表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/24

Episode10 2人突入→命を狙われる3人

    現在、異常現象が起きている中、疾風の音はある覚悟を決めた。

疾風「よし、俺達もその時空間ゲートとやらに突っ込む!!」

医者「無茶です!!あの空間へ一度入れば二度と戻っては来られません!!」


  突然、医者にとって死にに行くようなことを言って疾風の音を止める医者。

DOS「心配は要らん。俺がどれだけ強いか知ってんのか?」

医者「…分かりました。但し、あそこは希望が無い絶望そのものの世界です。ぐれ

   ぐれも生きて帰ってきてください。」


   そう言うと医者は2人に応急処置をし、2人は時空間ゲートへと向かった。


<バトルロワイヤル1日目 午前9時58分>

エメラルディ「どうしたらいいの?アタシ達…、死んじゃうのかな…。」


   一方、こちらはバトルロワイヤルスタート直後。チームの隊長、隊員、レ

   ストランのアルバイトの人たちがこのバトルロワイヤルに参加させられて

   いる…。しばらく経ってエメラルディのそばに…、

煉華「どうしたらいいのかな…。襲ってきたらどうしよう…。」


   宮薙煉華だ…。彼女もまた殺し合いには乗らないようだ。

エメラルディ「ちょっと様子を伺ってみようか…。」


   エメラルディは煉華に話しかける…。

エメラルディ「あの~…。」

煉華「あ、貴方は…、」

エメラルディ「あ、アタシはアクア・エメラルディ、アクアって呼んで!!」

煉華「ボ、ボクは宮薙煉華!宜しくね!!」

   エメラルディと煉華はお互い自己紹介し、共に行動することにした。


<バトルロワイヤル1日目 午前10時5分>

アリゲーター「まずはどうするか…。」


  参加者を殺すことにしてしまったアリゲーターは枯れ果てた森林エリアを見渡す。

  と言っても緑は何一つ見当たらないが…。

アリゲーター「ん!?誰かいるな…。」


           アリゲーターは人らしきものを発見した。

           アリゲーターは静かに少しずつ近づく…。

アリゲーター「ん!?アイツは…、コペル!?何故訓練生のアイツがこんな所

       にいるんだ!?」


     アリゲーターはコペルと言う訓練生を見て驚愕した。

     何故なら訓練生は世界最強大決戦の会場には来ていなかったからだ。

     それなのに何故ここにいるのか!?

アリゲーター「おい!!」

コペル「た、隊長!!隊長もここに来てたんですね!!」

アリゲーター「何故、ここに来てたんですか!?」

コペル「それが…、自分でも分からないんです…。」

アリゲーター「何ッ!?どういうことですか!?」


           意外な答えにアリゲーターが驚愕する…。

コペル「何故ここに来たのか全く記憶にないんですよ。まるで記憶の一部を吸い

    取られたかのように…。」

アリゲーター「そうか…、なら俺についてきなさい。」

コペル「了解!!」


<バトルロワイヤル1日目 午前10時18分>

フレアー「どうしたらいいんだ…。今は技を出せない。技を出せるまで時間を

     稼ぐしか無いか…。」


         前回、ブルーが特殊術を押し返したことによって

         カウンターされたフレアー。 

フレアー「今日は隠れてやり過ごすとするか。」


                   すると…、

竜士「さて、何から始めたらいいのやら…。」


         偶然、近くにいた竜士聖士。彼はこの辺りで何をす

         るのかを考えているようだ。


<バトルロワイヤル1日目 10時32分>  

疾風「こ、ここか…。」


         時空間ゲートに突入し、このノット・ホープ・ワ

         ールドへ来た疾風の音とDOS。 

DOS「本当に絶望だけの世界みたいだな…。辺りに緑が無いし、いい風も

   全く吹いていない…。」

疾風「とにかく今は隊長たちと合流しないと…。」


   疾風の音が言うと2人は走りだし、誰かいないかを探し出す。 

   勿論、バトルロワイヤルが行われていることなど2人は知らない。

DOS「何だ、さっきから俺たちのことを監視している気配がするぞ…。」


       走っている途中、DOSは誰かの気配を感じた。

DOS「妙だな…。だが、急ぐぞ!!」


?「…。アイツ等を殺すには今がチャンスだ。」


   2人の近くにいた人物は気づかれぬよう、2人を殺しに後をつける…。


疾風「…。マズイ!!7秒後、俺たちは殺される!!」

DOS「何だと!?」


   疾風の音は自身の能力である程度先の未来を予測していた。

   そして7秒後の出来事を予測していたのだ。

?「俺は生き残る為、こいつらを殺す!!ウォリャーーーーーー!!!」


DOS「あ、アリゲーター!?まさかアイツも時空間ゲートに!?」

疾風「でも何故俺たちを攻撃してきたんだ!?」」


  いきなり攻撃してくるアリゲーターに2人は何故だとひたすら考えた。

アリゲーター「俺は生きて帰る!!このバトルロワイヤルに勝って!!」

2人「バトルロワイヤル!?」


     バトルロワイヤルだと聞いて驚愕する2人。

     しかし、どういうことなのかを考えている暇はない。

アリゲーター「うぉりゃーーー!!」


     次の瞬間、アリゲーターは爪からカマイタチのような斬撃を

     連続で繰り出してきた。こんなものをまともに喰らえば体は

     赤一色で染まるだろう…。

コペル「この一撃を喰らえーー!!」


     アリゲーターに続いてコペルが2人に攻撃した。

     無反動砲用核弾頭で狙撃をしたのだ。

2人「ぐわーーーーーー!!!」


   一瞬の出来事だった…。

   アリゲーターの攻撃を何とか避けたと思ったら今度はコペルの攻撃。

   どんなに早く攻撃を避けても避けた直後なら動きは止まるという法則

   を最大限に生かした2人の攻撃に疾風の音達は手も足も出なかった…。


<バトルロワイヤル1日目 午前10時41分>

狂った猫(ブルー、一体どこに行ったんだ?)


     狂った猫はこのバトルロワイヤルを強制終了させようとV達

     の所へ殴りこもうと考えていたところだが、今の戦力では勝

     てないと判断した。その為、とりあえずブルーなど強力な者

     を探している…。

?「お、見つけました…。あなたを今から殺しましょう…。」

狂った猫「お、お前は…!?」


      突如、狂った猫を殺そうと現れた人物。

      狂った猫自身もあったことがある者だ。

   

      果たして彼は一体どうなるのか!?   

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ