表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ざまぁ、という神。

作者: 野菜生活

そろそろ、ざまぁのブーム終わってくれないかな。


最初から食傷気味だったけど、もう限界じゃないか?


日間ランキングのざまぁを掻い潜って出て来た光る原石。


よくよく見ると、ただのざまぁ。


小説を読んでいるのではなく、ざまぁを読んでいるのか、と。


彼は最後まで「僕、頑張ってます!誤解です!」と叫んでくれればいいのに。


不機嫌に不貞腐れて、パーティーから抜ける。


パーティーに居たくないなら、逆ギレでもすればいいのに。


心の中で女々しく「酷いよ、皆…」と被害者ヅラ。


モブは皆世間知らず、自分の実力をわかっていない。


それで、新しくパーティーを組んだら可愛いヒロインに「そんなこと普通出来ませんよ!前のパーティ(ry」


お約束というより、テンプレ。


テンプレを超えてコピペ。


そんな物ばかり。


外枠は違うけど、土台や中身がほぼ一緒。


俺は何処を見ればいい。


日間は基本ざまぁ、週間、月間、四半期、年間ランキングもざまぁ。


ざまぁ、ざまぁ、ざまぁ、ざまぁ、ざまぁ、ざまぁ。



━━━━━━━━━━━━━━━



ふと、あまりに退屈なので、読み尽くしたであろう、総合ランキングの小説を読んでみた。


彼らはなろうを支えた英傑達だ、面構えが違う。


「あれ?」と不思議に思った。


意外とざまぁの要素があったりするじゃん。


しかし、面白い。


勧善懲悪、しかし嫌味の無い。


何故か、爽快感のある。


実に面白い。


まぁ、考えてみると単純で、数年前の彼らは「ざまぁ」と言う物を意識していない。


自分が面白いと思った場面の一要素として、「ざまぁ」なる原型を埋め込んでいる。


今は「ざまぁ」をするという行為を描く事に、酷く執心している御方が多い。


つまり「ざまぁ」を書くことは罪ではなかった。


罪なのは「ざまぁ」を言語化し、それを昇華させてしまった人だ。


しかし、そのような事をした、一個人がいた訳では無いはずだ。


「ざまぁ」を気持ちいいと思ってしまう、全ての現代人だ。


この罪は皆で背負わねばならない、と思う。


「ざまぁ」という(大衆の欲望)を信仰してしまう、現代人。


その全てが。




結論、ペルソナ5は名作である。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ