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第二次世界大戦28

 第二次世界大戦28


米軍の航空隊はレキシントンが大きな被害を受けたことで多少減っていたけどそれでも一隻あたりの搭載数が多いためある程度いた。

F-4UとF-4Fが中心となって紫電が護衛について全機合わせて

150機からなる大編隊となってヨーロッパ連合艦隊に接近していく。

さらに、実戦兵器であるチャフを大量に巻きながら接近した部隊があった。

彼らはチャフを紛きまくって高空でレーダー反射をしまくって本隊が高空から接近しているように見せかけた。

そして、実際は爆撃隊も雷撃隊も低空70mで海面スレスレで飛行していた。

そして、ドンドン艦隊に迫っている。

ヨーロッパ艦隊の迎撃隊は高空のチャフをばらまいている方に向かった。

そして、気づいた。

「大編隊ではない!」

そう騙されていることに気づいた。

そして、これは囮だったと気づいたのだった。

そして、艦隊でも非常事態が起こった。

遂に艦隊上空に攻撃隊が到達した。

ヨーロッパ側の艦艇は大騒ぎだ。

そして、慌てて統率されていない敵艦隊の脆弱なところを突破して急降下爆撃隊はハーミーズ、イーグル、アークロイヤル、ベアルン、マドリード、バレンシア、カブールの空母に集中した。

対空機銃による防衛もあまり機能せず空母に爆弾が降り注ぎ、魚雷が迫る。

空母本体による回避は精一杯行われたがそれで回避出きるのはごく僅かだった。

ハーミーズに回避むなしく4本目の魚雷が左舷に激突して爆発する。

船体に大きな穴が開き海水が一気に入っていく。

そして、中で爆発が起きて轟沈した。

さらに、バレンシアには急降下爆撃隊が1000ポンド級爆弾を4発当てた。

そして、発艦用意していたフルマーに着弾。

魚雷が誘爆。

そして、近くの航空機に引火してそして、その機の給油していた機械が爆発した。

そして、艦各地で爆発が起こって艦が真っ二つに割れて沈んだ。

他の空母は二隻が沈んで大騒ぎでこの海域を離脱しようとした。

時間は夕方4時過ぎ。

あと、一時間で日の入りなので敵の艦載機は来れなくなるのでそれまでなんとか逃げようとしたのだ。

そして、多くの空母が選択したのは急降下爆撃機を速やかに排除して雷撃機には戦艦が身をていして守るという戦術だった。

さらに、ベアルンで爆発が起こる。

大破判定だろう。

そして、カブールも魚雷を一発受けた。

そして、最後の標的になったのはイーグルだった。

まだ離脱していなかったのは爆撃機6機と雷撃機5機と護衛機4機だった。

彼らは逃げようとするイーグルを攻撃する。

すると、翼が破壊された一機のF-4Fがイーグルに向かって突撃した。

どうせ生きて帰れない命を祖国のために使ったのだ。

まさか突っ込んでくると思わなかった敵機に驚いてイーグルについているすべての機銃がそっちを向いてしまった。

その瞬間を彼らは見逃さなかった。

その瞬間に一気に急降下爆撃機が高度をあげて爆弾を落とした。

雷撃機もできるだけ距離を短くして雷撃を成功させようとした。

そして、爆弾7発と魚雷4発を受けたイーグルは爆発炎上してすぐに沈んだ。

この戦いは英国艦隊にとっては衝撃的でイギリスが誇る空母が二隻も撃沈されたのは大きく自尊心をえぐられる結果となり英国の本気を出させることになるがそれはまた別の話。


アメリカ合衆国ホワイトハウスはお祭り騒ぎだった。

そこそこの被害は受けたがそれはすぐにノーフォークや、完全に安全なシアトルや、サンディエゴで建造できるのだ。

今回の米軍の被害は空母はレキシントンが喪失。

ヨークタウンとインディペンデンスが小破。

戦艦は旧式戦艦が4隻大破。

これは直すより新型艦作った方が楽なのでスクラップ処分になる。

サウスダコタを除いて。

これは、戦後にノーフォーク海軍博物館に展示するためだった。

そして、大統領は国内に大きく宣伝した。

そして、レキシントンを美化してさらにアメリカ国民を鼓舞した。

そして、アメリカ艦隊が勝ったことはアメリカ近辺の制海権を取り戻したことと同じだった。

そして、アメリカ国民は祖国の勝利に戦争終結そう、勝利に向けての一筋の光が見えたことは安堵し喜びあった。

この戦いによって支持率は78%から99%までUPして完全に挙国一致内閣になった。

さらに、ホワイトハウスでは新たな作戦に向けての準備を始めるのだった。


ちなみに、イギリスやフランス、スペインではお通夜状態になった。

次の投稿日は水曜日です。

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