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4‐4同類は同じ道を辿る
……さてと、本題に入るか。
「露木、コイツなんとかしてくれないか?」
「ワタシ?出来るかどうか知らないヨ?」
「出来るか出来ないかじゃない、やるかやらないかだ!」
「そこで使うセリフでは無いと思うけどネー」
露木は、まぁやってみるヨと言って、謎の少女Xの隣に立った。
「ねェ」
「…………」
「あノ」
「…………」
「ちょっト」
「…………」
すると露木は瞬く間に帰って来て、結果報告をした。
「スイマセン、5秒で心が折れましタ…」
何これデジャビュ。