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Episode22 新たなる敵→撃破にはアルコア→ダークの話

<バトルロワイヤル10日目 午前7時32分>

?「全く…、どうなってるんだ? バトルロワイヤルなんてふざけたこと言い

  出して…。」


とにかくエリアをウロウロしていたのは海王紅蓮。彼もまた殺し合いに乗る気

は無いようだ…。すると…、


放送「これにてバトルロワイヤルを終了する。」


ここでバトルロワイヤル終了の放送が入ってきた。

前回、ダークがバトルロワイヤルを中止にしたのか、放送でも発表されている。


海王「おっ? ようやく終わりか…。…はぁ!? それだけかよ!! 帰る方法

   とか無いのかよ!?」


バトルロワイヤルは終了したものの、帰る方法は見つかっていない。

すると海王の体が消え始めた…。


海王「何っ!? 急に体が消え始めたぞ!?」


そして体はそのまま消えていき、気が付くとそこは…、


海王「ん? ここは…どこだ? ひょっとして元の世界に帰れたのか? やっぱりここ

   は元の世界。やったぜー!! 元の世界に戻ったぜー!!」


海王が目を覚ますとそこは見覚えのある世界…。

そこは間違いなく5つの星のスモールワールドだ。

だがそれと同時に5つの星のテレビ全てがおかしくなり、そこにはダークが映っていた…。


ダーク「そこにいる人民共にお知らせだよー!! 何とバトルロワイヤルの参加者

    から貰ったデータをそれぞれカード化して5つの星にばら撒いたよー!!

    どうなるかはお楽しみに!!」


参加者からデータを貰い、カード化してばら撒いたと突然言い出すダーク…。

一体何のことを言っているのかは誰にも理解できない。

そしてダークは映らなくなり、テレビも通常状態に戻った…。


海王「一体何のことなんだ? データって…。」


すると1枚のカードが飛んできた。


海王「何だこれ?」


すると次の瞬間、カードが黒く光りだし、海王に酷似した人間と化した…!

腕、足、額にはそれぞれ『01』と刻まれている…。


偽海王「ダーク様の為にお前にはここで消えてもらう…。フリーズブレイク!!」

海王「うぉっ!!危ねぇ…。俺に似ているだけあって同じ技使うのかよ。」


偽海王はフリーズブレイクを連発し、海王はそれを避けていくが、これでは反撃が

できない…。


偽海王「俺の本当の力はここからだ…。ダークネスモード!!」

海王「何っ!? そんな力俺自身には無かったはずだ!!」


だが、こうしている内に黒い光が偽海王を包み込み、パワーアップさせようとし

ている…。


海王「だったらあの黒い光を止めてやる。プロミネンスブレイク!!」


そうはさせまいと海王も6000℃の炎で攻撃したが…、


偽海王「…無駄だ。」

海王「何っ!? ぐぉわーーーーー!!!」


炎が黒い光に当たる直前、その炎は黒に変色し、海王に跳ね返ってきた…。

そして黒い光が晴れた時には…、


偽海王「ククククク…。これでお前はジ・エンドだ…。」


偽海王はとてつもなく醜い姿に変化していた…。

それだけでなくこれまでに感じたことのない禍々しいオーラが剥き出しになっている…。


偽海王「止めだ…。ゼロ・ブレイク。」


炎と冷気を融合された光線を形成し、その光線が容赦なく海王に襲い掛かる…。

あんなものを受けては終わったも同然だ。


海王「ぐぉわーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


とてつもない大火傷を負った海王はそのまま倒れてしまう。

海王の辺りは紅い血で染まっている…。


海王「く…、くそ…。」


もうダメだと思った時だった…。


?「ハイパーキック・スラッシュ!!」

偽海王「何っ!?」


突然、光の刃と灼熱と爆発のキックが飛び出したが、偽海王は間一髪で攻撃を

避ける。

攻撃を仕掛けたのは…、ブルーとイリネス、煌だった。

しかし、その3人はダークの攻撃によって倒れていたはず…。


ブルー「やはりアイツは『01』の様だな…。」

イリネス「しかし…、気味が悪すぎるのじゃ。」

煌「じゃ、さっさと倒すよ!」

ブルー「だが、相手はダークのカードだ。ここは一旦引くぞ。」


不意打ちを仕掛けたと思ったらすぐに海王を連れてこの場を後にしたブルー達…。


01「おのれ…。まぁいい。」


イリネス「早く手当てするのじゃ!!」

煌「お、おぅ…。」


ここはスパークワールドにあるチームの基地だ。

一応、ブルーもチームの協力者ではある為、入ることを許されている。


ブルー「やはり『アルコア』がいなければこの状況をひっくり返すのは無理みたい

    だな…。」

イリネス「アルコアって何なのじゃ?」

ブルー「アルティメット・コア。通称アルコアだ。アイツもまた、意思を持つ武器だ。

    アイツを手に入れた者は時間・時空を超えることができ、武器に装填するこ

    とでその武器を何十倍にもパワーアップさせることができる。」


ブルーはアルコアについて説明を始める。


煌「凄いな…。それを使えば確実にあの怪人を倒せるってことか…。」

ブルー「その通りだ。だが、アルコアは主を選ぶし、資質の無い者が使えば、瞬時に

    死を招く…。仮に持つことができたとしても強靭な精神力が無ければ、体その

    ものが不安定となる。」 


ダーク「やっほー!!ボクだよー!!」

ブルー「貴様は…、ダーク!!!」 

ダーク「やっぱり生きてたか…。しぶといね、君達。ご褒美にいいこと教えてあげる。」

ブルー「何~!?」


立体映像ではあるが、突然現れたダーク…。

一体何を言うつもりなのか!? 

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