表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/116

第二次世界大戦9

 第二次世界大戦9


オーストリア

オーストリアはソ連国境に多数の兵士を配備していた。

オーストリアは日米独同盟に参加した。

まぁそもそもソ連が連合国側なので仕方がないのだが。

オーストリア軍は1920年代からソ連国境沿いに要塞、ゲリラ拠点、空軍基地を多数建設しソ連の侵攻に備えてきた。

そして、第二次世界大戦勃発から一週間。

ソ連はこちらが中立を決めたときでも攻めてきた。

もちろんオーストリアは中立するのはやめて同盟側に立って参戦した。

オーストリア軍は要塞とゲリラ戦術で国境沿いでソ連軍を食い止めていた。

ソ連の戦車は大きな脅威だったがなんとかドイツ製の戦車で対抗していた。

空では少ないけども高性能高練度のオーストリア軍と低性能低練度だけど数だけは一丁前のソ連陸軍飛行隊の間で激しい激しい空戦になった。

オーストリアは激しい戦闘で戦闘機が足りなくなりそうなことを早めにわかったためスカンディナビアからこちらもサーブ戦闘機を輸入することなった。

また、オーストリア陸軍はゲリラ戦術でソ連兵の将校を特に狙い敵を崩壊させることに努めた。

ソ連軍は共産党の監視官が各部隊に送り込まれていたので表上の士気は高かったが彼らがいなくなり司令官も消えるとはっきり言って烏合の衆だった。

そんなやつらはどんどんと逃げていくのでなんとか戦線をそれで守っていた。

さらに国境沿いには多くの列車砲も待機していた。

日本では対して使えないので日本政府はあんまり持っていないけど列車砲も欧州では案外使えるのだ。

これも思わぬ打撃を産みソ連軍を押し止めていた。

しかし順調に防衛するオーストリアと比べその同盟国のルーマニアとブルガリア連合軍は烏合の衆で確かにソ連軍もある意味烏合の衆だが数が多いため第一防衛ラインは意図も容易く突破されていた。

その後第二防衛ラインにはトルコ軍とギリシャ軍が救援に来てなんとか持ちこたえたがルーマニア軍とブルガリア軍の被害は五個師団にと及んだ。


トルコ

トルコ政府はオーストリアと当時のロシアに攻められて大きく戦力を減少させていた。

トルコ政府は近代革命を行った。

維新が起こったトルコでは日本式の政府システムと軍隊を取り入れ日本経済圏に加盟して日本資本を抱き込んだ。

日本資本はイスタンブールとアンカラを中心に企業が進出した。

そして、イスタンブールはヨーロッパ有数の大都市まで成長した。

そして、そこで問題が起こった。

そう、ソ連である。

ソ連はバルカン半島をすべてとるつもりなのだ。

これはトルコにとって大きな脅威でもありおおきなチャンスでもあった。トルコは長年ロシアに辛酸をなめさせ続けられた。

領土もいくつか取られたしそれを取り返そうとするのと名誉挽回だ。

今まで負けてきたのを汚名返上しようとしたのだ。

トルコ軍は日本軍方式を受け継いでいて最新式の軍隊システムと最新式の兵器を日本から輸入していた。

戦闘機や爆撃機は日本製を使っていた。

戦車などの陸上兵力は日本との合同開発だった。

トルコはバルカン半島でギリシャ、ブルガリア、ルーマニアと共にソ連と長い間戦うことになる。


スカンディナビア共和国

ここは同盟国側に立って参戦した国だった。

これには理由があってソ連が原因だった。

ソ連は例年フィンランド東部の地域をソ連に引き渡すように要求していた。

理由はよくわからないが600年前はロシアの土地だったかららしい。

もちろんそんなことで領土は引き渡せないが回答を後伸ばしにしていたらソ連軍が国境沿いに展開してきた。

北欧は人口も少なく軍人の数は少ないが協力し合うことで周辺の強大な列強国に対抗していた。

当時のスカンディナビアの常時兵力は16万人。

その内フィンランド国境に派遣されたのは7万人だった。

そこで散発的な戦闘は起こったが大きな戦闘は起こらないまま

1938年の10月1日を迎えた。

英仏露北連合がドイツ、日本に攻め込んだ。

その日スカンディナビアは国家方針の選択を迫られた。

連合側につくか、それとも日米独が中心の同盟側につくか。

ヨーロッパでは圧倒的に連合側が有利だった。

ヨーロッパで同盟側の国はドイツ、オーストリア、オランダ、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャだけ。

それにバルカン国家はセルビアとモンテネグロか連合側のためソ連との二重作戦に疲弊することは目に見えていた。

(セルビアとモンテネグロはオーストリア軍の通称3日侵攻と呼ばれる緊急作戦で降伏してすぐに戦闘から姿を消すけど。まぁイギリス本土に亡命政府ができる。)

これだけ見たら連合側に英仏露蛮伊といったヨーロッパ大国がついていることで連合側につくのが得策かもしれないがそうするとソ連との領土問題が出てくる。

おそらく英仏等もスカンディナビアよりソ連の方が戦力になるから譲渡を迫るだろう。

それはスカンディナビアにとって到底受け入れられるものではなかった。


そろそろ周辺諸国情勢は終わります。

日本編お待ちの皆様は少々お待ちください。

また、ポイント評価はそんなに時間はかかりませんのでよろしくお願いします。

(けっこうやる気に直結します)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ