35.
自分のステータスも確認したい。
ポイントが野放しのままだ。
早く振りたい。
何が起こるかわからないし。
久しぶりに自分のステータスを確認する。
イトウ トキヤ Lv22
HP :295
MP :496
STR :0 +15
VIT :10 +5
AGI :20 +15
DEX :0 +36
INT :55 +22
RES :10 +18
『ポイント』
STP :25
JP :28
SP :31
PSP :51
職業【コレクターLv7】
【爆弾魔Lv4】
固有能力:職業変更権限
『スキル』
・鑑定Lv1 ・コレクションLv4 ・アイテムボックスLv3
・施錠Lv1 ・解錠Lv2 ・爆弾作成Lv5 ・破壊工作Lv1
・塗装Lv1 ・接着Lv1 ・爆弾強化Lv5 ・爆弾改造Lv5
・逃走Lv1 ・隠蔽Lv2 ・潜伏Lv5
・集中Lv1 ・観察Lv1 ・夜目Lv3 ・索敵Lv1
・気配感知Lv2 ・魔力感知Lv2 ・敵意感知Lv2 ・危機感知Lv4
・気配遮断Lv1 ・魔力遮断Lv1
『パッシブスキル』
・HP増加Lv2 ・HP自動回復Lv2 ・肉体強化Lv5
・MP増加Lv7 ・MP自動回復Lv14 ・知力強化Lv6
・DEX増加Lv2 ・INT増加Lv5
・爆破耐性Lv1・麻痺耐性Lv2 ・毒耐性Lv2
・ストレス耐性Lv1 ・疾病耐性LvMAX
レベルが5も上がってた。
順調、順調。
オークの経験値はゴブリンよりは美味いみたいだな。
あれ?
JPポイントが28ある。
コレクターがLv10でカンストなら到達出来る。
もしカンストじゃないならキツイが上げてみるか。
どこかで少量の賭けをして勝たないと後々にしわ寄せが来る。
安全策を毎回取ってたら、結局はダメだ。
少しはリスキーな事をしないと。
前にLv5になった時はステータス画面整頓なんてあまり意味の無いものを持ってしまったがな。
今回は大丈夫だろう。
≪『コレクター』のLvが10になりました。≫
「………」
あれ?
終わりか?
嘘だろぁぁぁあああああ
≪早いです、少しは待ってください。≫
≪『コレクター』のLvがMAXになったので第3職業欄を開放します。≫
≪おまけ報告。ユナがパーティーメンバーに女性の名前が増えて部屋で怒っていたましたよ。では…≫
凄い報告をされてしまった。
てかあの人覗き見してたのかな?
ユナさんの事のインパクトが凄くて第3職業やったぁああ!!ってならない。
謎の感覚だ。
帰ったら怒られるのか?
いや、まてまて。
俺はそもそもユナさんの彼氏ではない。
つまり今のこの状況は浮気ではない。
つまりセーフなはずだ。
………わからん。
こればっかりは帰ってから雷が落ちるか落ちないかだ。
それで第3職業かぁぁ。
何選択しよ。
まずは何になれるか見るか。
【獲得可能職業一覧】
市民、無職、自宅警備員、ゲーマー、奴隷商、残虐者、無慈悲なる者、暗殺者、遊び人
密偵、助手、運び屋、冒険者、魔法士、火事場泥棒、空巣、狙撃手、交渉人、格闘家
かなり増えてた。
しかも物騒な名前の職業が半数もある。
俺の平和よ帰ってきてくれ。
狙撃手。
かなり魅力的だ。
だけど今の状態で。
夜間の長距離狙撃を成功出来るんだ。
これ以上、いるだろうか?
爆弾を強化すれば威力は上がるし。
候補ではあるが、優先度は低いな。
次に気になってたのが暗殺者だ。
まぁ狙撃も暗殺みたいな所あるけどさぁ。
近接戦が増える可能性があるなら有り難い。
それか隠密行動に磨きがかかるのは間違いないだろ。
近接戦があるかないか分からないが隠密行動を考えたら優先度は高い。
次に残虐者と無慈悲なる者。
この2つは試してみたいではある。
物騒な名前だけで弱いって事はないだろう。
興味深い。
この4つから決めよう。
ダメだ。
決まらん。
どれにしよう――――――――鉄砲う――――ん。
とかやったら暗殺者に決まった。
こんな決め方で良いのかわからんが。
これは賭けだ。
博打だ!
えい!
≪第3職業が『暗殺者』になりました。≫
≪『暗殺者』のスキルが増え、ステータスが上昇します。≫
≪スキル夜目Lv3を無くし、獲得して暗視のレベルを3にしました。≫
ぉぉ。
夜目の上位互換が来たと見るべきだ。
早速使って見よう。
おおおお。
真っ暗で自分の手すら見えなかったのに、見える。
ハッキリ見える。
満月の月明かりがあるぐらいには。
見えたら見えたで良いんだけど。
俺とユウカのこの状態はマズイと思う。
俺の左足に跨がって座っているユウカ。
それを俺は右足を曲げ。
ユウカを抑えるようにくっつけていて。
左手はユウカの上に置いてある。
これで右手もユウカの方に持っていけば完全に抱き枕のようになってしまう。
それにしても細い。
ダメだ。
このスキルは切ろう。
今は要らない。
でも凄く便利なスキルだな。
これは暗殺者正解かもしれない。
後は暗歩。
暗視の性能と同格ならこれも凄い効果のはずだ。
後は。
視覚遮断と生命遮断がある。
ここで問題なのが。
視覚遮断だ。
言葉のまま解釈するなら、俺は目が見えなくなるのか?
でも逆の捉え方をするなら。
魔力遮断は他の生物が俺の魔力を感じ取れなくなる。
そして魔力遮断してても魔力=MPは使える。
つまり。
視覚遮断は他人から俺が見えなくなる。
だけど俺の目はそのまま機能する。
って事になる。
何これ?
チートじゃね?
俺は早速暗視状態でこのスキルを使ってみる。
うん。
目は見えてる。
ハッキリ。
つまり仮説の段階だが。
これは俺が見えなくなるスキルだ。
他の解釈を俺は出来ない。
まぁ当たってるだろう。
良し。
レベルを上げよう。
レベル5でMAXでした。
試しにもう一回使ってMP消費を確認する。
LvMAXで一分間で10MP消費してた。
発動時のMPは必要ない。
Lv1の時の5倍だ。
効果も5倍と信じよう。
ずっとは発動出来ないので解除する。
これで隠密行動に拍車がかかる。
めっちゃ嬉しい。
残りも考えながらポイントを振っていく。
暗視は5でMAXだったが暗歩はMAXにならなかった。
残念だ。
最終的にステータスはこうなった。
イトウ トキヤ Lv22
HP :345
MP :596
STR :0 +21
VIT :15 +5
AGI :20 +24
DEX :0 +48
INT :75 +22
RES :10 +18
『ポイント』
STP :0
JP :0
SP :1
PSP :9
職業【コレクターLvMAX】
【爆弾魔Lv4】
【暗殺者Lv3】
固有能力:職業変更権限
『スキル』
・鑑定Lv1 ・コレクションLv4 ・アイテムボックスLv3
・施錠Lv1 ・解錠Lv2 ・爆弾作成Lv5 ・破壊工作Lv1
・塗装Lv1 ・接着Lv1 ・爆弾強化Lv5 ・爆弾改造Lv5
・暗視Lv5 ・暗歩Lv5 ・逃走Lv1 ・隠蔽Lv2
・集中Lv2 ・観察Lv1 ・索敵Lv2 ・潜伏Lv5
・気配感知Lv2 ・魔力感知Lv2 ・敵意感知Lv2 ・危機感知Lv4
・気配遮断Lv1 ・魔力遮断Lv1 ・生命遮断Lv1 ・視覚遮断LvMAX
『パッシブスキル』
・HP増加Lv5 ・HP自動回復Lv5 ・肉体強化Lv5
・MP増加Lv7 ・MP自動回復Lv15 ・知力強化Lv6
・DEX増加Lv2 ・INT増加Lv5
・冷静Lv1
・毒耐性Lv2 ・麻痺耐性Lv2 ・爆破耐性LvMAX
・ストレス耐性Lv1 ・疾病耐性LvMAX
近接戦の回数が増えた気がするので近接戦よりになってしまった。
でもここから抜け出すならどこかで必要になるはずだ。
俺もそろそろ仮眠しよう。
眠い。