公園の近くのマンションで久しぶりに幼なじみに会った
未来人を家に泊めることになった
胡散臭いとは思うけど少し信じてみたい。
だって面白いと思ったから。久々になんか楽しみって言うか、信じてみたくなったって言うか、
そうだ、最近本当に私は死ぬほどついてなかった
ホント楽しくなくて、つまらなくて仕方なかった
だから、ちょっとでも面白い話とか、そんなぬるいの類の物でもいい、信じてみたい
信じたいって思っちゃったんだ
そんな気まぐれみたいな流れで泊めることになった
「へー、マンションなんだねー」
「まぁ、一応一人暮らしだし、問題はないけど
誰かに見られたら面倒だし………」
「ふぅーん」
無職の癖に部屋に男を連れているとかなんとか言われたらもう外歩けない…
エレベーターを出た時、久しぶりに奴の顔をみた
「あ、幸夜……」
「葵也………久しぶり…」
幼なじみの吉盛 葵也
近所だけど最近は全然あってなかった、会えなかった、という方が容易だろうか
とにかく私はコイツとはあまり会う気はなかった
「……あぁ、久しぶり、隣の人は?」
「知り合い」
「前に知り合いいたんだな」
「久しぶりに会って、何さそれ…
なんか、用?あんた家ここじゃないけど」
葵也は羚をジッと見た
「………いや、久しぶりにお前を見に来ただけ」
「はぁ………?」
「お前運悪いから死んでるんじゃないかとな」
笑って見せるけど、実は後一週間後死ぬかもしれないんだー
なんて言えない………
「はは、な訳~(笑)」
「ま、いいけど、ちょっとぐらい連絡くれよ、暇だから」
「あ。うん」
「じゃぁな」
それだけ言って帰って行った
知り合いなんてさっき言ったけど、勿論そんな気はない
知り合い?まぁさっき知り合ったから知り合いなのかもだけど
「へー、親しかったねー、友達いたんだ」
コイツを知り合いとか思いたくない
「いいから、入って」
「お邪魔しまーす」




