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樺太道戦線7

 樺太道戦線7


オハ高原

オハ駐屯地の4000人の歩兵部隊と2000人の特化連隊とロシア海兵隊10000人がにらみあっていた。

3月21日午前10時頃ロシア軍の一部隊から銃弾が飛んできたことを合図に両軍が激突した。日本側は大きな戦車を投入。ロシア側は揚陸投入できる中戦車を投入してきた。最初は戦車同士の戦いが起こった。日本軍の78式戦車とロシアのT-5戦車が激突する。日本軍の方が口径がでかいため有利でロシア軍の戦車をどんどん倒していく。一定のところまでいくと歩兵同士の戦いが始まった。銃弾が飛び交う。

「速やかに裏回れ!」

日本軍の右翼と左翼の鉄砲騎馬隊が回る。戦車よりも機動力に優れる部隊が戦車を失ったロシア軍歩兵部隊に突き刺さる。

「撤退しろ!」

ロシア軍は遅滞戦闘で日本軍を前に出させてなんとか勝機を見出だそうとする。

「前に出すぎず殲滅戦を実施せよ!」

オハ駐留部隊司令官の声が響く。

遂にロシア海兵隊は水際まで迫られて降伏した。



ウラジオストク3月24日

ウラジオストクには複数の日本海軍の艦艇が泊まっていた。

そして、ウラジオストクの宮殿では日本政府とロシア政府の代表団がテーブルについて交渉していていた。

ロシアは賠償金と領土賠償だけは阻止するつもりだったため当初日本が求めたウラジオストク近辺の割譲だけは断固拒否した。

まぁそんなこととっくに知っていた日本軍は最初に無理難題を押し付けてそらから緩めた。

「では、ロシアが持つアジア権益と海軍軍縮。特に戦艦と輸送艦の所持禁止。イギリス領イラクから速やかな撤退。同盟を破棄して自由協商グループに参加すること。これでどうでしょう?」

ロシアは拍子抜けした。もう少し厳しい用件をつけてくるかと思っていたからだ。例えば中国が求めた北満州権益や、中央アジア、ウクライナや、黒海権益。だけど結構軽かった。

しかし、日本としてはそもそもこれ以上の領土入らないし戦争も面倒くさい。さっさと戦争が終わってほしいし貿易輸送路の安全が取れればいいのだ。だから黒海は認めるけど地中海には入ってくるなよ。日本海にも進出するな。そういっているのだ。まぁ日本主権領海は増えたし樺太海峡もかなり日本が得た。日本もロシアもWin-Winなのだ。

そして、ウラジオストク条約が締結された。これにより、アジアでの戦争は終わり欧州での戦争に移り変わる。


ダンジョンが出現してしまったので幼馴染みと英雄になりますもよろしくお願いします

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