1.なんだよ、眠たいのに…
いえぇーい!
『ストックたくさぁーーん....』ごめんなさい。
これを書いていたのは約半年前で、その。
プロットのデータが飛んだので自分も何回も読みながら、可能な限り思い出したり修正して、より良い作品になるように頑張るので、どうか読んでください。
#【これは俺の数ヶ月の時間を費やして作った作品なんです!】
お蔵入りさせてたけど。
何卒お願いします。
ブクマ・評価・感想・ください。
感想は返せたら返します。
感想返そうとしたら、数十分以上悩むので時間があったらやりますが基本は、ないと思っていてください。
アッ!
新年明けましておめでとうございます。
「それじゃあ、先に落ちまーす」
ゲーム仲間に挨拶して、俺はゲームを終了する。
今回もバカみたいにゲームしてしまった。
昨日は24時間、今回は起きてから38時間の経過だ。
無職だから出来る事。
てか昨日24時間って表現正しいのか?…まぁ別にいいかそんな事。
「ん~ん、流石に疲れたぁ〜」
椅子に長時間座ってると、ダメージが…痛い。
他のみんなは長時間やってるかって?
まさか。
他のゲーム仲間は眠くなったら寝て、起きてまた参加してくる。
俺は1日でおやすみ、おはよ、またおやすみ、と言った事もある。
1日は起きて寝るまでが1日ってカウントだからな。
仕事してないから、時間に縛られないの最高!
…あぁ、考え方がダメ人間だな。
そろそろ、仕事探さないとな。
でも、俺だって望んで無職になった訳じゃない、働いていた会社の同僚とトラブルが起こり俺は首にされたのだ、その同僚は上司に媚を売るような人じゃないが、何かと可愛く優しい女性だったので、上司が男の時点で俺の話は一言も聞いて貰えなかった。
それに周りの仕事仲間も男よりも女の味方をし、いつも挨拶してたのに俺は挨拶もしない奴だの、謎の援護射撃をし始め、最後ら辺の給料すら払われないまま俺は首となった。
家から出て仕事をするのが好きだった、だけど今では仕事をするのが怖い、そんな風に考えてしまう。
時間が経てば、また仕事が出来るようになるそう思って現実逃避するようにゲームをしているから俺は無職なのだろう。
まぁ、いいか。
とりあえず寝よう。
歯磨きなど寝る準備をして布団に入る。
「あぁ、眠い。今回は直ぐに眠れそうだ」
布団に入って数分で眠りについてしまった。
いつもなら寝るのも一苦労なのに。
これが長時間起きる唯一のメリットかもしれない。
「「ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ」」
「ハッ!ぁ?」
俺は急に目が覚めた。
何事かと思ったら、寝ているロフトベットが今にも倒れそうなぐらい揺れていた。
まずいだろ!
ベットは今も激しく揺れている。
俺は仰向けのまま急いで足を突っ張り棒の様に天井に伸ばす。
これは効果があるのか?
そんなの分からん!何もしないよりは自分が安心出来るからそれで良い。
部屋からは物音が絶え間なく聞こえてくる。
こりゃ、ベットの下は大惨事だな…
揺れが収まらない、それに今まで経験したことがない規模の地震だ。
それにロフトベットと一緒に揺られ気持ち悪い。
そろそろ止まってくれ。
「ふぅ、やっと収まったか」
地震は1分程経過してようやく収まった。
俺はベットから下を見る。
そこには絶望したい程の物が散らばって――無かった。
「やっぱり、地震対策はしとくもんだな」
基本的に物は地面の高さの棚に入れたり、棚は倒れないように固定してたからな。
どうやらさっきの絶え間ない物音は、単に物と物がぶつかったり、立ててあった物が倒れた音だったようだ。
「あ、やばい忘れてた。」
俺は急いで風呂場に行き、湯船に水を貯める。
断水が起こったら大変だからな。
それにしても大地震だったな、東京でこの規模の地震か…
たまに聞く、首都直下型地震ってやつなのか?
俺は地震とかには詳しくないけどさぁ。
「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオ」
「ッ!?」
外から突然謎の叫びが聞こえてきた。
なんだ今の牛の声を更に太く強くしたような声は…
俺は恐る恐る、出窓のカーテンをめくり外を覗く。
「あっ…」
つい声が出てしった。
3階の出窓から見える、すぐ下の駐車場そこにはオークが居た。
太った体に豚の顔。
よく漫画とかで見かけるファンタジーの生き物。
オークが駐車場を歩いている。
なんだろう凄くシュールな光景だ。
それにしてもあのオークは元気が良いですねぇ~、俺は眠たいのに。
「はぁあッ!?、なんでオーク??意味分からんがな」
おかしいだろ
ゲームのやり過ぎで遂に、幻視が起こったかぁ。
あ~あ、幻聴だけでも辛かったのになぁ~。
チラッ。
もう一回カーテンをめくって外を観る。
注意深く、観る。
やっぱり居るよ。
「…………」
それにあのオークさん、棍棒みたいなの持ってますよ。
「あっ」
オークが一番近い車のボンネットに棍棒を振り下ろした。
車のブザー音が鳴り響く。
すごく、うるさい。
それに音で驚いて少し、キョドってやがる。
(うん。ざまぁ)
それにしても何だよあの破壊力。
普通に電柱に突進しましたって、言われたほうが納得出来るだろあれ。
車のボンネット部分はかなり酷い損傷ぐわいだった。
「夢じゃないんだよな、」
漫画などの真似をして、ほっぺをつねる。めっちゃ痛い。
いつぞやの妄想でありそうなラノベ展開だな、と思った。
フィクションだけで良いのに…
まぁ、起こってしまったのは仕方ないな。
なら、まずはあれだな。定番の。
「ステータス、オープン!」
イトウ トキヤ Lv1
HP :25
MP :10
STR :0
VIT :0
AGI :0
DEX :0
INT :0
RES :0
『ポイント』
STP :25
JP :5
SP :5
PSP :10
職業【 】
固有能力:無し
スキル :無し
パッシブスキル :無し
………バイバイ、俺のニート生活。
2022年もよろしくおねがいします。