Episode20 ダークとの対決
今回は結構短いです。
<バトルロワイヤル2日目 午前8時>
放送「これよりダーク様が直接このエリアにいらっしゃる。勿論、見つ
け次第、殺していくことに変わりは無いが。」
ダークが遂にやってくる…。
唯でさえ強力な幹部なのにそれの上をいくボスと考えれば、誰だって
怯む。
ブルー「来るか…、ダークの奴が。」
疾風「一体どれだけの強敵なのでしょうか…。」
DOS「まっ、俺の手にかかれば奴なんて粗大ごみだ。」(黒)
疾風「うわー、DOSさん、黒い…。」
<バトルロワイヤル2日目 午前8時5分>
イヴ「いよいよダークが来るのね…。」
狼男「だが、賢者はまだ6人も残っている。このまま正面から戦っても勝てる
相手ではない。最もダークと正面から戦って勝ったものは誰1人いない
がな。」
ゴウ「あの男、非常に危ない。目に見えた人間を無差別に殺す。」
saya「な、何て人なの!? 許せない…。」
煉華「全くです。酷すぎます!!」
ゴウがダークの性格を説明してその性格にsayaと煉華は激怒。
だが、すぐそこに…、
?「ん? 誰が酷いって?」
狼男「マズイ!! ダークだ!!」
煉華「え!? この人が…。」
突然現れたダーク…。とても大きく、胸には邪悪な龍のマークが刻まれている…。
あまりに突然すぎて大半の人が怯んでしまう。
ダーク「怒る必要なんて無いよ。だって今すぐ全員消えちゃうんだから♡
…ダーク・マインド!!」
不意打ちのごとくダークは背中のかぎ爪で攻撃。
賢者たちはこの技を恐れているようだが…、
狼男「避けろ!! 少しでも触れれば奴に吸収されるぞ!!」
煉華「え、えーーーーー!!!!」
狼男の言葉でかぎ爪の攻撃を避けた煉華とsaya。
ゴウ「吸収されれば能力や技を奪われる。そして灰となって死ぬ…。」
狼男「それだけじゃない。奴は技の他に記憶までも吸収するんだ。
気を付けて戦いな。」
狂った猫「なら遠距離攻撃です。ライトニングシャワー!!」
狂った猫は無数の雷の雨を降らして攻撃。
雨は全て命中しているが…、
ダーク「今何かした?」
狂った猫「な、何ッ!?」
ダークにはかすり傷一つ無かった…。
むしろダークは本当に攻撃されていたのかが全く分かっていない。
ダーク「少し遊んであげるよ♡ 来い!! ダークハイソブ。」
ダークハイソブ「ほう、今回の的はアイツ等か…。遊んでやろう。」
ダークが乱入してきたダークハイソブを手に取ると黒い光が発生し、その光
が無くなった時には緑のオープが付いている黒い鎧を纏ったダークがそこに
いた…。
ダーク「フフフフフ…。じゃ、遊ぼう。邪龍電磁波!!」
ダークは剣から黒い龍の形をした電磁波を発生させ、それを煉華達にぶつける。
そのまま煉華達は電磁波に閉じ込められ、大ダメージを受ける…。
狂った猫「な、何て強力な電磁波…。」
采「こんなの無理だって!!」
皆ダメージを受け、ボロボロに…。
だが、それでもダークは容赦なく次の攻撃に入る。
ダーク「あー、飽きちゃった。さっさと殺して帰ろうっと。」
ダークハイソブ「ダークアップチャージ1!!」
ダークハイソブの掛け声でダークは暗黒の結界を生成。
その結界は皆を巻き込み、動けなくする…。
ダーク「死んじゃえーーー♡ ダークネス・スマッシャー!!」
動けなくなった皆めがけてダークは灼熱と暗黒の入り混じった光線を
放った…。
ダーク「こんなに弱いゴミ、いらない。ささっ、帰ろ~っと。」
吸収する価値もないと判断したダークはダークハイソブと共にこの場を
後にする…。
そして皆はピクリとも動くことは無かった…。
そして何日も経った今でも雨は降り、屋敷は目茶苦茶、皆は死んだように
倒れている…。




