2‐13雑学はあるだけ無駄②
「「お花畑で 昼寝をすれば 可愛いあのこの 夢を見る
夢で見るよじャ ほれよが浅い ほんとに好きなら 眠られぬ
雲より高い この頂で お山の大将 俺一人
チンネの頭に ザイルをかけて パイプ吹かせば 胸が湧く
剣のテラスに ハンマー振れば ハーケン歌うよ 青空に
山は荒れても 心の中は いつも天国 夢がある」」
……もう嫌だ。
「「槍や穂高は かくれて見えぬ 見えぬあたりが 槍穂高
命捧げて 恋するものに 何故に冷たい 岩の肌
ザイル担いで 穂高の山へ 明日は男の 度胸試し
穂高のルンゼに ザイルを捌いて ヨ-デル唄えば 雲が湧く
西穂に登れば 奥穂が招く まねくその手が ジャンダルム
槍はムコ殿 穂高はヨメご 中でリンキの 焼が岳」」
…zzZ。
「「槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
槍と穂高を 番兵に立てて 鹿島めがけて キジを撃つ
槍の頭で 小キジを撃てば 高瀬と梓と 泣き別れ
名残つきない 大正池 またも見返す 穂高岳
まめで逢いましょ また来年も 山で桜の 咲く頃」」
はぁ…、やっと終わった…、字数稼いでんじゃねーよ…。
「「にっ!」」
「まだあった!?」
「因みに『アルプス一万尺』は29番まであるの、数えられた人はいるかな!?」
「誰に喋ってんだよ!!」
「さらに因むと『アルプス一万尺』の元歌はアメリカの『ヤンキードゥードゥル』で、全く内容が違うのよ」
「最高にどうでもいい!!」