺の選んだ物は"厨ニ病プレイ"だった。
何故そんな選択肢になったかと言えば、小中の学校生活が起因する。
小学校、新しい生活にワクワクしながら入ったものの、自分の"瞳"のせいで異物扱い。ぶっちゃけ仲間はずれにされていた。
そんな小学校生活を乗り切り迎えた中学校。今度は仲間はずれにされまいと両眼を長い前髪で隠して入学式を迎え……………中学校に馴染むことはなかった。クラスの男子からは陰キャと罵られ、クラスの女子からはキモオタ扱い。
ぶっちゃけイジメられていた。
そこで俺は考えたのだ。
『両眼出してると駄目で両眼隠しても駄目……………つまり片方出せばいいんじゃね?』と。
しかし俺は思ったのだ。経験則として、片眼隠しているやつは厨ニ病扱いになる、と。しかし逆に考えるならば、本当に厨ニ病となれば関係ない。むしろクラスのお調子者という立ち位置になるのでは、と考え迎えた高校生活。
現在はと言うと…………………
「おはようございますボス!今日も凛々しい御姿で御座います!」
「あ、あぁ。よき朝であるな白石よ」
「おはようございます兄貴!今日もめちゃくちゃキマってますね!」
「そ、そうだな。おはよう。蔵屋敷」
「お、おはようございます親分!今日もとてもカッコイイです!」
「あ、うん。おはよう桃音」
「ボンジュール、ミスター灼夜。今日もフルーティーな香りだね☆」
「ぼ、ボンジュール湯崎。お前も輝いてるな…………うん」
どうしてこうなったのだろうか。
書いてたやつ。かなり昔に。埋もれてたから投稿します