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Episode18 2人で攻め込む幹部→力の賢者 爆誕

<バトルロワイヤル1日目 午後7時10分>

ゼノン「凄いですね…、まさか煉華さんが覚醒の力を手に入れるなんて…。」

煉華「す、凄いだなんて…、」


前回、覚醒の力を手に入れた煉華。

あの覚醒の力でゼノン達がやって来て、現在、2つのグループが合流している。


狼男「お前等に1つ話がある。」

全員「?」


突然、狼男が何かを話すと言ったので全員視線を狼男に向ける。

更に屋敷にいた皆が狼男の所へ集まる。


狼男「3人目の賢者、ゴウ。誰がコイツの力を使う?」


現在、狼男は煉華にイヴはゼノンに力を貸している。


狂った猫「私が使います。」

saya「狂った猫さん!! 怪我はもう大丈夫なんですか!?」

狂った猫「はい、だいぶ回復してきました。」

ゴウ「いいだろう…。お前に力を貸す。」


するとゴウはハンマーを持ち出し、狂った猫に触らせた。


ゴウ「これで契約成立。」

狂った猫「契約? 一体何のことですか?」

狼男「ゴウが勝手に付けているだけだ。気にするな。」

イヴ「今日は私が夕食作るからそのまま待っててよ。」

saya「あっ、イヴさん。デザートは私が作ります。」


キッチンにはイヴとsayaが向かい、2人で今日の夕食を作る。


ゼノン「夕食ができるまではトレーニングルームで特訓です!!」

狂った猫「…私も特訓をしましょう。」



<バトルロワイヤル1日目 午後7時18分>

saya「私、将来はパティシエになることなんです!!」

イヴ「へぇ…。じゃ、もっとお菓子作れるようにならないとね!!」

saya「はい!! 私、がんばります!!」

イヴ「…!!」

saya「あれ? イヴさん、どうしたんですか?」


イヴが突然、辺りをキョロキョロし始めた。

不思議に思ったsayaがイヴに問いかける。


イヴ「…来る!! 奴が。」

saya「え!? 来るって…、誰がですか?」

イヴ「もうすぐ幹部の一人が来るわ。ここを嗅ぎつけられたようね。」

saya「マズイです!! 皆に知らせないと!!」



狼男「お前、相変わらずトランプ弱いな。」

ゴウ「やかましい!! 放っといてくれ。」


イヴ「大変よ!! もうすぐ幹部の一人がここを攻めてくるわ!!」

全員「何だってーーーー!!?」


そして次の瞬間…、


ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!


狼男「随分派手な登場だな。」

イヴ「ちょっと、館壊さないでよね!!」

?「貴方は僕にとって厄介な存在です。なので消えて戴けませんか?」

狂った猫「じゃ、代わりに貴方の人生を最終章にしてあげますよ。ライ

     トニングシャワー!!」


不意打ちのごとく狂った猫は幹部に無数の雷を連続で落とし続けた。

しかし…、その幹部は、


?「残念、全て撃ち落としましたよ。」

狼男「貴様、アルトラスだな!?」


狼男は煙が上がると正体を見抜く。


イフ「俺もいるって!!」

saya「今度は2人ですね…。」

イヴ「こっちも対抗するよ!!」

狼男「煉華、体借りるぞ。」

煉華「え!? ちょっと待ってくだ」


狼男はやや強制的に煉華に憑依。

そのままウルフ煉華へと化し、接近戦に持ち込む。


ゼノン「イヴさん!! 力を貸してください!!」

イヴ「分かったわ。」


イヴもゼノンに憑依。手にはイヴが持っていた杖と強力な銃『イブラスター』

を構えている。


煉華「ウィンドスラッシュ!!」

ゼノン「マシンガンバード!!」


煉華はかなりの近距離で滅多切り、ゼノンは遠距離から高速で弾丸を連射する。

かなり速い攻撃なので反撃の隙が全くない。


狂った猫「ライトニングシャワー!!」

saya「アクア・シュート!!」

アース「アクア・ウォーター!!」


続けて3人の攻撃。

それぞれ遠距離攻撃を放ち、更に隙を与えないようにするが…、


イフ「アルに手を出すなーー!! ダークネス・ライトニング・ボルト!!」


攻撃されていないイフは巨大な斧ジャッジメントから暗黒の雷を放った。


煉華「ギャウゥゥゥゥゥーーーーー!!!!」

ゼノン「グボワァーーーーーーー!!!!」


普通の人間では絶対扱えないジャッジメントをイフは振り回し、全員を1人ず

つ攻撃する。


狂った猫「な、何て切れ味…。」


狂った猫は大怪我を負い、動けない状態となってしまった…。

他のメンバーもなぎ倒され、もはや立ち上がれる者はいない…。


イフ「止めだーー!! ダークネス・ライトニング・ボル」

ゴウ「させるかーーーー!!!!」


止めの直前、ゴウが飛び出し、何とか防げたが、それも一時的なこと。

このままでは死ぬことに変わりは無い…。


ゴウ「一か八かだ。狂った猫、体使わせてもらうぞ。」

狂った猫「仕方ない…。後は頼みますよ、ゴウさん。」


イフ「では止めを」


?「ゴワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

アルトラス「な、何ですか!?」


鼓膜が破れそうな咆哮が荒ぶり、アルトラス達の動きを止める。


イフ「こ、鼓膜が破れそうだ…。」


咆哮が響かなくなるとそこには容姿の変わった狂った猫がいた。

恐らくさっきの咆哮も彼が出したのだろう…。


イフ「こうなりゃ、奴を徹底的を叩き潰す!! ミサイル連射!!」

アルトラス「僕もミサイル連射!!」


2人は狂った猫めがけて怒涛のミサイル連射をした。

だが、そのミサイルは…、


狂った猫「そんな蚊取り線香みたいな攻撃でくたばると思うか!?」


ゴウの人格となっている狂った猫には全く効かなかった。

ミサイルは全て命中しているが、ゴウにはかすり傷1つない…。


狂った猫「お前のその斧、貰う。」


そしてイフの手首の関節を折り、何とジャッジメントを奪っていった…。


イフ「グォワーーーーーー!!!! 何て奴だ、関節を折りやがった。」

狂った猫「この武器、気に入った。俺の武器にする。…地殻変動!!!」


そしてジャッジメントを持ち、空高く舞い上がり、回転しながらイフを真っ二つに

切断してしまった…。


イフ「ぐぉわーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

アルトラス「イフーーーーーー!! 覚えてなさい!!」


するとアルトラスは逃走。すぐにこの場を去った…。

それと同時にイフの死亡が確認された。


狼男「ん!? アイツ、賢者に封印している石を持っていきやがったぞ!!」

イヴ「結局、賢者は助けられなかったってことね…。」


賢者を封印している石を持って逃走したアルトラス。

果たして5人目の賢者を助け出すことはできるのか!?

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