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第二次世界大戦1

 第二次世界大戦1


1938年 北アメリカ合衆国 ワシントンD.C.

「私は新しい大統領になったルーズベルトだ。」

ホワイトハウスの前には大勢の群衆と政府関係者が立っていた。

新しい大統領であるルーズベルトはその人達の前に立ち所信表明演説をしようとしていた。

「北アメリカ合衆国の諸君、私は33代大統領になったフランクリン.ルーズベルトである。私は君たちにあることを保証する。私は合衆国の逆賊南アメリカ連合を討ち滅ぼして再び偉大なアメリカを作り直すことを宣言する!」

「ウオォォォォォーーーーーーー!!!!!!!」

合衆国民はそれを受け入れた。

先代、先先代大統領は弱腰の外交だと合衆国民は見ていた。

それは平和外交だったのだが合衆国民には受けが悪かった。

例えば、ケンタッキー州では南の人間によって略奪行為が起こっていたり、バージニア州の国境で警備隊と戦闘になったり国籍不明(ほぼ南の仕業と断定)の船がノーフォーク海軍工廠に攻撃を仕掛けたりといろいろなことを南がやっているので反南感情が強くなっていたのだ。


フランクリンルーズベルト大統領は大統領就任後一週間で南の政府に対して略奪行為の停止とバージニア国境の非武装化を要求したのだ。

当然南アメリカ連合国政府は拒否。

南のアイアンマン大統領は合衆国に対してバージニア州の割譲を要求した。

はっきりいってなぜここで領土要求をするのかは謎だが一つ言えたのはどちらの大統領も譲るつもりはなかったことだ。

そして、これはある事件をきっかけに大きな出来事になる。


1938年9月13日バージニア州 ノーフォーク海軍基地

「何者だ!」

研究棟出口ゲートの前に複数の兵士が現れた。

彼らは何も言わずに基地のゲートを攻撃した。

ゲートの警備隊員は殺された。

しかし彼は最後に大事な役割を果たした。

緊急用のベルが鳴るボタンを押した。

基地内にけたたましいサイレンが鳴り響いた。

「チッ、」

その黒い服を着た兵士達は外に向かって走ろうとしたが後ろと前から合衆国海軍の警務隊と思われる兵士たちが銃を撃ってきた。

兵士達はバタバタと倒れた。

合衆国海軍の警務隊は彼らを捕縛して速やかに取り調べた。

彼らは合衆国海軍の先進的な兵器開発資料を持ち出していた。

そう、スパイだった。

さらに一人が拷問に耐えられずすべてを吐いてしまった。


合衆国政府は南部アメリカ国境線に軍隊を派遣して威嚇外交を行った。

南アメリカ連合国軍も国境線に展開して一触即発の状態になった。

いつぶつかるか、いつぶつかるかという緊迫した状態が一週間続いたある日、一発の銃弾が合衆国側の陣地に撃ち込まれて一名の兵士が死亡した。

これに対して米陸軍の部隊が反撃。

さらにこれに連合陸軍が反撃して戦争が始まった。


ホワイトハウス

「大統領、戦闘がバージニア国境で発生しました!」

「やっと起こったか。」

それを聞いて秘書官がはっ?という顔をするが気にせず、

「アメリカ全軍に対して連絡。全軍は南アメリカ連合国を攻撃せよ。」

「了解しました。」


戦争が始まった。一発の銃弾から始まったこの戦争は世界を巻き込んでいくことになる。



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