さんぽみたいなそうさく
犬と一緒に散歩するとしたら。
果たして犬は飼い主の思惑通りに動いてくれるだろうか。
私は犬の散歩風景が『そうさく』そのものの風景に見えて仕方がない。
先ず、犬はリールという軸の範囲で行動する。それがそうさくで言うところのプロットだ。しかし、それは犬という視点が動くと不規則にズレてゆく。
マーキングの場所は同じでも、糞をする場所は違うかもしれない。
道端の草花を噛んだり、声掛けをしてもらったり、犬同士吠え合ったり。
毎日が新鮮な『さんぽ』という景色である。
たまに、自分で帰るのが嫌でリールを引っ張っても一歩も動かない犬もいる。
飼い主に持ち帰られる犬。
そんな姿も愛らしい。
この感覚が、そうさくにもある。
例えば、キャラクターが脳内で勝手に暴走したかと思えば、急におとなしくなったり、勝手に新たな魔法や言葉をつくっていたり。
全て脳内で起こっていることだが、そうさくに於いては、僅かながらにも愛着が湧くのだ。
この文章も、思いのままに書いた。つまりは、取るに足らないものである。しかしながら、やはり自分で書いた文章は『かわいい』のだ。
まるで犬と散歩してきたのと同じような愛着が湧く。それは変わらない。簡単に『失敗作』として削除できないのだ。
わんわん。
※評価は要らないよ
過程でできた文章が愛おしく、不完全でありながら可愛い。もし私が頭のうちを完全に言葉に出来たなら、このサイトにはいないだろう。




