表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/108

1.なんだよ、眠たいのに…

いえぇーい!

『ストックたくさぁーーん....』ごめんなさい。


これを書いていたのは約半年前で、その。

 プロットのデータが飛んだので自分も何回も読みながら、可能な限り思い出したり修正して、より良い作品になるように頑張るので、どうか読んでください。

#【これは俺の数ヶ月の時間を費やして作った作品なんです!】

 お蔵入りさせてたけど。


何卒お願いします。


ブクマ・評価・感想・ください。

感想は返せたら返します。


感想返そうとしたら、数十分以上悩むので時間があったらやりますが基本は、ないと思っていてください。



アッ!

新年明けましておめでとうございます。







「それじゃあ、先に落ちまーす」


 ゲーム仲間に挨拶して、俺はゲームを終了する。

 今回もバカみたいにゲームしてしまった。

 昨日は24時間、今回は起きてから38時間の経過だ。


 無職だから出来る事。

 てか昨日24時間って表現正しいのか?…まぁ別にいいかそんな事。


「ん~ん、流石に疲れたぁ〜」


 椅子に長時間座ってると、ダメージが…痛い。

 他のみんなは長時間やってるかって?

 まさか。

 他のゲーム仲間は眠くなったら寝て、起きてまた参加してくる。

 俺は1日でおやすみ、おはよ、またおやすみ、と言った事もある。

 1日は起きて寝るまでが1日ってカウントだからな。


 仕事してないから、時間に縛られないの最高!

 …あぁ、考え方がダメ人間だな。

 そろそろ、仕事探さないとな。


 でも、俺だって望んで無職になった訳じゃない、働いていた会社の同僚とトラブルが起こり俺は首にされたのだ、その同僚は上司に媚を売るような人じゃないが、何かと可愛く優しい女性だったので、上司が男の時点で俺の話は一言も聞いて貰えなかった。

 それに周りの仕事仲間も男よりも女の味方をし、いつも挨拶してたのに俺は挨拶もしない奴だの、謎の援護射撃をし始め、最後ら辺の給料すら払われないまま俺は首となった。


 家から出て仕事をするのが好きだった、だけど今では仕事をするのが怖い、そんな風に考えてしまう。

 時間が経てば、また仕事が出来るようになるそう思って現実逃避するようにゲームをしているから俺は無職なのだろう。

 

 

 まぁ、いいか。

 とりあえず寝よう。

 歯磨きなど寝る準備をして布団に入る。

 

「あぁ、眠い。今回は直ぐに眠れそうだ」


 布団に入って数分で眠りについてしまった。

 いつもなら寝るのも一苦労なのに。

 これが長時間起きる唯一のメリットかもしれない。





















「「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」」


「ハッ!ぁ?」

 俺は急に目が覚めた。

 何事かと思ったら、寝ているロフトベットが今にも倒れそうなぐらい揺れていた。


 まずいだろ!


 ベットは今も激しく揺れている。

 俺は仰向けのまま急いで足を突っ張り棒の様に天井に伸ばす。

 これは効果があるのか?

 そんなの分からん!何もしないよりは自分が安心出来るからそれで良い。


 部屋からは物音が絶え間なく聞こえてくる。

 こりゃ、ベットの下は大惨事だな…


 揺れが収まらない、それに今まで経験したことがない規模の地震だ。

 それにロフトベットと一緒に揺られ気持ち悪い。

 そろそろ止まってくれ。






「ふぅ、やっと収まったか」

 地震は1分程経過してようやく収まった。

 俺はベットから下を見る。

 そこには絶望したい程の物が散らばって――無かった。


「やっぱり、地震対策はしとくもんだな」


 基本的に物は地面の高さの棚に入れたり、棚は倒れないように固定してたからな。

 どうやらさっきの絶え間ない物音は、単に物と物がぶつかったり、立ててあった物が倒れた音だったようだ。


「あ、やばい忘れてた。」


 俺は急いで風呂場に行き、湯船に水を貯める。

 断水が起こったら大変だからな。

 それにしても大地震だったな、東京でこの規模の地震か…

 たまに聞く、首都直下型地震ってやつなのか?

 俺は地震とかには詳しくないけどさぁ。



「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオ」


「ッ!?」

 

 外から突然謎の叫びが聞こえてきた。


 なんだ今の牛の声を更に太く強くしたような声は…

 俺は恐る恐る、出窓のカーテンをめくり外を覗く。


「あっ…」


 つい声が出てしった。

 3階の出窓から見える、すぐ下の駐車場そこにはオークが居た。


 太った体に豚の顔。

 よく漫画とかで見かけるファンタジーの生き物。

 オークが駐車場を歩いている。

 なんだろう凄くシュールな光景だ。

 それにしてもあのオークは元気が良いですねぇ~、俺は眠たいのに。


「はぁあッ!?、なんでオーク??意味分からんがな」


 おかしいだろ

 ゲームのやり過ぎで遂に、幻視が起こったかぁ。

 あ~あ、幻聴だけでも辛かったのになぁ~。


 チラッ。

 もう一回カーテンをめくって外を観る。

 注意深く、観る。

 やっぱり居るよ。


「…………」


 それにあのオークさん、棍棒みたいなの持ってますよ。


「あっ」


 オークが一番近い車のボンネットに棍棒を振り下ろした。

 車のブザー音が鳴り響く。

 すごく、うるさい。

 それに音で驚いて少し、キョドってやがる。

(うん。ざまぁ)


 それにしても何だよあの破壊力。

 普通に電柱に突進しましたって、言われたほうが納得出来るだろあれ。

 車のボンネット部分はかなり酷い損傷ぐわいだった。


「夢じゃないんだよな、」

 

 漫画などの真似をして、ほっぺをつねる。めっちゃ痛い。

 いつぞやの妄想でありそうなラノベ展開だな、と思った。

 フィクションだけで良いのに…

 まぁ、起こってしまったのは仕方ないな。

 なら、まずはあれだな。定番の。


「ステータス、オープン!」


イトウ トキヤ Lv1

HP   :25

MP   :10

STR  :0

VIT  :0

AGI  :0

DEX  :0

INT  :0

RES  :0


『ポイント』

STP :25

JP  :5

SP  :5

PSP :10

 

職業【   】


固有能力:無し


スキル :無し


パッシブスキル :無し



 ………バイバイ、俺のニート生活。


2022年もよろしくおねがいします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ