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12‐3フラグ建てるのに必死ですが、何か?
「それで、笹ヶ峰の妹って何歳なんだ?」
「15歳よ」
年子か……笹ヶ峰は妹に勉強とか教えられてそうだな。
「今失礼なこと考えたでしょ?」
「そ、そんな事ないぞ?」
ただ、ありそうな事を思い浮かべただけだ。
「なに考えたかは分からないけど、私はそもそも勉強なんてしないわよ」
それはそれで問題だけどな!!
「そんなんで次のテスト大丈夫なノー? ミノリ」
「ふふふ、こんな事もあろうかと、選択肢を選ぶ用の六角形の鉛筆を持っているわ!」
「選択しない場合はどうするんだよ」
「そもそも選択肢が4つだったらどうするネー?」
「……………………(前提)」
サヨ:数学に選択肢なんてめったにないと思うけど?
「う、うっさいうっさい!! 妹に言いつけてやるんだから!!」
それで十分醜態を晒してるがな。
にしても、兄弟なぁ……居たらどんな生活になってたかなぁ……。
そもそも、俺は母親と2人暮らしだから考えた事無かったな……。
父親が居ない理由? 一応言っておくが、離婚じゃないぞ? ドロドロじゃなくて悪かったな、グハハ。