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ネガティブにイきましょう  作者: ヨエ団
1‐6章 ネガティブにバレる
66/158

6‐15オチはこの方っ!!

 露木、笹ヶ峰が入ってきたので、今までの事情説明。



「へえ、つまりは小夜がいらない事をしたが為に、桜がアニオタってことがばれちゃったのか」

「まあ、平たく言うとそうだ」

「良い機会かナと思っテ」

「……………………(反省?)」


 サヨ:反省……も後悔もしていないわっ!!


「「「それはしろっ!!」」」


 小向は総スカンを食らった!

 小向はすねて話さなくなった!


「それはともかくとしてだ」


 まだ分かってないことが一つある。

 昨日、あやふやにされた事だ。


「なんで露木は…そのぅ、カタコトなんだ?」


 もしかしたら、空気が重くなるかもしれないけど、これだけは聞いておきたいのだ。


「あ、それはただのキャラづくりネー」

「なんだそれ!?」


 理由軽っ!!

 何で秘密にしてんだよっ、変な勘繰りしちゃっただろ!!


「……他にも理由はあるんだけどネー」

「え? なんか言ったか?」

「別に何でもないネー、とりあえず部活動を始めヨー」


 

 まあ、本人が何でもないというのだったら何でもないのだろう。

 思ってた事が勝手に口に出てしまう事なんてよくある事だしな。


「ねぇ……私はぁ!?」

「は?」

「ン?」

「……………………(無言)」


 なんで叫んだんだ笹ヶ峰。


「私にもいろいろあるでしょ!! 『サクラがアニオタだと知っていたのか?』とかさぁ!!」

「いやだって、それはオタクの件で分かってた事だし」

「……『それなら何で早く教えなかったんだ』とかさぁ」

「ワタシが口止めしてたからでショ」

「……『なんで正座させたの』とかさぁ」

「……………………(無言)」

「…………うわぁああああああああああああああん!!」




 放課後が終わるまで、笹ヶ峰の叫び声は響き渡ったそうな。

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