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おまけ:♊️ふたご座♊️

ゴブリン愛用のふたご座の紹介です。


 銀河の合間、シャボン玉、中に浮島、近づいてよく見てみましょう。宇宙から地球を見下ろすがごとく、大陸と川が見えてきます。


 山脈が高らかに波打ち、風が走り抜け、木の葉が次々と舞い踊ります。


 一際目立つ、高く平たい山の上、切り株みたいな山の上、真ん中はジム!


 これまた平たい箱の上、2人のマッスル銅像が、最もパワフルな瞬間を、鬼神の形相で見せつけております。


 中を見てみましょう。



♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎



◯双児宮ジェミニーパレス◯



ゴリトール:「ハッハァー!」

ゴリデウス:「オレたち、マッチョ!」



「「 HAHAHAHAHA 〜」」



 マッチョの朝は早い。


 午前5時50分、人工太陽が4割顔を出すころ。



ゴリトール:「ふーん!」

ゴリデウス:「ふーん!」



 腹筋! ダンベルカール! ダンベルフライ!



 朝っぱらから声を出す!



ゴリトール:「朝食は、パンとポタージュとサラダと鶏胸肉!」

ゴリデウス:「そしてバナナプロテイン!」


ゴリトール:「カリオレクシー、いただきます」

ゴリデウス:「ヤーマス、乾杯」



 食べたら食器洗い機へ。

 そしてダンベル片手にモニタールームへ。



ゴリトール:「よーし。今日の加護率はー」ぽちぽち

ゴリデウス:「みんな8%、正常だッ!」


ゴリトール:「今日も平和だなッ!!」

ゴリデウス:「ハッハァー!」


 SFの雰囲気に双子のマッチョ!

 ミスマッチだぞ!


ゴリトール:「おい、地球でゴブリンがやられたようだぞッ!!」

ゴリデウス:「奴ら筋トレしないからなッ!!」


 ちなみに地球はB級魔境である。なかなか危険な惑星なのだ。


ゴリトール:「ゴブリンの奴、ドラゴンのドーピングを使ってるぞ」

ゴリデウス:「ぬぁぁにぃぃ!! けしからんッ!!」ムキムキ


 怒りでウッカリ上腕筋と前腕筋と僧帽筋と大胸筋をビルドアップさせてしまう。


ゴリトール:「落ち着け。それで、ゴブリンを殴り倒したのが、ママトさん!?」

ゴリデウス:「んなーッ! 姉御ー、いつの間に地球に!!」


ゴリトール:「娘と一緒だ、レオーに愛想を尽かしたのかッ!?」

ゴリデウス:「こうしちゃいられないッ! 是非ともふたご座の加護をやろう……ああー!!」


 野太い叫びッ!


ゴリトール:「どうした弟よ……ああー!!」

ゴリデウス:「MPがないッ!! ママトさーん!?」


ゴリトール:「ぬわー! どういうことだッ! MPないと死んでしまうのではなかったのかッ!?」

ゴリデウス:「落ち着け、アレだ、【MP結合症】だぞ、たぶん」



【MP結合症】、マソの使いすぎによって極限状態になると、身体が『もう絶対魔法使わないもん』状態となってしまう。マソを筋肉の奥へ奥へと取り込んで、マソを放出しなくなってしまうのだ。


 そして爆発する。


(マソが放出される時、サインが発動する設定)


ゴリトール:「いやいやいや、普通は肉体が爆発するぞ!」

ゴリデウス:「さすがは姉御と言ったところだなッ!」


ゴリトール:「どうやら我々の筋肉強化魔法の出番はないようだ」

ゴリデウス:「静かに見守るとしよう」



 そしてコロシアムへ出かける。


 そこではマッチョの大乱闘!


 今日も今日とて殴り合いに興じるのであった。


♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎♊︎



ママト:レベル1003

シシハ:レベル243


ヤギー司教:レベル714

その他大人:レベル600前後


子供たち:レベル5〜90くらい


雑魚ゴブリン:レベル500前後

ボスのゴブリンキング:レベル700→1200

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― 新着の感想 ―
[良い点] おお、MPゼロだと死ぬ設定! でも、筋肉になると。プロテインMP?
[一言]  双子の兄弟がツボりました。  なにこれ? 面白いんですけども?  やっぱり思うのです。  女キャラより  男キャラのほうが、断然面白い。  だって、単純なんですもん。  女って腹黒なん…
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