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ネガティブにイきましょう  作者: ヨエ団
2‐4章 ネガティブにテスト勉強
138/158

11‐20一応男ですから(意味深)

 1人お風呂から上がり、再びリビングで全員が戻ってくるのを待つ。



 にしても、女子の入浴時間は長いと良く聞くが、一体浴場で何をしてるんだろ?



 お湯とシャンプーとその他カラダを洗うものしか無いのになぁ。それを俺たち男が視聴するなら別だが。もちろん料金は取るぞ。ぐへへ。



「何か売り物にされようとしてる気がするネー」

「隠し撮りでもされるのかしら?」

「……………………(同意)」


サヨ:盗撮反対盗撮反対!!



「ん、んなこと思ってないから安心しろって」



 おおお、俺を犯罪者扱いするなって。別に盗撮しようってわけじゃないってゲフンゲフン。



「って、お前らその服装……」



 何故俺が驚いているかと言うとだな……。



「寝間着以外に何があるの?」

「パジャマ以外に何があるのかナー」

「……………………(説明)」


サヨ:流石に寝る時に制服は、と思ってね



「寝る時って、もしかして泊ることになったのか?」



「そうなのよ、もう夜遅いから泊ってけって」

「大丈夫なのニネー」

「……………………(心配)」


サヨ:かよわき乙女に何かがあったら大変じゃないの



 か弱いというか、主に体力と腕力がないだけだと思うがな。



「……………………(案内)」


サヨ:じゃあ寝る場所まで案内するから来て


サヨ:布団ならちゃんと敷いてあるから



「そうこなくっちゃね」

「どんな布団か楽しみネー」



 てかベットじゃないのな……、まあいいんだけど。



 とりあえず、言われた通り小向に付いていくとするかね。






 さて、着いたぞ。ここが俺の部屋か。おお、布団柔らけえ、何だこの素材は。けしからん、鑑識に回せ。ん? この枕の形は何だ、どういう構造になっている? なんかカサカサするぞ、てか中身は何だ、普通の枕じゃねえぞ。これも鑑識に回せ。



 …………。



「何で俺だけ離れなんだよ!!」

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