Episode19 ヤンガー復活→時間が狂う→煉華に類似!?
<バトルロワイヤル1日目 午後7時50分>
狼男「逃げられたか…。急いで奴を追いかけないとな。」
イヴ「ん? もうすぐ4人目の賢者が復活するわ!!」
ゼノン「今度はどんな人なんでしょうか?」
?「うーん…、俺は復活したのか?」
ゴウ「お前…、ヤンガーじゃないか!?」
ヤンガー「久しぶりだな。ところでコイツ等は?」
復活した4人目の賢者ヤンガー。当然ながら彼は煉華達を知らない。
狼男「紹介する。コイツ等は封印された賢者を全員助け出す為、俺らと行動を共に
している奴らだ。」
そして皆はそれぞれ自己紹介を終えると…、
ヤンガー「俺はヤンガーだ、皆よろしくな!!」
煉華「こちらこそよろしくお願いします!!」
<バトルロワイヤル1日目 午後7時52分>
ブルー「…。」
ブルーは熟睡している。
全員「…。」
一緒にいる煌達ももう寝ている。だが、そこに…、
アリゲーター「…殺す。」
アリゲーターがブルー達を殺そうとやってきてしまった…。
アリゲーターはそのまま全員刺してしまった…。
刺された体からは赤い液体が出ている。
<バトルロワイヤル1日目 午後7時55分>
アクア「追いかけるなんて言ってたけど追わないの?」
狼男「あぁ、夜にあまり歩き回ると危険だからな…。」
saya「皆さーん!! 夕食できましたよ。」
イヴ「早くしないと夕食抜きだからね?」
ゴウ「お腹減った。早く行かなければ…。」
狼男「ゴウ、飯終わったら勝負だ。」
ゴウ「いいだろう…。」
竜士「ちょっ、勝負って…。」
<バトルロワイヤル1日目 午後8時>
ヤンガー「ウマい!! イヴの手料理久々だからホントうめ~!!」
アース「確かに結構おいしいですね!!」
saya「私ももっとお菓子を上手く作れるようにならないと…。」
采「とにかく頑張れ。」
saya「ありがとう。」
そして夕食も終わり…、
狼男「勝負だ、ゴウ…。」
ゴウ「いいだろう…。」
<バトルロワイヤル1日目 午後8時15分>
アリゲーター「死亡者4人…!?」
アリゲーターは4人殺したと思われたが、何とその4人は赤い水を入れた
ただの人形だった…。暗い為か、本物と思い込んでいたらしい。
アリゲーター「クッ…。偽物だったか。」
ブルー「予め移動されて正解だったようだな。」
DOS「まんかと引っ掛かりやがった!! ざまぁwww」
アリゲーター「貴様…、何故このような真似を。」
ブルー「さぁな…。」
アリゲーター「くたばれーー!!」
アリゲーターはブルーめがけて攻撃を仕掛けた。
言うまでもなく今の彼は自我を失っている…。
ブルー「タイムクロック。」
ブルーもタイムクロックを発動。
時間がほぼ止まり、アリゲーターの動きが止まる。その隙に…、
ブルー「哀れな…。」
ブルーはそのままアリゲーターを斬り、遠くへ吹っ飛ばした。
それと同時にタイムクロックが終了し、ブルー以外は突然アリゲーターが
消えたことに戸惑っている。
<バトルロワイヤル1日目 午後8時22分>
ダーク「あー、アリゲーター飛ばされちゃったか…。役立たず♡」
オルティナ「ダーク様、ご報告いたします。例の準備が整いました。
明日の朝頃に発動できます。」
ダーク「よし、じゃ、ボクの力を放つとしよう…。」
何やらとてつもなく嫌な予感がする…。
一体ダークは更にどんなことをするというのか!?
<バトルロワイヤル1日目 午後8時26分>
狼男「またまた俺の勝ちみちいだな、ロイヤルストレートフラッシュ。」
ゴウ「またか…、お前のロイヤルストレートフラッシュにやられたのこれで
345回目だぞ。」
煉華「うわー…、狼男さんトランプ強すぎです…。」
ゼノン「ロイヤルストレートフラッシュ出し過ぎでしょ。ハッタリでもして
るんですか?」
狼男「いや、してないな。俺が強いんだよ。」
采「??」
saya「??」
一部の人はトランプで何をしているか全く分からないみたいだ。
最も、さすがにババ抜きとかは分かるみたいだが…。
放送「これより時間を明日の朝7時半にまで時間を飛ばす。」
全員「え!?」
何と、突然時間を早めるという放送が流れた。
イヴの館に限らず、全てのエリアにさっきの放送が流れた…。
そして次の瞬間…、
チュン、チュンチュン!!
小鳥が鳴き、あっという間に朝になってしまった…。
時計も午前7時半を指している…。
狼男「一体、何が起こったというのだ?」
ゴウ「見ろ、朝になっている。」
全員「…えーーーーーーーーーーーーー!!!!!?」
<バトルロワイヤル2日目 午前7時34分>
ブルー「ここか…。煌の言っていた隕石とやらは。」
するとそこには…、
?「ここは…、一体どこなのじゃ?」
ブルー「貴様…、何者だ?」
?「余はイリネス・バレッタじゃ。」
ブルー「俺はブルー。」
隕石の近くにいたイリネスというこの少女。
しかし、その顔にブルーは見覚えがある…。
ブルー(コイツ…、煉華と体格とかが瓜二つだな…。どういうことだ?)
イリネス「お主、何をボーっとしておるのじゃ?」
ブルー「さぁな…。こっちの話だ。」
ハイソブ「ブルー、また俺様になったらアレだからな?」
疾風「ではここから脱出する為の方法を探りに行きましょう。」
イリネス「脱出の方法…、余が知っておるのじゃ。」
ブルー「何? どういうことだ?」
イリネス「余の国の言い伝えでは『十なる力が集い、究極なる覚醒
を得て悪を滅ぼし、絶望の星から去らん。』多分、10の
力が必要なのじゃ。」
ブルー「なるほどな…。だが、気になることが2つある。一つは究
極なる覚醒、何のことだ? それは。」
イリネス「それは余にも分からんのじゃ…。」
疾風「とにかくまずは10の力が何なのかを調べましょう。細かいこ
とはそれからだと思います。」
ブルー「ならさっさと行くぞ。」
こうしてイリネスが新たな仲間になり、言い伝えの『十なる力』の意味を
調べに行くブルー達。
…しかし次回、ダークの更なるイベントが恐怖を膨大させる…。




