表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生後は猫魔道士でした  作者: 高畑まう
5/8

スライム

 スライムが森にいるこの状況。

 しかも、恐らく生きている。

そして何故だか私に敵意(?)を抱いているようだ。


 相変わらず殺気なのか分からない、嫌な空気の物は明らかにこのスライムから出ている。


 前の世界のゲームに、スライムやドラゴンみたいやモンスター達を倒すゲームがあったはずだ。

 私はやった事はないけれど、勇者だとか、英雄だとか、そういうのが活躍して世界を救うとかいう、そーゆーゲームでしょ?


 となると、私もこの世界でモンスターと戦えばいいのだろうか。


(え、猫なのに?)


 異世界に生まれ変わったのはいいとしても、そんなモンスターがうじゃうじゃいる世界だとしたら、私ってモブにも程があるよね!?


 即死人生一直線じゃん!!


 不満や疑問は山ほどあるが、とりあえず目の前にいるこのスライムをどうにかするべきか。

 当初は逃げる気満々だったけど、動きも遅くて無害そうなこのスライム相手に逃げるのも、なんだか癪だ。


 攻撃!

 といったって、どうしたらいいんだ?


 戦いに必須な、武器やアイテムなんて何一つ持ってない。この身体だと持てもしない。


 猫だから爪で引っ掻くとか?

 噛み付くとか?

 あのぷるぷるスライムを噛みちぎるのは嫌だな…。


相手はどんどん近付いては来るものの、攻撃してくる様子はないな。

 触れてみるか。


 スライムの周りを何周か回ってみて、様子を伺ってから、スライムボディに右前足を突っ込んでみる。


 ジューー


 痛い!?

 急いで後ろに飛び退いた。

 突っ込んだ右前足を見ていると、若干毛が溶けているようだ。


 えっ、異世界のスライムって酸性なの!?


 5話を最後まで読んでくださってありがとうございます。


 昨日エアコンつけっぱなしで寝ていたら喉が痛くなりました。

 加湿器って大切ですね。


 どうぞ今後ともよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ