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2‐15そんなこんなでこうなった。
結局、露木以外の訪問者は無かった。
「本当に了承を得たんだろうな」
「得たわよ!でも……」
「でも何だよ」
「……オトナの都合ってのを考えなさいよ!3人が同時に喋るのでさえ字面では分かりづらいのに4人も喋ったらゴチャゴチャするでしょ!!察しなさい!
…ハッ!私はいったい何を喋っていたの!?」
「OK分かった、もうその事には触れない、ゆっくり休め」
「何なの、優しさが逆に冷たい」
「まぁまぁ、優しさに触れていいですカ」
「ソフο…って何言わせてるのよ、サクラ!」
露木が加入して、より一層騒がしくなった。
「うーん、条件反射ネー」
「テレビの見過ぎなのよ!サクラは!」
まぁでもコレはコレで楽しそうだ。