表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

声劇用台本*男とちょろい

作者: テンスト

男とちょろい


キャラクター説明 (比率)3:1:0



八代ヤシロ スバル 17歳 高校二年生



あだ名→ハッチ。運動神経の良いイケメン



黒羽クロバ 京介キョウスケ 17歳 高校二年生



あだ名→クロ。勉強のできるイケメン



牛島ウシジマ 千代丸チヨマル 17歳 高校二年生



あだ名→もーちゃん。料理が得意なイケメン



木島キジマ カン17歳 高校二年生



この子のみ他校生。かわいい女の子





【キャスト】


ハッチ ♂:

クロ ♂:

もーちゃん ♂:

柑 ♀:







ハッチ「まず同じクラスの佐々木と村田だろ?んでB組の滝川にC組の田中と綾瀬」




クロ「ほう?あの堅物委員長、綾瀬を落としたのか?」




もーちゃん「ハッチ君すごーい」




ハッチ「まぁ俺様にかかれば、ざっとこんなもんだな。んで、クロはどうだった?」




クロ「俺は3-Aの皆本さん、雨宮さん。3-Bの近藤さん、元木さん、四ノ宮さんだな。」




もーちゃん「え?四ノ宮さんってあの生徒会長の?」




ハッチ「やるなぁクロ。てか全員年上なのな」




クロ「ハッチが同学年を狙うのは予想がついたからな。それで最後はもーちゃんだな」




もーちゃん「えとね、桃華ちゃんでしょ、歩美ちゃんでしょ、結衣ちゃんでしょ、千尋ちゃんでしょ、そして咲子ちゃん!」




ハッチ「知らねー名前ばっかりだな。話の流れ的に全員1年か?」




もーちゃん「んっとね、咲子ちゃん以外は1年生だよ」




クロ「となると2年生に《咲子》という名前の女子はいないはずだから、3年生か」




もーちゃん「ううん、違うよ」




ハッチ「はぁ?おいもーちゃん。ルール覚えてるか?他校は禁止で、うちの学校内で何股まで掛けれるかって勝負だそ?」




もーちゃん「破ってないよ!」




クロ「、、、、、、!まさか」




ハッチ「どうしたクロ?」




クロ「、、、、、、吉本咲子」




ハッチ「誰だそいつ?聞いたことねーなぁ」




もーちゃん「保健室の先生だよ」




ハッチ「はぁ!?お前っ確かに《生徒》とは限定してなかったが、、、、、、はぁ?」




もーちゃん「あははは、面白い顔ー」




クロ「ふむ、まぁルール違反ではないな」




もーちゃん「わーい。でも困ったね、まさか全員五股なんて、どんだけ僕達仲良しなんだろう(笑う)」




ハッチ「言われてみりゃー全員五股だな。」




クロ「ふむ、五股だな」




もーちゃん「でも楽しかったからいいか」




クロ「ふむ、そうだな」




ハッチ「いーや、筑前としない」




クロ「、、、、、、もしかして釈然としない、と言いたかったのか?」




ハッチ「勝負には常に勝者がいて敗者がいるもの、、、、、、いざ尋常に勝負!」




もーちゃん「えーまた何股掛けれるかやるの?僕もう飽きたー」




ハッチ「飽きただと?」




クロ「俺はそろそろ勉強があるので失礼する」




もーちゃん「え?、、、、、、じゃぁ僕もー、うーんと勉強があるのて失礼するー」




ハッチ「おいちょっと待てよ!お前ら勉強と勝負どっちが大事なんだ!?そしてもーちゃんは帰っても勉強しないだろ?」




もーちゃん「ギクッ」




クロ「はぁ。どちらが大事かと聞かれれば、勿論勉強の方が大事だが」




ハッチ「おい!」




クロ「ハッチの言う通り引き分けのままというのも後味が悪い。いいだろう。もうひと勝負付き合ってやろう」




ハッチ「流石クロ!心の友よー」




もーちゃん「で、ジャイアン。何で勝負するの?」




ハッチ「人を映画の時だけ優しくなるガキ大将で呼ぶな、、、、、、うーん、そだな。クロ!なんかない?」




もーちゃん「困った時のクロ君だのみ(笑う)」




クロ「、、、、、、3人で同じ女子を口説き、3人のうち誰が選ばれるか?なんてどうだ?」




ハッチ「、、、、、、ほう。それはなかなか面白そうだな。よし!それにしよう」




もーちゃん『3人とも選ばれなかったらやだなー。ま、いっか』「よし、やろう!んで、どの子を狙うの?」




ハッチ「そうだなぁ。うちの学生だと、何股掛けれるかで美少女はあらかた落としちゃったしなぁ」




もーちゃん「となると他校ってことになるね」




クロ「そうだな。3人とも面識のないフリーの子を探さないとな」




ハッチ「別に彼氏いても、ぶんどればいいだろ?」




もーちゃん「ハッチ君だいたーん」




クロ「はぁ。他校の友人にきいてみるが、もし誰か気になる奴がいたら報告ということで」




ハッチ「おう」




もーちゃん「りょうかーい」











もーちゃん「今日のみずがめ座の運勢わーっと、、、、、、やった!1位だ!(笑う)えーと、今日のラッキーグルメは、、、、、、広東麺カントンメン、、、、、、あんかけ焼きそばでいっか」




柑「うーん」




もーちゃん「ん?可愛い女の子発見!ねえねえ、大根見ながら悩んでどうしたの?」




柑「え!?私ですか?」




もーちゃん「君しかいないよ?」




柑「え?そ、そうですね(笑う)あ、あの、ママ、あっ、、、、、、お母さんに大根おろし買ってきてって言われたんですけど」




もーちゃん「大根おろし?大根じゃなくて?」




柑「は、はい。それで探していたんですけど見つからなくて」




もーちゃん「そーなんだ。はい、こっちおいで」




柑「え?ええ??」




もーちゃん「はーい。ここだよ」




柑「え?あ!野菜コーナーじゃなくて油揚げやお豆腐のコーナーにあったんですね」




もーちゃん「そーだよ」




柑「ありがとうございます」




もーちゃん「いーえ。それ桜高校の制服だよね?君名前は?」




柑「え?木島柑です」




もーちゃん「柑ちゃんか!可愛い名前だね!」




柑「あ、ありがとうございます」




もーちゃん「僕はね、牛島千代丸。ちー君とか、牛だからもーちゃんってよく呼ばれるんだ」



柑「もーちゃんですか、(笑う)可愛いですね」




もーちゃん「そう?じゃあぜひそう呼んでね」




柑「は、はい」




もーちゃん「柑ちゃんはお料理はよくするの?」




柑「い、いえ。できるようにはなりたいと思ってはいるのですが、なかなか」




もーちゃん「そーなんだ。それじゃあ僕でよかったら教えてあげよっか?」




柑「え!?そ、そんな悪いですよ」




もーちゃん「悪くないよ。僕作るのも食べるのも大好きでね。将来はコックさんになるのが夢なんだよねー。で誰かに教えたらその分自分も覚えられるからさ。柑ちゃんも僕もウィンウィン!ね?」




柑「そ、、、、、、そんな気がしてきました」




もーちゃん「よし、決まり!それじゃあ今度連絡するからLINE教えて?」




柑「は、はい」










もーちゃん「、、、、、、って言うことがあってねー。いやぁ可愛い子だっなぁ。あの子を落としたいな!って思ったけど3人とも知らない子じゃないとフェアじゃないよね?」




ハッチ「、、、、、、おいもーちゃん。今木島柑って言ったか?」




もーちゃん「え?うん。言ったよ」




クロ「、、、、、、LINEのアイコンがサンリオキャラクター、キキララのか?」




もーちゃん「あれ?僕そこまで言ったっけ?」




ハッチ「俺昨日木島に出会ったぞ!ゲーセンで!」




クロ「俺もコンビニで」




もーちゃん「ええええええええええ!、、、、、、ってか2人とも偶然知り合って、LINE聞いたの?」




ハッチ「あぁ」




クロ「当然だな」




もーちゃん「僕が言えた義理じゃないけど、どうしょうもないね」




ハッチ「って事は全員が全員、木島と面識があるってことだな?」




クロ「そうなるな」




もーちゃん「となると今回の対決内容は《誰が一番に柑ちゃんを落とすか?》って事?」




ハッチ「エサクタ!っつーわけで、お前ら、勝つのは俺だからな?」




クロ「ふん、全員が全員自信がなければ成り立たない勝負、面白い。必ず勝つ」




もーちゃん「僕だって負けないんだからなー!」












柑「す、すみません黒羽さん。お待たせしました」




クロ「大丈夫、少し前に来たところだから」




柑「今日はお世話になります」




クロ「いいよ、俺塾とか行ってないからさ。なかなか他校生と一緒に勉強なんてする機会ないし」




柑「私が一方的に教わるだけにならにゃきゃ、、、、、、ならなきゃいいんですけど」




クロ「(笑う)その時は何かお礼でもしてもらうかな?、、、、、、子猫ちゃん」




柑「も、もう!からかわないでください!」




クロ『木島柑との図書館デートに誘うことに成功した俺は、数学が苦手だという彼女に勉強を教えるのであった』




クロ「、、、、、、それで、このXにここの数字を代入すると」




柑「わぁ!解けた!凄いです黒羽さん」




クロ「解いたのは君じゃないか」




柑「黒羽さんの教え方がいいからですよ!うちの先生よりもわかり易かったです!」




クロ「(笑う)そんなことは無いだろう」




柑「もう、ホントですってば」




クロ『ふむ、なかなかいい雰囲気だな。ここで頭を撫でて、、、、、、』




柑「あっ、、、、、、うぅ////」




クロ「そんなに褒めても何も出ないぞ?」




柑「そ、そんなつもりで言ったんじゃ」




クロ『なかなか可愛い顔をするな、このまま強引にいってしまうか?いや、焦るのは良くない。今日はこのまま』




クロ「、、、、、、ほらあと3分の1くらい残ってる。これを片付けたら、なにか甘いものでも食べに行こうか?」




柑「甘いもの!よし、頑張るぞー!」









ハッチ「(鼻歌)」




クロ「なんだハッチ、随分ゴキゲンじゃないか?」




ハッチ「ん?そういうクロもなんだか機嫌が良さそうだな?」




クロ「ん?俺はいつもと変わらんだろ?」




ハッチ「無駄に付き合い長いからな、なんとなく分かるんだよ」




クロ「、、、、、、そういうものか」




もーちゃん「そういうもんだ!」




ハッチ「うおっ!もーちゃんいつの間に!?」




もーちゃん「(笑う)お二人さん、機嫌がいいところ悪いけど、僕は今週末に落とせそうだよー」




ハッチ「なっ!?」




クロ「!?」




もーちゃん「(笑う)それじゃあ今日は部活があるから、まったねー。今日は何作ろうかなー」




クロ『もーちゃん、そんなに自信があるのか?いや、俺もかなりの好印象、図書館後の会話もかなり好印象だったし、次のデートで落とせるはず』




ハッチ『マジかよ、この前のカラオケめちゃくちゃ盛り上がったのに、、、、、、畜生こうなりゃ攻めて攻めて攻めまくるしかねぇ!』










ハッチ「ごめん、まった?」




柑「い、いえ私も今来たところです」




ハッチ「それじゃあ行こっか?」




柑「はい!あー、ボウリングなんて久々だなぁ」




ハッチ「俺も小学生の時が最後かも」




柑「えぇ!そんなに前なんですか!?」




ハッチ「うん、なかなかやる機会がなかったんだよなぁ。だから木島に「どこ行きたい?」って聞いた時「ボウリング」って返ってきて嬉しかったよ。久々に出来るーってね」




柑「そうだったんですか。私は言っても半年ぶりくらいですかね」




ハッチ「そうなんだ」




柑「はい。スコアどれ位出るかな?」




ハッチ「前はいくつだったんだ?」




柑「うろ覚えですけど、110くらいだったかと」




ハッチ「、、、、、、それって高いの?低いの?」




柑「、、、、、、私もよくわかりません」




ハッチ「(笑う)」




柑「(笑う)」




ハッチ「それじゃあ勝った方が負けた方になんでも一つ、命令できるということで」




柑「ええええええええええ!?」










ハッチ「、、、、、、ギリギリ100は超えたけど」




柑「やったー!勝った!」




ハッチ「参りました」




柑「えへへー」




ハッチ「それではお嬢様」




柑「え?お、お嬢様?」




ハッチ「なんなりとお申し付け下さい」




柑「どうしました?頭でも打ちましたか?」




ハッチ「何でだよ!なんでも言うこと聞くって言ったろ!」




柑「あぁ!楽しくてすっかり忘れてました」




ハッチ「ったく、頼むぜ?お姫様」




柑「それ、恥ずかしいんでやめてください///」




ハッチ「赤くなってる。可愛い」




柑「もう!勝ったのは私なんですからね!」




ハッチ「はいはい。んで?」




柑「そうですね、、、、、、はい。決まりました」




ハッチ「どうぞ何なりと」



柑「もう1ゲーム、付き合ってください」








ハッチ「、、、、、、勝った」




柑「凄い、、、、、、160!?」




ハッチ「1ゲーム目でコツは掴んだからな。このくらい楽勝よ!」




柑「あぁ悔しい!でも凄いです。おめでとうございます」




ハッチ「ふー、いい汗かいたぜ。このあと予定あるんだよな?」




柑「あ、はい。私はまた駅へ戻ります」




ハッチ「そっか、じゃあ駅まで送るよ」




柑「え?そんな、悪いですよ」




ハッチ「俺がもう少し一緒にいたいから言ってんだよ」




柑「あ、、、、、、はい///」




ハッチ「んじゃ行くぞ」








柑「今日は楽しかったです。ありがとうございました」




ハッチ「俺も楽しかったよ。木島にも勝てたし」




柑「そんなに私に勝ちたかったんですか?」




ハッチ「あぁ、勝ちたかったね。だって、、、、、、なんでも命令できるから」




柑「え?えええええ!?」




ハッチ「さーて、何命令しよっかなー?」




柑「あわわ、もう1ゲームなんて言わなきゃよかった!」




ハッチ「(笑う)」




柑「、、、、、、良いですよ?どうぞなんなりとお申し付けてください!」




ハッチ「、、、、、、なぁ木島?今日楽しかったか?」




柑「え?それはもちろん、楽しかったですよ?」




ハッチ「この前のカラオケは?」




柑「楽しかったです。八代さん歌お上手で、また聴きたいなぁ」




ハッチ「俺も、柑と一緒で楽しかったよ」




柑「え?は、はい。」




ハッチ「俺、柑の事好きになったから」




柑「、、、、、、え?ええ?」




ハッチ「柑、俺と付き合えよ?それが俺の命令」




柑「、、、、、、」




ハッチ「、、、、、、」




柑「、、、、、、私なんかでいいんですか?」




ハッチ「お前だからいいんだよ」




柑「、、、、、、あ、あの」



ハッチ「ん?」




柑「私の方こそ、よろしくお願い致します」




ハッチ『よっしゃ勝ったああああああああああ!、、、、、、

にしてもこいつ本当に可愛いな』「なぁ今日もう少し一緒にいれないの?」




柑「あ、ごめんなさい。私もやしろ、(笑う)スバル君ともっと一緒にいたいんだけど、どうしても外せない用事が」




ハッチ「そっか」




柑「ごめんね?」




ハッチ「、、、、、、いいよ。あぁ、もう駅に着いちゃった」




柑「本当だ」




ハッチ「柑、またね(おでこにキス)」




柑「あ///うん。またね、スバル君!」








ハッチ「(鼻歌)俺にかかれば楽勝だぜ!あーなんか罰ゲーム設けとけばよかった。今からでも間に合うか?、、、、、、おっ!あそこにいるのはクロ!よーしからかってやろう。くうううろおおお!はっははー!残念だったな」




クロ「おぉ!ハッチ!残念だったな!」




ハッチ「は?」




クロ「ん?」




もーちゃん「やぁやぁお二人共お揃いで!いやぁ残念だったね!あーモテる男は困るなぁ!」




ハッチ「は?」




クロ「ん?」




もーちゃん「あれ?」








柑「えぇ?朋美も円香もたった五股?少ないわねぇ。アタシ?アタシはねぇ、、、、、、八股♡

 はーいアタシの1人勝ち。え?あぁなんか少し前、急に他校生3人から声かけられてね、

 ちょっとカワイコぶったらソッコーで落ちたわ(笑う)あー男ってちょろいわー」

【作品利用】

 動画や生放送で使用する際は下記までご連絡ください。

事後報告で構いません

https://twitter.com/EdR11103

-------------------------------------------------------------------------------------

【あとがき】

 テンスト(作者)は生まれてから今まで、色んなアニメ、ドラマ、漫画、小説を視聴してきました。

なのでそれらの影響を受け、パクリ…オマージュ…リスペクトが作品に組み込まれている場合があります、御了承ください。

そして誤字、脱字、衍字があったらすみません。

ここまで台本を読んでいただいた方、演じていただいた方、有難うございましたm(__)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] こんばんは、はじめまして。 バーチャルyoutuberのうさみと申します。 テンストさんの台本をもとに声劇をやらせて頂きたく、ご連絡致しました。youtubeでライブ配信させて頂きたいので…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ