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ネガティブにイきましょう  作者: ヨエ団
1‐2章 ネガティブに人物紹介
17/158

2‐8騙してはいない、勝手に騙されただけだ

 見たところネガティブっぽくないんだが…。

 実験してみるか。


「ところで、露木さん」

「なんですカ」

「飛行機乗った事ある?」

「あんないつ墜ちるか分からない物に誰が乗りますカ?」

「船には?」

「いつ沈没するか分からないのに乗るとかバカの極みでス」


 ヤバい、笹ヶ峰さんと発想が被ってる。


「それでこそ我が友よ、サクラ」

「イヤイヤ、ミノリには適わないヨ」


 ん?


「お二人は友達なんですか?」

「仲良しこよしよ」

「この前会ったばっかりだけどネー。クラス同じだシ」


 肩を組み仲良しポーズを披露する2人。


「クラス同じですか…、はぁ…」

「どうしたのM夫」

「僕からすると先輩ばっかりになるからちょっと居心地が悪いなと思いまして」

「???一年生の下の学年ってあるノ?」


 はい?


「もしかして、2人とも一年生ですか?」

「そうよ」

「そうネー」


 じゃあ登校初日のあの出来事はなんだったんだ!!

 いや、待てよ。

 この人は笹ヶ峰実と名乗っただけで別に学年を言っていなかった。

 入学する前から創部の件を進めていたのだとすれば。


 ………。


 だ・ま・さ・れ・た。

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