Episode9 絶望世界→悪夢の始まり→2人復活
今回は普通の話より短いです。
前回、Vの手下の時空間ゲートによって次元の狭間へと飛ばされてしまった
ドラグーン達。彼らが目を覚ますと…、
エメラルディ「な、何!?ここ…。」
そこはまるで、希望の光とは対なる絶望の塊だけでできたような世界だった…。
アリゲーター「ここは…どこだ?見たことのない世界だな…。」
アース「私たち…、ここから元の世界に帰れるのかな…。」
采「帰りたい…。」
見たことのない世界に戸惑う人や帰りたいと思う人もいる…。そこに、
?「ようこそ…、次元の狭間の世界…ノット・ホープ・ワールドへ…。」
京平「あなたは何者ですか!?」
?「オルティナです。まぁ、悪夢儀式の主催者…とでも言っておきます。」
全員「…バトルロワイヤル!?」
オルティナ「そう…、今からあなた達には…、『殺し合い』をしてもらいます。」
ドラゴニック「ど、どういうことだ!?」
突然、バトルロワイヤルと言われて驚愕する。
その言葉にドラゴニックが疑問を抱く。
オルティナ「今から10分後にバトルロワイヤルを開催します。それで最後まで生き
残った1人だけをこの世界から元の星へ連れて帰りましょう。ちなみに
バトルロワイヤルのルールはこれです。」
・バトルロワイヤルの時間帯は午前7時から午後11時まで。それ以外の時間
帯に攻撃を仕掛けたものは体に仕掛けられた爆弾が起動し、爆死する。
・殺す為なら手段は選ばなくても良い。
・この星の中であればどこにいてもよい。
・この星に実っている木の実や茸は取って食べても良い。
・どこかへワープする技は使えない。(事前に使えないようロック)
・1日で最低一人の死が確認されなければランダムで誰か一人の体内にある
爆弾が起動し、爆発する。
・この星はエリアで区切られている。エリアは悲しき街エリア、地獄の火山
エリア、枯れ果てた森林エリア、最凶最悪の墓場エリアの4つが存在する。
・10日に一回、幹部が各エリアを回り、参加者を見つけ次第、殺しに来る。
アルテマはバトルロワイヤルのルールを見て、オルティナに言い放った。
アルテマ「お前、やってることが人間じゃないだろ!!!」
オルティナ「当たり前じゃないですか…、私たちは人間じゃないんですから。」
こうしている間に時間が刻一刻と迫る…。
オルティナ「では、バトルロワイヤルを始めます…。」
次の瞬間、皆はいろんな所へワープされた。
エメラルディ「一体この先、どうなるの?」
直道「何でこうなるんだ!?チクショーー!!」
このバトルロワイヤルで今まで以上に大きい
不安や怒りを露にする者もいれば…、
アリゲーター「くっ、やむを得ん…。殺し合いに乗るか…。」
殺し合いに乗る者もいる…。絶望だけの世界で
バトルロワイヤルがとうとうスタートしてしまった…。
DOS「…。」
疾風「…。」
場所変わってここは病院。大会の会場から発生した時空間ゲート
には飲み込まれていない。だが、破天荒な天気は今も変わらずに
異常現象を起こしている。
疾風「うー…ん、ここは…?一体…。」
DOS「ここって…。」
長い眠りから目を覚ました疾風の音とDOS。
疾風「そうだ、俺達、葉月と戦って…、攻撃をまともに受けて…。」
医者「おー、目を覚ましましたか…。お二人とも。」
DOS「皆はどうした?今どこで何をしてるんだ!?」
医者はドラゴニック達が伝説の聖水を手に入れようと世界最強大決戦
に参加していることを2人に説明した。
疾風「そうか…。俺たちの為に皆が伝説の聖水を手に入れようと…。」
医者「ですが、会場は何らかの衝撃によって飲み込まれてしまっています。」
DOS「皆はあの中にいるのか…。」
復活した疾風の音とDOS。果たして彼らはどう行動をとるのか!?
バトルロワイヤルに参加させられたドラグーン達はどうなるのか!?




