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ネガティブにイきましょう  作者: ヨエ団
1‐6章 ネガティブにバレる
61/158

6‐10そして話はずれていく

「ともかく、露木の住所がわからない限り、見舞いに行くことはできないんだ」

「先生に聞くってのは?」

「個人情報保護法ってのがあるだろ?」

「個人情報保護法ねぇ…、めんどくさい世の中になったものね…」


 確かに面倒くさいっちゃ面倒くさいな。


「今なんかフェイ〇ブックとかで自分のプライベートな情報を人にさらしてる人もいるぐらいなのにね…、恥ずかしくないのかしら?」

「……………………(無言)」

「まあブログをやってる感覚なんじゃねえのか? 俺は知らんが」

「……………………(無言)」

「なあ、小向よ。何故そんなに無言であることを強調する?」

「……………………(困惑)」


サヨ:ななな何の話?


「完璧動揺してるわよね」

「お前、もしかして……」

「……………………(開き直り)」


サヨ:ええ、そうよ!!


サヨ:ブログやってて何が悪いのよ!!


「いや、別にそこまで言ってないが」

「興味があるだけよ」

「……………………(恥)」


サヨ:べべべ別に大したものじゃないわよ!!


サヨ:ゲームの事とかを書いてるだけよ!!


「へえwww」

「そうなんだ(笑)」

「……………………(怒)」


サヨ:笑ってんじゃないわよぉおおおおおおおお!!


 この時俺らのテンションは壊れていた。

 もしかしたら部活のメンバーが休んだという事実に、混乱していたのかもしれない。

 風邪だという可能性もあったが、別に何か理由があると――――少なくとも俺は感づいていたのだ。

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