Episode4 ハイソブ誕生の秘密→ボス級コール出現
レストランから家までの帰り道、ハイソブとブルーが会話をしていた。
ブルー「お前…、一体いつまで俺についてくるつもりだ?」
ハイソブ「オレの気が済むまで…だな。」
ブルー「そういえばあの時もそう言ってたな…。」
ハイソブ「確かにな。あれはあの時…、」
研究員1「遂に完成したぞ!ハイパーソードブラスターだ!!」
研究員2「これで世界は私たちの物ですね!!博士!!」
博士「あぁ!!これで我らキュウキョク族は勝利したもの同然!これで全ての種族を滅
ぼすのだ!!」
ジジジジジジジジーーーーーー!!!!
研究員1「な、何だ!?」
博士「い、いかん!!暴走しているんじゃ!!このままでは辺りが時空の狭間へ飛ばさ
れてしまう!!急いで脱出じゃ!!」
そして…、
ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ハイソブ「あの時、未完成だったオレはオレ自身が悪用されることを知って
暴走し、時空の狭間へワープした…。次々とオレを手に入れよう
とした奴らが現れたが、資格がなかったことからオレの意思とは
関係なく次々と奴らを殺していった。
そして次々と次元を超え、そしてこの次元へやってきた。タイム
クロックというものが何なのかは分からないが、恐らく、コール
もこれを悪用しようとしているだろう。」
ブルー「そうとなれば俺たちは星ごと消え去ってしまう…。とでも言いたい
のか?」
ハイソブ「まぁそういうことだ。」
コール「悪いけどここの生物は全て死んで頂きます…。 …ネオス・グランド!!」
ドカーーーーーーーーーーーン!! ドカーーーーーーーーーーーーーーン!!
国民たち「うわー!!逃げろーーーーーーーーーーー!!!」
疾風の音「また現れたか…、コール!!」
ドラゴニック「必殺技で一気に決めろ!」
5人「了解!!メテオ・ハイ・キャノン!!」
前回発動したこの必殺技。5人それぞれにかかる負担は大きいが、その
分威力は極めて高く、攻撃範囲も広いので確実にあたる。
コール「グワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
パリパリ…、ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
ドラゴニック「やはりそうだったか…。」
白黒「何が分かったんだぁ?」
ドラゴニック「コールは全て2人以上の集団で集まっている人達を狙う習性がある。
国民が2人殺されたときも今回もここに集団で行動していたからコール
は襲ってきた。」
エメラルディ「なるほどー!じゃ、その習性を逆手に取ったら?」
疾風の音「でもどうやって?」
5人「うーん…。分からん!」
ゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーーーーーー!!!!
DOS「な、何だ!?」
?「必殺技を発動させるとは中々ですね…。」
DOS「貴様…、何者だ!?答えろ!!」
?「私はコール軍団五柱の一人…、葉月です。」
ドラゴニック「コイツ…、今までのコールとは…何かが違う!ぐれぐれも気をつ
けろ!!」
5人「了解!!」
葉月「…グレネードランチャー。」
葉月がそういった途端、無数の小さな玉が現れ、それが隊員5人めが
けて強烈なほどの攻撃力で襲い掛かった。
エメラルディ「このくらい!バーストアロー!!」
今度はエメラルディが持っていた弓から無数の属性を持つ矢を全て撃
ったが、速すぎる弾丸には対応しきれない。しかし…、
ドラゴニック「一刀両断『破滅斬り』!!」
5人めがけて飛んできた玉をドラゴニックが全て切り裂いた。
ドラゴニック「今のうちに奴を攻撃しろ!!」
5人「了解!!」
エメラルディ「バーストアロー!!」
白黒「竜激乱舞!!」
疾風の音「ジャッジメントブラスト!!」
DOS「超爆熱ストーム!!」
竜士「グングニル!!」
ドラゴニック「ビックバン!!」
それそれの技で葉月を攻撃しようとしたが…、
葉月「…ロケットランチャー。」
今度はランチャーを構えて6人めがけて撃ちまくった。
6人「ぐわーーーーーーーーーーーーー!!!」
葉月「あなたたち、まだまだ未熟ですね…。殺す価値もありません。」
その次の瞬間、葉月から眩しい光が発生した。
そして光が収まった時にはそこに葉月の姿はなかった。
DOS「く…そ、逃げら…れた…か。」
疾風の音「俺た…ち、まるで…敵い…ませんね。」
葉月のロケットランチャーの威力は大きく、疾風の音とDOSはまともに
受けてしまったため、大怪我を負っている。
葉月のような存在は一体コールの何なのか!?
大怪我を負った2人は一体この先、どうなってしまうのか!?
ちなみに葉月さんのグレネードランチャーは魔力によって
無数の玉が現れ、それが目標にめがけて飛んでいくみたい
にしました。