表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/24

Episode11 ルールは変わる→鬼神モード→死亡→狼男

皆さん、大変お待たせしました!!

<バトルロワイヤル1日目 午前10時45分>

狂った猫「貴方…、Vですか!?」

V「今から貴方を殺します。」


突然、Vが現れ、狂った猫を殺そうとする…。


狂った猫「貴方達がエリアに来るのは10日に一回のはずじゃないのですか!?

     なのに何故、今来ているんですか!?」

V「何故って…、簡単な話ですよ?




                …ルールを変えただけです。」

狂った猫「な、何っ!?」

V「ルールが書いてある看板はこまめに見ておくことですね。では、処刑を始めます。

  …セイントインパクト!!」

狂った猫「ライト二ングシャワー!!」


いきなりVはセイントインパクトを放ち、不意を突こうとした。

しかし、狂った猫も攻撃に素早く気づき、光線を避け、無数の雷の雨を連続で落とした。           


V「グッ…、少しはやるみたいですね…。では、今日はこの辺にしておきましょう。」

狂った猫「…待ちなさい!! 逃げるつもりですか!?」

V「あのお方の意思ですよ、では。」


すると砂煙が発生した。

狂った猫は何も見えず、煙が治まった頃にはそこにVの姿は無かった…。



<バトルロワイヤル1日目 午前10時54分>

煉華「どうしたらこのバトルロワイヤルを止められるんだろう…。」

エメラルディ「うん…、せめて方法があれば…。」

?「だったら付いてきな。」


突然、声がした。

2人が振り返るとそこにはまるで魂だけのような男がいた。

男が透けて見える…。

透けて見えるが、服は着ている。

外見は西洋の執事みたいな服で髪型は狼に似ており、年齢35歳のような顔つきだ。


?「この事態をどうにかする方法が1つだけある。知りたければ来い。」

煉華「わ、分かりました!! 行きます。」

エメラルディ「ちょ、ちょっとアタシも!!」


2人は謎の男に付いていった…。

そして歩いているうちに見えたものとは…、


エメラルディ「な、何これ…。」

?「俺の住んでいる城だ。外見は腐っているように見えるがな。」


2人の前に巨大な城が見えた…。

だが、その城は外見は腐っているように見え、黒い薔薇で覆われたものだ。

それに腐っているように見えるせいか、何百年も使っているような感じだった。



<バトルロワイヤル1日目 11時3分>

疾風「確か、バトルロワイヤルって言ってたな…。」

DOS「間違いない、ここにいる皆は殺し合ってるんだ。」

?「うぉりゃーーーー!!!」

疾風「…!! アサルトショット!!」


突然、何者かに攻撃されそうになった疾風の音は素早く、攻撃態勢に入った。


疾風「い、一体何者だ!?」

?「俺は煌だ。」

DOS「何故、攻撃してきた!?」

煌「お前たちが信用できるかどうか見極めさせてもらうよ!!  どりゃ!!」


またもや、煌の攻撃。

体術を駆使し、疾風の音達に襲い掛かる。


DOS「アルティメットゴットブレイブ!!」

疾風「ダブル・ジャッジメントブラスト!!」


対する疾風の音たちはそれぞれの技で反撃。

疾風の音は2つの拳銃で攻撃し、DOSは究極の神の炎で焼き尽くす。


煌「こんなもの簡単に避けてやる!!」


しかし、体術に長けた煌には簡単に避けられる。

そして煌が2人に物凄い速さで近づき…、


煌「喰らえーーー!!」


何と…、2人の急所にパンチを連続で繰り出し、更には連続でキックまでもした!!


DOS「コ、コイツ…、よくもアレに攻撃を…。…許さーーん!!」

疾風「ヤ、ヤッベェ…。マジギレしてしまった…。」


DOSが怒りのあまり、叫ぶと光のオーラが現れ、彼の身にオーラが纏った…。


DOS「おい…、俺らを舐めると痛い目に合うぜ?」


するととんでもない速さで動きだし、一瞬で煌の後ろに入り、連続攻撃を浴びせた。

今までに見せたことのなかった破格外の強さだった…。


煌「グォワーーーーーー!!!…な、何て強さだ。」

DOS「これが俺に隠された特殊能力…、『鬼神モード』ってやつだ。」

疾風「久々に鬼神モードのDOSを見たけど、やっぱ凄い…。」


煌「グッ…、凄い。彼らなら信用できそうだ。」



<バトルロワイヤル1日目 午前11時16分>

アリゲーター「何としてでも生き残り、5つの星へ帰ってみせる…!!」


帰りたいという気持ちが次第に大きくなっているアリゲーター…。

アリゲーターの近くにいたのは…、


アクア「…。」


アクアだ…。彼女は他の者に見つからないよう、無言でいる。

しかし、アリゲーターは気づいていた…。


アリゲーター「…やむを得ん、殺す。」


するとアリゲーターはすぐさまアクアを殺しに攻撃する。

そう、彼は自分の部下を殺そうとしていたのだ…。


アクア「…!! アクアクリスタル!!」


アクアも何者かと思い、すぐさま反撃をした。


アクア「た、隊長!?」

アリゲーター「すまん…、俺はあの星に帰る為…、お前を殺す!!」

アクア「!? 隊長…、そんな…。」


自分の隊長が殺しに来る…。

そう考えただけでもアクアは絶望してしまう…。

そして…、


アリゲーター「お、俺は…、アクアを…、殺したのか?」


そしてアクアは死亡が確認された…。

絶望した彼女はもはや戦える状態でもなく、殺されてしまった…。


アリゲーター「お、俺は、全員殺してやる…!!」


そしてアクアを殺したアリゲーターはもはや部下たちが知っているアリゲーターでは

なくなってしまった…。



<バトルロワイヤル1日目 午前11時20分>

エメラルディ「凄い…、イメージと全く違う。」

煉華「本当だ…。」


2人は謎の男の城の中へ入り、予想外の造りに驚いている。

城の中はほとんど傷が無く、西洋な感じを思い起こさせる通路が続いている…。

そしてホールに出ると…、


エメラルディ「な、何!? 凄く広いんだけど!!」

?「騒ぐな。」


ホールはとてつもなく広く、学校にある体育館の4倍の広さはある。

とても広いのに、あるのは大きなシャンデリアのみ。黒い壁と天井で覆われている。


?「自己紹介に入る…。まずはお前たちの名前を聞こう。」

煉華「ボクは宮薙煉華です!!」

エメラルディ「アタシはアクア・エメラルディ。アクアって呼んで!!」

?「俺はこの城の主…、狼男ろうおだ。では本題に入るとするか…。」


狼男という男…。一体彼は何者なのか!?

バトルロワイヤルを止める方法とは…、一体何なのか!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ