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さんぽみたいなそうさく

作者: 白夜いくと
掲載日:2026/04/22

 犬と一緒に散歩するとしたら。


 果たして犬は飼い主の思惑通りに動いてくれるだろうか。


 私は犬の散歩風景が『そうさく』そのものの風景に見えて仕方がない。


 先ず、犬はリールという軸の範囲で行動する。それがそうさくで言うところのプロットだ。しかし、それは犬という視点が動くと不規則にズレてゆく。


 マーキングの場所は同じでも、糞をする場所は違うかもしれない。


 道端の草花を噛んだり、声掛けをしてもらったり、犬同士吠え合ったり。


 毎日が新鮮な『さんぽ』という景色である。


 たまに、自分で帰るのが嫌でリールを引っ張っても一歩も動かない犬もいる。


 飼い主に持ち帰られる犬。


 そんな姿も愛らしい。


 この感覚が、そうさくにもある。


 例えば、キャラクターが脳内で勝手に暴走したかと思えば、急におとなしくなったり、勝手に新たな魔法や言葉をつくっていたり。


 全て脳内で起こっていることだが、そうさくに於いては、僅かながらにも愛着が湧くのだ。


 この文章も、思いのままに書いた。つまりは、取るに足らないものである。しかしながら、やはり自分で書いた文章は『かわいい』のだ。


 まるで犬と散歩してきたのと同じような愛着が湧く。それは変わらない。簡単に『失敗作』として削除できないのだ。


 わんわん。



 ※評価は要らないよ

過程でできた文章が愛おしく、不完全でありながら可愛い。もし私が頭のうちを完全に言葉に出来たなら、このサイトにはいないだろう。

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