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第二次世界大戦22

なんか話を大きくしすぎて終わらなくなってきた...

さぁどうおちをつけようか悩むムムム

なにか良い落としどころを見つけた人がいたらhelp!

 第二次世界大戦22


11月25日の明朝、松島、百里、岐阜、小松の各航空基地から空軍の戦闘機と爆撃機が離陸した。

その数300機。

彼らの目標は日本国内でありながら占領されている新潟にいる敵軍事部隊であった。

新潟の敵軍は既に物資が滞り始めていた。

ソ連のウラジオストクから運ばれてきていた補給物資は0になり既に荷揚げしていたもので何とかするしかなくなった。

敵の士気は低く、日本軍総司令部は一撃を加えて陸上部隊を送り込めば、陥落するだろう想定し一気に制圧する作戦を実行した。

そのため北部方面軍が新発田方面と会津口から。

関東駐屯軍と中央機動師団が関越自動車道と国道17号から。

西部方面隊と中部方面隊の精鋭部隊が高田口から突入することになった。

さらに海側から第1海兵師団が強襲揚陸を新潟港に実施するし、

第88空挺師団が新潟市内の新潟空港に向かうことになっていた。

陸上部隊は午前7時に奪還を開始した。

既に午前5時から明朝爆撃を空軍が継続的に実施していた。

特に空挺予定の新潟空港と強襲上陸予定の新潟港にいる対水上部隊と対空陣地には激しく攻撃を行い敵を壊滅的な状況にした。

さらに、新潟市内では市民ゲリラが一斉に蜂起して敵を翻弄した。

また、敵軍の司令部があった鳥屋野潟にも激しい空襲が行われて外に待機していた機甲部隊が大きな被害を受けた。

また、新発田にいたソ連軍の一個連隊3500は日本陸軍1個師団に攻められて敗走した。

会津からやって来る敵も排除できずに各地が次々と奪還されていく。

新潟港に強襲上陸した海兵隊は抵抗らしい抵抗を受けずに敵を排除した。

新潟空港にいた英国陸軍の一個大隊はなんとか日本の空挺を阻止しようとするがあまりにも数が多いのと輸送機の護衛機が対地掃射をしてくるので次々と仲間がやられていくのを見て降伏した。

軽井沢の敵軍も日本陸軍のあまりの多さに降伏した。

新潟司令部も午前10時には日本軍の海兵隊に制圧されて、英国、ソ連合同部隊は降伏した。

あまりにもあっけない終演だった。

そして、日本軍の機甲部隊と歩兵部隊が新潟に入った。

市民は歓迎した。

英国に占領されてから早2ヶ月がたとうとしていた時に遂に奪還されたのだ。

人々の熱狂はすごいものになった。

さらに欧州やアメリカでの同盟国軍の厳しい状況が続くなかで海戦とかではなく自国の領土を回復したという報は瞬く間に全世界を駆け巡った。

日本国内各地ではお祭り騒ぎとなった。

そして、国民はアジアから英仏蛮ソを追い出せという世論を展開した。

また、政府もシベリアへの陸軍の派兵とアラブ救援、マレー奪還、朝鮮救援を実施することを計画し始めた。



ヨーロッパでの戦争は明らかに同盟側の不利だった。

連合側の英仏ソ蛮はすべてがヨーロッパの国だったからだ。

ドイツは国土の50%を失ってもまだ戦い続けていた。

また、オランダ北部の日本の義勇兵団とオランダ救国軍の徹底的な交戦は未だ続いていたしスイスの抵抗も続いていた。

オーストリアは徐々に押されていたがトルコ経由での日本経済圏のアラブ地域からの物資によって保っていた。

しかしその補給路の安全は脅かされていた。

ソ連軍のバルカン方面軍は圧倒的兵力をルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、トルコの同盟軍の巨大な塹壕と空軍基地によって構成されている防衛線に投入していた。

また、海ではソ連の中型艦艇とトルコ等の沿岸警備用のフリゲート艦が激しく戦っていた。

そして、防衛線も損害がひどく各地で落ちそうだった。

既にルーマニアの首都ブカレストを放棄してドナウ川まで撤退を始めていた。ポーランドでは騎兵とドイツのSSの戦車部隊によって全土を使ったゲリラ戦法でなんとか保っていたが既に東部は陥落していた。

しかしそれでもポーランド人の誇りにかけてソ連に対抗していた彼らは最後の最後までこの地を守り抜こうとするのであった。




次の投稿日は日曜日。


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