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ネガティブにイきましょう  作者: ヨエ団
2‐3章 ネガティブに学園祭
118/158

10‐18……………………(感謝)

 学園祭も終わり、後夜祭が始まって、グラウンドではキャンプファイヤーが始まり、その周りを生徒達がフォークダンスをして回っていた。



 生徒会長は忙しいらしく、1時間厨二病系美少女ウェイトレスをやった後、そそくさと別の現場に向かっていった。



 俺達はというと、その輪に入れるほど度胸もないので、部室からそれを眺めている。



「来年もまた、一緒にするわよ」

「言われなくてもそのつもりヨ」

「……………………(禿同)」

「良いけど俺の仕事は減らしてくれよ」



 ハハハ、とみんなで含み笑いをして、今日はお開きとなった。



 帰り支度をしていると、小向が背中をつついてきた。



 何かと思えば、ICレコーダーだった。



「あぁ、忘れてた。まだ返してもらってなかったな」



 ICレコーダーに手を伸ばす。



 持ち方を誤り、再生ボタンが押される。



『ありがとう』






 全員の顔が赤くなった、そんな気がした。

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