57/158
6‐6遂にシリアスに突入します
とりあえず見るからに大丈夫じゃない小向を2人で保健室に送り届けた。
その後、保健室の前にて。
「大変な事は百も承知なのですガ…」
「なんだ?」
「ワタシ、用事がありましテ、実は帰らないといけないんでス」
「あぁ、そうなのか、スマン。ココは任せて先に行け」
「ここぞとばかりに人生で一度は言ってみたい名言を言わないでヨ」
「言える時に言ったほうがいいような気がしてな」
「そうですカ…、じゃア」
「あぁ、また明日」
その次の日、露木は学校を休んだ。