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夢千夜  作者: 西野了
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ゴジラ映画を観に行ったら自動販売機の缶コーヒーを7個買わされた

「ゴジラ-1.0」を観に行った。会場は田舎の体育館なので古くてオンボロなのだ。だけど観客は収容人数の8割がた入っていて、なかなかの盛況ぶりである。みんなゴジラを観たいのかな。

 僕はトイレに行きたくなって会場をウロウロでいていると、女子トイレが無茶苦茶混んでいるのを発見した。人気スィーツ店の行列待ちか!?と思うくらい並んでいるのである。(女の人は大変だなぁ。今日は冷えるのかな?でもよく礼儀正しく並んでいるものだ)と僕は深く感心してしまった。

 僕は男子トイレを探して廊下をを歩いていると、知人のキモトさんに見つかってしまった。キモトさんは強引なところがあるので、僕は苦手なのだ、キモトさんは友達に缶コーヒーを買うので手伝ってくれと言う。僕はしぶしぶ自動販売機を探したが、埃の被った自動販売機が3台あった。そのうちの1台だけ役に立ちそうだ。キモトさんは「7個買ってくれ」と言って自分はお金を払わないつもりだ。僕は仕方ないので1000円札を1枚入れて7個缶コーヒーを買った。300円お釣りが出たので僕は慌ててお釣りをポケットの中に入れた。手に取った缶はホットコーヒーなので熱い。

 僕は相変わらずトイレに行きたかったので上映会場の外の廊下をウロウロした。昭和のレトロな薄汚れた廊下の端に男子トイレがあった。意外と広いトイレで見てみると小の方に一人立っていた。大の方はドアもなくおじさんが向こう向きに座っていた。幸い彼の裸のお尻は見えなかった。僕は諦めて上映会場へ戻って行って、男子トイレが空くのを待つことにした。

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