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第二次世界大戦14

第二次世界大戦14


関越自動車道 

英国海兵師団は通りにくくて撤退しずらかった国道291号を使って進軍するのを諦めた。(何度も整備されているが何度も気象等によって半壊していて通りにくい。)

その代わり関越自動車道を通って進軍しようと考えた。

(国道17号も選択肢にあったがこちらは通りやすいが逃げ場がない狭い三国トンネルがありさらに先の291号での戦いと同じような結果になるとイギリス海兵師団首脳部が判断した結果だった。)


関越自動車道の谷川岳サービスエリアには既に相馬原の戦車部隊と宇都宮の第8旅団が持つ砲兵部隊が待機していてトンネル内に向かって砲を向けていた。また、その先の水上IC付近には新町の第一師団第7普通科連隊3000が待機して防衛線を敷いていた。

さらに沼田中心部には続々と関東各地から部隊が到着していた。

既に宇都宮の部隊と川越、立川の部隊が到着していた。


イギリス海兵隊

イギリス海兵隊は昨日届いたソ連製の装甲車と戦車を導入して前面に大量に展開してその後ろから部隊が進軍していた。

少しずつ関越トンネルを進んでいく。

はっきり言って海兵隊上層部はなんで敵がいないのか慎重に進軍していた。

いつ敵が奇襲を仕掛けてくるがわからなかった。

既に偵察機によって昨日、沼田に戦車と歩兵の部隊がいたことは判明していた。

沼田で市街地戦をして我々を食い止めるのか高速で奇襲をするかだ。

ただ、敵が国道291号と17号、関越に分散配備しているならまだやりようがあると考えていた。

彼らはトンネルの出口が見えてきた。

光が舞い込んでくる。

その瞬間激しい爆音が聞こえてきた。 


砲兵側

迫撃砲や、自走砲から戦車砲まで大小ありとあらゆる弾丸が関越トンネルに向けて上下線両方に撃ち込まれた。

激しい爆発音がトンネルの中から響き渡る。

時々鉄がひしゃげるような音がするため確かに敵を倒している感触がある。

また、たまに逆に中から弾丸が翔んでくる。

こちら側の迫撃砲陣地や、自走砲兵がいるゾーンにあたり被害が出てそこにいて負傷した兵士が多数、後送される。

また、けっこうたくさん撃ち込んで敵の反撃が失くなったので

重機関銃を付けた車を前に我々が侵攻することになった。

トンネル内は敵の戦車や装甲車が焼け焦げていたり中に乗っていたのだろうか、敵の丸焦げの兵士がいて凄惨な状態だった。

しかし、海兵隊員がほとんど見られなかった。

実は海兵隊は前方がやられるのを見て東京攻撃を諦めたのだ。

彼らは新潟を死守するか、また海軍航空隊に次は群馬を爆撃してもらうか極東艦隊をヤンゴンから回してもらって逆から上陸してほしいということにして撤退したのだ。

彼らは高速を急いで撤退して越後湯沢に防衛線を敷いた。

ちなみに歩兵の被害は少なかったが重火器の被害は壊滅的だった。




シンガポール沖

日本空軍と海軍は極東艦隊を見つけ出そうと多数の警戒機が出ていた。また、海軍の第六艦隊がブルネイ泊地から前進してシンガポール沖で敵を警戒していた。

日本軍はスペイン海軍とイギリス海軍、もしくは、ホーチミンにいるフランス海軍も警戒対象だった。

別に第10艦隊がフランス対策に北部南シナ海に展開して見張っていた。


イギリス海軍極東艦隊

プリンスオブウェールズとレパルス、さらハーミーズからなる艦隊はヤンゴンを出発してペナンにいた。

彼らの目的はシンガポールの占領のために敵の艦隊を撃破することだった。


こうしてシンガポールで大規模な海戦が起ころうとしていた。


次は日曜日です。

また、第二次世界大戦よ最初の方で書いた、日本海軍の空母の所属が一部変更しましたのでご了承ください。

また、それが書かれたところは編集済みです。

一部地名が変わっています。

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