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1‐9まぁこうなるだろ
あれから首輪を外された俺だが。(首輪を外された頃にはすでに学校に着いていた)
さてさて、忘れてはないだろうか?
俺は登校中なのである。
そしてあの無駄なやり取りがあった。
つまり、完全なる遅刻だという事だ。
【ガラッ】
「遅れてスイマセン!」
「登校初日から何やっとるんじゃ、廊下に立っとけ!!」
とまぁ、こんな訳で。
登校初日から遅刻した俺は、自己紹介すら出来なかったので、『遅刻する人』というレッテルを貼られてしまい、ハーレム王のレールから脱線してしまったのだった。