満州戦争
満州戦争
突如ロシア帝国軍が満州に雪崩れ込んだ。中国政府の後は紅華人民共和国として引き継がれた国の軍隊が対応した。紅華満州警備隊はアメリカから輸出されたアメリカ軍のお古を使っていた。アメリカの旅順駐屯地にはアメリカ軍5000がいて彼らも防衛線を引いて防衛した。
アメリカの戦車とロシアの戦車が哈爾浜で激突した。紅華人民解放軍はアメリカのお古武器ながらも必死に戦った。アメリカ軍は別にそんなに本気ではやらなかった。ぶっちゃけ、アメリカ政府としては自国が被害を受けるのを避けたかったからだ。そのため、大して派遣軍に兵器や最新システムを持っていかなかった。ちなみに、大統領はこのことにのより現地のアメリカ軍の将兵の証言によって瀬戸際に追いやられることになるのだがさそれはまた別の話。
「なんとしても食い止めろ。」
紅華人民解放軍は哈爾浜から奉天までの間にいくつもの塹壕と対戦車地雷源を配置し遅退戦闘を繰り返していた。また、紅華人民解放軍の救援部隊が重慶の方や南京からやって来て防衛線に到着してロシア側の進撃スピードが遅くなった。
奉天作戦司令部
米軍と紅華軍の共同司令部が出来上がっていた。
一応作戦司令官は紅華軍の最高司令官だが米軍の極東司令部は別に共闘してるだけであって傘下には入ってないので少々険悪ながらもしっかりと守っていた。
紅華軍の司令官が米軍の極東司令官に問う。
「いつになったら合衆国の救援は来るのですか?」既に満州戦争開始から2週間がたっていた。紅華軍としては早く来てほしいというのが実情だった。しかし、アメリカ軍側も
「申し訳ない。後数日かかりそうです。」
そういうしかない。ちなみにこんなに遅いのは紅華軍があまりにも弱くて満州が一時期占領されちゃいそうだったのでアメリカ政府が渋ったのだ。ちなみに、彼らにも非常時には満州放棄の許可が与えられていた。
数日後旅順軍港
アメリカ太平洋艦隊が多数のアメリカ軍を連れてやってきた。
旅順では拍手喝采が響き渡りこれらは戦場にも聞こえて紅華軍の士気を大きくあげた。アメリカ合衆国の本国から連れてきた最新鋭の部隊は強かった。戦車戦術一本を取ってもロシアよりも格段に上だったし一般兵の連度も高くあっという間に哈爾浜まで奪還してしまった。
二週間前 ウラジオストク軍港
深夜、秘密裏にロシア帝国海軍が日本海に向けて出港した。これはなんなのだろうか。
樺太海峡
ロシア軍の上陸船が200隻以上いて兵士の数は40000程いる。彼らはどこから来るのか。
日本に重大な危機が近づいていた。
先のネタが途切れそう。これから更新ペース落ちる?




