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統一戦争1

統一戦争1


1579年、織田内乱から一年後彼は反対派をことごとく抑え込み、さらに自分が目指す天下に、反対するものには自分の軍団を抜けることにしろと言った。

それで抜けたものもいるがほとんどは彼の目指す天下に共感して彼に付き従った。

彼は内乱から一年間は地盤固めに動いた。

さらに彼は武士が行政長官を行うことを良しとせず奉行を各地に置き、武将達は彼が作った軍という枠組みの司令官という扱いになった。

いくらかの武士はこれに反対したが彼の天下にとって軍と政府は別れるべきだとほとんどの武士は分かっていたので渋々従った。

さらにいうと、別に武士としての威厳が無くなるわけでもないのでよほど土地に執着する場合のみ、庄屋として生きることにするものもいた。


彼は領内向け内政を終えて日本統一に向けて戦争を始めた。

畿内を中心に再編された軍150000が備中松山、八橋、十川、勝瑞の各城に向けて出発した。

さらに松風軍は国友で製造されたM-1大砲を配備していて、各地で長宗我部、毛利の軍をどんどん破る。

さらに城攻めにも使用された。

これにより城兵の降伏が相次ぎ瞬く間に毛利は安芸、周防、長門、

石見を除いて陥落。四国も土佐と伊予以外は陥落した。

しかし、一時的に進撃が止まる事態が起こった。

それは尾道沖で補給中だった松風方の九鬼衆を中心とする水軍衆が毛利の村上水軍によって襲撃されたのだ。

補給隊は反撃したが炮烙玉の前に為すすべなく船が沈没して壊滅したたため、陸路での食料輸送を行わなければならなくなり山陽方面の攻略スピードが落ちることになる。


1580年 昨年12月の毛利村上水軍による攻撃に対応できなかったことに対して戦略会議が大阪城で開かれた。

水軍衆筆頭の九鬼嘉隆を中心に財務方筆頭の松風恋歌、当主松風天馬を加えて開かれた。

水軍衆は、勝ちたいが今のままでは勝てないのだ。

財務方としてもお金はあるがどのように開発するか目標が決まらないことには予算許可できないのだ。

天馬もいい案は浮かんでいないようだった。

いい対策案が浮かばないなか後ろに控えいた松風学校出身の石田三成が発言した。

「まずは外郭を鉄にした方が良いと思います。それによって被害は削減できると思います。また、陸で使っているM-1大砲を船に乗せれるように改造したら敵船撃破率が上がると思われます。」

名案が浮かばないなか出された彼の案は全会一致で賛成され財務方から多額の予算が出された。松風学校全校に対して研究命令が出され新造の鉄船の製造が命令された。

1581年遂に鉄船を中心とした新艦隊が作られた。

そして、因島海域に投入された。

もちろん村上水軍は、抵抗したが圧倒的戦力を前に毛利と離縁して単独講和した。

ちなみに条件として村上水軍は松風水軍に編入されることになった。陸戦では竜騎兵隊が投入された。

それにより、さらに敵の戦線崩壊のペースが早くなった上、物資輸送が制海権の確保がなされスムーズになったことと昨年の会議でプラスアルファとして決定されていた海兵隊が作られてそれが初めて下関と広島にそれぞれ上陸したのだ。

突然現れた下関4000と広島3000に驚き恐怖が伝染。

さらに毛利は東部戦線に戦力を集中していたため下関周辺には城を守る兵ぐらいしかおらずまた、その兵も少ないので下関城が陥落。

厚狭城も陥落した。

もちろん毛利は東部戦線から兵を引き抜きたいが東部戦線も今にも崩壊しそうなので兵を抽出できそうにないのだ。

さらに悪い知らせがやってくる佐東銀山城が陥落したのだ。

さらに凶報が相次ぐ山吹城が陥落。

吉田郡山会戦で毛利方は惨敗。

周防に撤退。

しかし、周防陥落の報が入ったのだ。

毛利首脳部は仕方なく萩城に撤退。

毛利は長門を残してすべての領土を失った。

既に萩城では徹底抗戦か降伏か激論になっていた。

しかし、そのような議論をしてるうちに長門へ侵攻が始まりどんどん萩に迫る。

しかし、長門侵攻から12日たったとき萩城内で降伏派が武器をとってクーデターを起こした。

萩城は瞬く間に降伏派に制圧され翌日開城した。

これにより、毛利征伐は終了した。

ちなみに土佐と伊予も毛利降伏より2か月前に制圧されていた。こちらは対して強くなかった。

1581年8月4日広島会議によって毛利、長宗我部は全領没収の上当主切腹。子供は松風学校で再教育となった。

同年11月松風軍は九州征伐を開始した。

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