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ネガティブにイきましょう  作者: ヨエ団
1‐2章 ネガティブに人物紹介
20/158

2‐11CMの後の前置きは長い

 こういう時にCMに入るとウザいよね、分かります。

 では、仕切り直し。


「でもさっキ…」

「OK分かったもう何も喋るな息するな動くな」


 必死で発言を止めようとする笹ヶ峰。


 ってここからかよ。

 面倒くさいなぁ。 


 気になる。(右カメラに決め顔)

 気になる。(左カメラに決め顔)

 気になる!(前方のカメラに決めポーズ!!)


 恥ずかしいから早くして!!


「笹ヶ峰って実は…」


 こっちに向かって鬼の形相をする笹ヶ峰。

 だが、そんな事には屈しない!

 これが、ハーレム王への一歩なのだ!!


 ……ふう。

 やっとだ。

 では、続きをどうぞ。


「男装家?」


 さっきの話からすると男の子の格好もするって事だろ?

 じゃあコレしか答えがないじゃないか。


「セーフ!イェイ!!」

「何かありましたか?セーフって…」

「あ、あぁ…ええっと…、そう!脳内で野球をやってて、1‐0で負けてたけど犠牲フライで同点に追いついたのよ!」

「脳内で野球をやっている時点で設定が破綻してますよね」

「ななななにを言っているのよ!ねねねネガティブな人は脳内野球するのがききき基本でしょおおお!そうよねサクラ!!」

「ええっ、ワタシですカ?」

「……そうよね?」


 またもや鬼の形相で睨む笹ヶ峰。


「……そうでス。脳内野球をしないとかネガティブの風上にも置けませン」


 ネガティブに誇りを持ってないから別に傷つかないけどな。

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