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第20話 お約束とはいえ

「キャリーちゃんは勉強熱心なんだね」

「魔法の勉強は面白いですから!」

「お、嬉しいこと言ってくれるなぁ。教師冥利に尽きるわ、なぁヘブン先生」

「……えぇ…」


 現在放課後。

 私はカルロさん、アイスカ先生、ヘブン先生と一緒に廊下を歩いています。

 つい先程のこと。

 授業が終わり、教室を出たところをアイスカ先生に捕まり。資料運びを手伝わされていると、身丈以上の本を運んでいるヘブン先生に遭遇。荷物を分割するも一人分が多く、3人でヨロヨロしてたところで、カルロさんとばったり。心優しいカルロさんが手伝いを申し出てくれて、今に至ります。


「精霊学のツツルが言ってたぜ、精霊界の革命だ!常識は覆された!やはり精霊は神秘!!ってテンションやばかったぞ」

「別にあれくらい革命でもなんでもないんですけど…」


 精霊が現状維持で問題ないって思っているのは確かですし、そもそも精霊の力分を決めつけてそれ以上にならないと思い込んでいたのは人間のほうですしね。


「ティモールはいつ知ったんだ? 精霊の実力は鍛錬次第で変わるってよ」

「えーと、5歳の時ですかね」

「はっ?」

「ぇ?」


 答えるとアイスカ先生とヘブン先生から驚きの声をあげました。


「契約精霊とのコミュニケーションで知ったんじゃないのか?」

「何…で、そ、そん…な……ち…さい、頃…に…」


 しまった。


「ちょっと間違えただけです! そうです、リンネから聞いたんです!」

「……なーんか怪しくね?」

「気のせいです!」


 くらえ、母様かかさま直伝☆有無を言わさない笑み!!


「お、おぉ…」

「納得いただけて何よりです」


 圧力に負けた先生が頷いてくれました。引き気味? 良いんですよ、言質さえ取れば。


「あ。ここだよね、資料室って」

「カルロさん、私開けますよ」


 カルロさんたちに多く荷物持ってもらってますからね。みなさん紳士。


「ーーーーー!」

「ーーーーー!!」


「? なんか騒がしくねぇか?」

「隣の教室かな?」


 資料を片付けていると、壁の向こうから何やら荒げた声が聞こえてきました。


「私見てきますね」


 何というか…、声に聞き覚えあったような気がしたので。

 私はこっそりと教室を覗きました。




「アモールセンパイがっ!」




 ピシャンッ



 …なんか見えてしまった。


「ティモール? どうしたのか?」

「イエ」


 中からはまだ声がします。困りました。とりあえず防音しておきましょう。


「こっちは…物置になってる教室か。居たのは生徒だけか?」

「まぁ…」

「なら注意が必要だな。魔法塔の部屋は、教師同伴以外は立ち入り禁止だ。危ねぇかんな」


 いつもだらけた態度ですが、根っこはちゃんと先生なアイスカ先生が至極真っ当な理由で扉を開けようとしました。


「ちょっと待ってください」

「うお!?」


 でもストップです。


「何にすんだ?」

「覗いたところ、生徒同士でちょっと揉めてるみたいです。先生が出て行くと悪化する危険があるので、私が行きます」

「いやでも」

「どうにもならないようでしたら、先生を呼びます」

「………」


 思春期、それも七面倒臭い貴族の子弟たちが通う学園の教師です。大人の介入が良い時も悪い時もあると、アイスカ先生は知っています。


「大丈夫です。片方は私の友人ですし、それに私、説得は大得意(・・・)ですから!」

「………はぁ、仕方ねぇな」


 溜息を吐きつつ、ポリポリ頭を掻くアイスカ先生。


「ティモールがそこまで言うんなら、待ってやる。ただし、十五分だ。過ぎたら入るぞ」


 素敵な先生に恵まれたものです。





 私はもう一度、扉を開けました。


 私の方に背を向けているのが、涙声のヒロインに、俺様、従順、双子兄、頭痛そうにコメカミを押さえている副会長さんと、そんな副会長さんの背中をさすりながら励ます双子弟。


 ブロウ以外のゲームキャラですね、分かりたくありません。


 そして悪役令嬢役のルルージュ様。

 ヒロインを庇う男どもに囲まれています。女性一人を取り囲むなんて、紳士にあるまじき行為です。


「貴様が突き落としたのだろう!」

「先輩が彼女の背を押した瞬間を見ていた者がいます! 言い逃れは出来ないですよ!」

「わたくし、その時刻は人とおりましたわ。不可能です」

「なら、一緒に居た奴を連れてこい」

「お断り致します」

「えー、なんでなんでー? あやしー!」

「どうせ嘘なんだろう!」

「友人をこんな面倒事に巻き込みたくありません。当たり前でしょう」


 テンプレの断罪イベント。

 どこまでも、非王道の王道を突き進む愚か者たち。


 胸糞悪い。




「構いませんよ、ルルージュ様」




 なので、ぶち壊してやりましょう。

 私の友人に手を出さなければ、少しは穏便にしてあげたものを。

 ここはゲームではなく、現実です。イベントだの何だの、知ったことではありません。

 私は私のやりたいようにやるだけです。


「なっ、誰!?」

「貴様は…!」


 騒ぐ俺様たちは放置。というか本当に気付いてなかったんですか、情けない。

 困った顔をしたルルージュ様と目が合います。


「キャロラインさん」

「良いでしょ? ね、美少女さん」


 昔のように呼ぶと、ルルージュ様は長い、それはそれは長ーーーい溜め息を吐き出しました。


「仕方ないわね、わたくしの英雄(ヒーロー)がそう望むのなら」


 よっし、了承をいただきました。

 それは良いんですが、ルルージュ様がたまに私に向かって言うヒーローって何のことなんですかね?

 割と出逢った当初から呼ばれるんですけど、はて?

 ……まぁいいか。

 今はそんな話をしてる場合じゃありませんし。

 私はアホどもに向き直り、ニッコリと微笑みました。

 私の友人を傷つけようとした罪は、重いですよ?


「先にそちらの言い分を聞きましょうか。何故ルルージュ様を取り囲んでいるんです?」

「その女が彼女を窓から突き落としたからだ!」

「それで?」

「彼女は足を折ったんだよ!? 彼女の契約精霊がいなかったら、どうなっていたことか!」

「ひどいよねー!」

「それいつ頃のお話ですか」

「………今日の、昼休憩じかん、だよ」


 副会長さんではないですが、頭痛い。


「まず、ルルージュ様は普段から学友の方たちといます。加えて今日のお昼は私も一緒に居ました。…ついでに聞きますけど、どこの窓です?」

「南棟の2階、端の空き教室だよ」

「私とルルージュ様が話していたのは食堂、つまり西棟の1階ですけど」


 西と南ならそう遠くないかと思いきや、南棟は林の奥にあるんですよね。古い建物で近々建て直しが決まっている廃校舎です。

 道も悪いので、走っても一時間はかかります。物理的に行くのは不可能です。

 ちなみに、ここ魔法塔は北棟の斜め隣にあります。


「貴様とその女が嘘をついているのだろう!」

「私や学友さん以外にも、周囲に人はいたので証言は取れますけど、そちらは? ルルージュ様が突き落としたところを証言出来る人は居るんですか?」

「彼女が嘘を言うはずないでしょ!?」


 はいはい。まぁ廃校舎に人が居るわけありませんよね。かといって、破滅へマッハで進むこの方たちに協力するような物好きがいるわけないですし。人望なさ過ぎてワロス。


「ハイネル、黙りなさい。…僕が話しましょう、そのほうがスムーズです。その前に、アモール嬢」

「何かしら?」

「彼らを抑えきれず、申し訳ありませんでした」

「先輩は悪くない、頑張ったよ! 会長たち、最初はお昼後の授業中に教室へ乗り込んで追求しようとしてたんだもん!」


 頭を下げる副会長さんと、そんな副会長さんを庇うように出てきた双子弟がそう言いました。


「何それ、超迷惑」


 公害って考えたことありますか、ないんですね。胎児からやり直せ。


「頭をお上げになって?」

「…アモール嬢、私は……」

「キッアル様の働きぶりは知っているわ。貴方はよくやってくれていると思うわよ」

「…えっと」

「ルルージュ様、そんな言い方されても返し辛いですよ。バカの子守り頑張ってるわね、なんて」

「直球過ぎませんかティモールさん!?」


 副会長さんがぎょっとしてますが、本当のことですよね?


「ちなみにルルージュ様も負けてませんよ」

「いつお役御免になれるのかしらねぇ…」

「ルルージュ様が望むなら、いつでも私が出張るので安心して下さいね!」

「………不安だわ」


 ルルージュ様と話していると、わなわなと震えていた俺様が叫びました。


「何の話をしている!」

「やめてください、会長っ……いえ、殿下!」

「エイドン、邪魔をするな! どけ!!」

「退けません。本当ならもっと早く、僕は止めるべきだったんです。これ以上貴方に失態を犯させるわけには行きません!」

「貴様…っ!」

「先輩っ!」


 立ちはだかった副会長さんは逆上した俺様に殴り飛ばされ、派手な音を立てて棚に体を打ちつけました。それに血相を変えて、副会長さんへ駆け寄る双子弟。

 ………。


「情けないですね」

「ふん、主人に逆らうからだ」

「あんたに言ってんですよ、バ会長」

「何だと?」

「頭に血が上って、スカスカの脳味噌がさらにダメになってんじゃないですか?」

「馬鹿にしてるのか!」


 ああ、喧しい。叫ぶしか能がないのかおのれは。


「バカにしてるんだよ、バ会長。ふざけた言い分ばっか並べ立てて、本当に頭ワいてんじゃないの? 王族の恥さらしが偉そうにしてんじゃねーよ。毎度毎度、ルルージュ様や陛下たちに迷惑かけやがって。サイラスとメルも可哀想、こんなバカでアホでカスな奴と血縁なんて…」


 不敬罪のオンパレード?

 何とでも出来るんで大丈夫です。


「言っておきますけど、貴方とルルージュ様の言葉でしたら、過半数以上がルルージュ様を信じますからね。リコール対象の生徒会長……いえ、廃嫡寸前の王太子サマ?」


 顔や魔力や地位に惹かれていた女子だって、愚かではありません。

 非常識な女子生徒に入れあげ、生徒会の仕事も勉学も疎かにし、代わりに真面目な副会長さんと麗しの会計サマがフラフラで倒れそうになっている姿を見れば、百年の恋も冷めます。…ブロウは私が強制休憩させてますけど。

 加えて出来の良い実弟もいますからね。廃嫡もあるんじゃないかって噂されているようですよ。実際、陛下も思案してましたしね。私がいなかったら、とっくに切ってた気がします。


 そんなバカ王太子と、聖女と称されるルルージュ様ですよ?

 比べるのも馬鹿馬鹿しい。愚問というものです。


「なっ…!」

「デュラン先輩に酷いこと言わないで! どうしてそんな酷いこと言うの!?」

「蛍光ピンクは黙ってろ、【口塞こうそく】」

「!? 〜〜〜〜っっ!?!??」


 口を強制的に閉じてやると、不思議に思ったらしいルルージュ様が小首を傾げました。


「キャロラインさん?」

「…まぁ、ちょっとくらいは本気で相手してあげようかなーと」


 そろそろ本当に鬱陶しいんですよね、こいつら。

 懲りずにブロウにも突撃してくるし、うるさいし、ヘブン先生に教えてもらえる時間減らされるし、うるさいし、うざい。

 むしろ、短気な私がここまで我慢したのを褒めてもらいたいです。


「彼女に何したの!?」

「見てなかったんですか? どこからどう見ても魔法でしょ」

「うっそだー! ココ(・・)で魔法を使えるわけないじゃん! だって…」

「うるさい」


 爽やかと双子兄が静かになったところで、俺様に向き直りました。


「さて、バカ王太子サマ? 貴方に喧嘩を売って差しあげます」

「は…?」

「バカでアホでクズでカスで、救いようがない生き物に成り果てた貴方を調教してあげますよ」

「なんだと!? 貴様そんな口を…」



「反論なら、決闘で聞きましょう」



「決闘だと?」

「ええ」


 勝敗が分かりやすく、尚且つ合法的に相手をボコれるもの。

 合法って大事ですよね☆


「条件を設定します。今回は一対一の決闘ではなく、人数は無制限。学園外の人も呼んで構いませんよ。乱闘と行きましょうか」

「ハッ、下品な」

「言わなきゃ分かりませんか? ハンデをあげるって言ってるんですよ、この雑魚」


 あはは、顔真っ赤。ウケる。


「騎士団長さんでも魔法師長さんでも剣豪でもギルドランカーでも、誰を連れてきたって良いですよ?」

「言ったな? 貴様、必ず潰してくれるわ!」

「決行日は…丁度休みですし、明日でいいですよね?」

「泣いても絶対に許さんからな!!」

「勝利条件は相手側の戦闘不能のみ。降参は認めません」

「無視するな!!」


 はいはいはい、うるさいうるさい。


「キッパリはっきり、シロクロつけましょうか」


 私はニッコリと、満面の笑みを浮かべて言いました。





「という訳です、アイスカ先生」

「何がという訳でだよ…」


 怒り心頭の俺様の後を追って、ヒロインと爽やかと双子兄と従順も出て行きました。

 やっと静かになりましたね。

 そして入れ替わりに教室のドアを開く。疲れた顔をしたアイスカ先生。

 約束の十五分は過ぎ、加えて喧嘩吹っ掛けた辺りからは教室にかけた防音結界を解いていたので、先生にも聞こえていたでしょう。

 あれ、頭抱えてどうかしたんですか?


「説得じゃなかったのかよ…」

「説得しますよ?」


 明日の決闘で、肉体言語でお話しますとも。


「…大人しい生徒とは思ってなかったけどよ、喧嘩っ早すぎんだろ!」

「えー?」


 これでも抑えてたのに、心外です。


「…ティモールさん」

「何ですか? 副会長さん」

「決闘に、僕も入れて頂けませんか」

「僕もー! あのバカ兄ぶっ飛ばすよー!」


「却下で」


 いらないです。

 というか、部屋入った時から思ってましたけど、双子弟はヒロインに惚れてないんですね。


「あの子? んー、悪気はないみたいだけど…、だからって言って良いことと悪いことはあるよねー!」


 にぱっと笑顔なのにそこはかとなく不穏なオーラが。

 ゲームではツンデレだった気がしましたが…、まぁ副会長さんも設定と違いますし。ゲームはゲームということですね。


「あと会長をぶん殴りたい! 先輩殴るなんて、許せないんだからー!」

「まぁ、その気持ちは分かりますが」


 ムカつきますよね、あの俺様。

 双子弟は副会長さんを慕ってるようですし、百倍にして返してやりたい気持ちは当然でしょう。


「でも駄目です。これは私の喧嘩ですので、あげませんよ」


 私が売ったんですからね、私のです!


「なら、わたくしが」

「何を立候補してるんですか、駄目です」

「キャロラインさんてば、けちね」

「侯爵令嬢サマが万が一怪我したら大変でしょう?」


 尊いご身分ですからね。


「嘘つきね、心にも思ってないくせに」

「バレましたか」

「隠す気もないでしょう?」

「あははは、ルルージュ様まで出てくることないですよ。過剰戦力になっちゃう」

「そうね、キャロラインさんだけでも過剰過分過激だものね」

「ちょ、言い過ぎ」


 人をヤバイ奴みたいに。


「それにしても…、外部の人間も含めるとはね?」

「俺様にどれだけ人が集められるのか見ものですよね!」

「ふっ、俺様って…」

「バカ王太子やバ会長も可です」

「あはははっ」


 可笑しそうに笑うルルージュ様に、驚いた顔をする男3人。

 ルルージュ様は可愛いでしょう?


「なぁ」

「はい?」

「ティモールって不敬罪知らねぇのか?」

「知ってますよ? 適用されない人がいるだけで」

「……」


 黙ってしまいました。変なアイスカ先生。



「ハッ! カルロさん!」


 大変です! 片付けをカルロさんとヘブン先生に押しつけたままでした!


「やぁ、今終わったところだよ」

「あぁぁすみませんっカルロさん、ヘブン先生!」

「……き、気に、し…ない……くだ…さい…」

「そっちは大丈夫だった?」

「大丈夫です、心配ご無用ですよ!」

「何か言ってやがるぞこの問題児」

「そうかい? 良かった、えらく時間がかかっていたようだから、心配したんだよ」


 っっっなんて優しい!!!


「カルロさん、今からお時間ありますか? お詫びにお茶淹れさせて欲しいんですけど…」

「気にしなくてもいいよ。でも、キャリーちゃんのお茶は美味しいから、嬉しいな」

「とびっきり美味しく淹れます!!!」


 そんな風に言ってもらえるなんて…っ、カルロさん大好きです!!


「ヘブン先生も、良かったら。甘いものは嫌いですか?」

「……ぃ…え」

「良かった。今日は栗饅頭持ってきたんです」

「わぁ、楽しみだな」


 私で!良ければ!いつでも!いつだって!ご用意します!!

 微笑むカルロさんプライスレス!!


「ついでにアイスカ先生もどうですか?」

「ついでとか言うんじゃねぇよ、あとお前さっきからツッコミどころ満載過ぎるんだが」

「気のせいです」

「お前なぁ…………はぁ。いいや、面倒くせぇ」


 怠惰な先生でこそアイスカ先生ですよ。


「キャロラインさん」

「はい?」

「今日は巻き込んでしまって、ごめんなさいね」

「気にすることないですよ、ルルージュ様。私から喧嘩を売ったんです、巻き込まれたんじゃありません」

「………ありがとう」


 美女の微笑みは良いものです。役得役得。


「それでは、わたくしは失礼するわね。色々とすることが出来たから」

「……色々ですか?」

「色々よ」


 ………明日はギャラリー多そうですね。

 

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