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Episode16 暴走する魔力→友との再会→エリア消去

<バトルロワイヤル1日目 午後1時37分>

現在、狼男に導かれ、煉華とアクア、竜士は狼男の城にいる。


狼男「これで助け出す賢者はあと8人となった。俺の実体もわずかに戻っている。」

煉華「でも、その賢者は一体どこへ?」

狼男「助け出した賢者は1時間経つと魂として復活する。最もどこで復活するかは

   知らんがな。」



<バトルロワイヤル1日目 午後1時39分>

アリゲーター「殺してこの星に帰るんだ…。」

コペル「さっきから何を喋っているんですか? 隊長。」

アリゲーター「命令だ、見た者は全て殺せ。」

コペル「どういう意味ですか?」

アリゲーター「お前は知らなくていい…。」

コペル「…。」


現在も異常な状態となっているアリゲーター…。

命令には逆らわないコペルはどうするのか!?


コペル「…ご命令であれば殺します。」



<バトルロワイヤル1日目 午後1時42分>

saya「これじゃ死んじゃう…。」


前回、イフリートのヘル・バーストによって絶体絶命の状況に陥っている

sayaと狂った猫…。


saya「!?」


だが、次の瞬間、sayaに秘められた魔力が暴走し、奇跡魔法が発生。

巨大な渦潮を召喚し、辺りの炎をすべて消し去る。

これで死なずには済んだが奇跡魔法を発動した反動でsayaは倒れた…。



<バトルロワイヤル1日目 午後1時46分>

ゼノン「煉華さんが幹部を倒すなんて…。」

アース「多分、煉華さんも賢者の力を持っているんですよ。幹部は賢者の力が

    無ければ倒せないってイヴさんも言ってましたし…。でも何故でしょ

    うか?」


イヴの館に戻ってきた3人は何故煉華が葉月を倒せたのかについて話し合って

いるところだ。だが…、


采「saya…、まさかこの世界にいるんじゃ!?」


すると采は館を出て、sayaを探しに行った…。


ゼノン「あ!! 采さん、待ってください!!」

アース「采さん!! どうしたんですか!?」


2人は走りながら采に聞くが、采との距離が遠く、采自身はsayaのことで頭がい

っぱいなのか、2人の声が全く聞こえない…。


采「早くsayaを探さないと…!!」



<バトルロワイヤル1日目 午後1時52分>

V「申し上げます。現在の死亡確認者は幹部を除きアクア1人のみです。」

ダーク「そうか…、なら、あのすっご~いイベント出しちゃって♡」

V「…了解。」


一方、ここはダークネス・ドリームの本拠地。

ダークと言われる大ボスはイベントを仕掛けるというのだが…、



<バトルロワイヤル1日目 午後5時52分>

saya「うーん…、ここは?」

采「あっ!! 気が付いた!! よかった~。」

saya「…采!! ここは一体…。確か、炎で殺されたはず!!」

采「炎? sayaの近くに炎なんて無かったよ。…でも黒い煙が出ていた

  様な…。」


ここはイヴの館。采は午後3時21分にsayaを見つけ、今まで看病していた。

sayaも目覚め、采は彼女に今の状況を説明する。


saya「え? バトルロワイヤルになってるの!? 今。」

采「うん、でもsayaが何故ここに?」

saya「私、采が変なドームに吸い込まれていくのを見て采の後を追ってここに

   来たんだ。」


アース「采さん、大変です!! とんでもないニュースが流れてます!!」

采「え!?」

saya「何そのとんでもないニュースって…。」


アースの呼びかけで1階のラジオへ向かった2人…。

そこに流れていたニュースとは…、


ラジオ「繰り返します、本日のイベントです。本日の午後6時15分にダーク氏が

    ランダムでどれか1つのエリアを消すそうです。消されたエリアにいた

    者は魂を刈り取られ、死亡します。」


saya「し、信じられない…。何で…?」


sayaは今のニュースを聞いて…絶望した。

何で死人が出ないといけないの? 何で殺し合いなんかさせるの?

そういう気持ちでいっぱいの彼女はしばらく黙りこんだ…。



<バトルロワイヤル1日目 午後6時>

ブルー「これ以上の移動は危険だな…。そろそろテントを立てるぞ。」

DOS「ハァ? まだ明るいだろ!?」

ブルー「準備は早めにするものだ。嫌なら好きにしな。」

DOS「お前…、俺に口喧嘩売ったらどうなるか分かってるよな?」(黒)

ブルー「…やる気か?」

疾風「ちょっと…、止めてください!!」

ハイソブ「もうすぐ暗くなる状況で戦っても意味ないだろ。トレーニング

     くらいなら朝にでもやってくれ。」


何だかんだもめ合ってから10分後。

ブルー達はテントを立てる、いわばキャンプの準備を始める。


ブルー「テントは立てた。次は火を起こし、更には飯の準備だ。」

DOS「何だよ、偉そうに…。」

ハイソブ「仕方ないさ…、元々ああいう性格だから。アイツは…。」



<バトルロワイヤル1日目 午後6時12分>

采「あと3分でどれか1つのエリアが消える…。」

ゼノン「ダークネス・ドリームも酷いこと考えるものですね。」

saya「…許せない。あんなこと考えるなんて…。」


sayaはダークネス・ドリームへの怒りを口にする。

だが、独り言程度の声で喋っているため、ゼノン達には聞こえていない。

だが、采だけsayaの独り言が聞こえていた…。



<バトルロワイヤル1日目 午後6時15分>

放送「これより消去するエリアを言い渡す。消去するエリアは…、」


エリアを消そうとしているダーク。

果たして消されるエリアは一体どこなのか!?

それともこの事態を阻止できるのか!?

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