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ネガティブにイきましょう  作者: ヨエ団
2‐4章 ネガティブにテスト勉強
122/158

11‐4変貌

 おっと、つい流されそうになった。



「貰えるのは有り難いのですが、もっと直接的指導をお願い出来ないかな、と思いまして……」



「あぁ、そういう事なのね。それならそうとちゃんと言って下さいまし」



 ほう、どうやら講師をやってもらえるようだ。



「や、止めた方が良いわよ」



 何故か笹ヶ峰が制止を強いた。



「なんでだよ、せっかく教えてもらえるんだぞ? 何か問題でもあるのか?」



「昔教えてもらったとき……いや、一回体験したら分かることよ」



「?」



 良く分からないがお言葉に甘えて教えてもらおう。






「これはこれであれですわ。良くて?」

「あ、いや、あのー」

「ですから、そこのこれがあれですからこれはこれであれですわ! 良くて?」「いや、あのー」

「物わかりの悪いクズだなこのチンカスは!! あれのこれがそーなってこれがこれであれなんだよ!! クソビッチ!!」

「えーーっ……」



 助けて、人が変貌した。



 笹ヶ峰に目をやる。



「あー、あれはね、生徒会長は勉強の鬼になると口が悪くなるの。それで異様に頭の回転が良いものだから、最終的に罵倒されるだけになるの」



 それを……早く……言って欲しかっ……た。

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