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婚約破棄の現場でアクシデント

婚約破棄の現場で~弟は告発する~

作者: Ash

何度か読み直しましたが、作者自身、釈然としていない内容ですので、わからない点があった場合はお知らせください。

「ノースリッジ公爵令嬢クリスタ。俺は真実の愛を見つけてしまった。それ故にお前とは結婚することはできない」


 貴族の子女たちが通う学園の往来で、王子は婚約者を呼び止めて、愛しい少女への愛を語り始めた。

 行き交う生徒たちは足を止めて、リゼルド男爵令嬢ジゼルのノースリッジ公爵令嬢クリスタから王子を横取りした略奪劇のクライマックスを興味深く見ていた。

 実はリゼルド男爵家とノースリッジ公爵家には浅からぬ因縁がある。それ故に、今回の略奪劇がおこなわれたのであろうと、多くの者が考えていた。

 というのも、ノースリッジ公爵とリゼルド男爵は前リゼルド男爵夫人(既婚)を巡って、取り合いをした間柄なのだ。それがノースリッジ公爵の荒唐無稽な言いがかりから始まったことなので、いくら相手が公爵家であろうとリゼルド男爵側が勝った。


 それが今になって、子どもの代で王子の取り合いをすることになった。片や正当な婚約者。片やリゼルド男爵が妻を亡くして後妻にした愛人に産ませていた娘。


 前回はノースリッジ公爵が一人娘を産んだ妻を亡くしていて正常な判断を下せられない状況だったのだ、とリゼルド男爵が引いた形で幕を引いた。

 今回はノースリッジ公爵家がリゼルド男爵家に前回のことを忖度して身を引くのかと、この行く末は興味を持たれていたのだ。


「わたくしたちの婚約は陛下がお決めになったことですのよ?」

「たとえそうでも、俺は気持ちを偽ることはできない。結婚するなら、ジゼルだけだ」


 傍らにいる愛しい少女を見ながら王子が告げると、ジゼルと呼ばれた少女は感極まったような表情を浮かべた。


「タイラー様!」

「ジゼル」


 二人の砂を吐きそうな甘い空気を聴衆の輪の中から歩み出た金髪の一人の少年がぶち壊した。


「恐れながら、殿下がその方とのお付き合いすることはともかく、結婚することはできません」


 制服を着ていないことから、少年は学園には通っていないのだろう。しかし、学園の生徒ではないにしろ、着ている服からして庶民ではない少年の登場に誰もが首を傾げた。自宅で家庭教師を付けて勉強しているような人物が何故、学園にいるのか、と。


 そんな少年に真意を尋ねることができたのは王子だけだった。


「何を言う?! そなたは・・・?」


 どこかで見たことのある容姿の少年だった。貴族は長い歴史の中で大半が血縁関係があり、A家の特徴を持つB家の人間など、母親の火遊びがなくとも普通にいる。現に名も知れぬ少年はノースリッジ公爵家の特徴を持っていた。


「? エルマンド? エルマンドじゃないの?!」


 ジゼルはその少年に心当たりがあった。だが、その少年が誰かとわかっても、ジゼルよりも質の良い服を着ている理由や、学園に現れた理由までは思い当たらなかった。


「知っておるのか?」

「母親の違う弟です。半年前に行方不明になったんです」


 半年前にいなくなった弟がこの場に現れたことを不可解に思いながらも、無事な姿に安心したジゼルは言った。


 少年はジゼルがリゼルド男爵家で暮らすようになってすぐにいなくなった弟だった。

 弟ができただけでなく、その弟がイケメンだったことがジゼルはとても誇らしくて嬉しくて、とても可愛がっていたのだが、実の母親を亡くしたばかりのエルマンドは愛想もなく、非常に素っ気なかった。

 それもそうだろう。

 エルマンドの母親の葬儀は死んだ数日後にはひっそりとおこなわれ、その後片付けも終わらないうちにジゼルとその母親がリゼルド男爵家で暮らし始めた。まるで母親の死を待ち望んだかのようなリゼルド男爵の妻と娘の行動にエルマンドが怒りを覚えてもおかしくはない。

 家を飛び出したエルマンドの消息は半年もわからなかったのに、通ってもいない学園に以前より良い服装をして現れるなど、不可解だ。


 ジゼルに心配されていたのをエルマンドは嫌そうに顔を顰める。


「弟などではございません。私はある令嬢を十年以上、正当な理由もなく監禁していたリゼルド男爵の子どもではありませんので」

「何を言ってるの? あなたはわたしの弟じゃない」


 弟ではないと言い出すエルマンドにジゼルは驚きで目が点になった。


「ですから、私は母を監禁していた男の子どもではなく、母の夫の子どもなのですよ」


 エルマンドは弟だと言うジゼルにもわかるように言い直した。


 女性の地位が低いこの国では未亡人以外の女性は財産を持つことすら許されていない。結婚前には父親などの家長や後見人の意志一つで嫁入り先や人生を決められ、嫁いでは夫に人生を支配される。たとえ、少年の言う通りに母親が監禁されていても、夫が妻を監禁することも、殺すことも罪には問われない。


「だから、わたしの弟じゃない」

「いいえ、違います。リゼルド男爵と結婚していた筈の私の母との婚姻関係はミス・リゼルドが生まれる前になくなっておりましたので、母は父と結婚したのです」


 ジゼルがエルマンドより先に生まれていようと、リゼルド男爵の結婚はジゼルが生まれる前におこなわれている。

 王族や高位貴族が参加していなかったとはいえ、リゼルド男爵と前妻の結婚式は双方の親族が立ち会っておこなわれていた。

 にも、かかわらず、エルマンドはリゼルド男爵がジゼルが生まれる前にジゼルの母親と結婚していたと言うのだ。

 いくら女性の地位が低いとはいっても、この国は一夫一婦制で、一夫多妻は重婚罪にあたる犯罪で、それも重罪である。


「どういうことだ? ジゼルは愛人が産んだ子どもで、先妻が亡くなったからリゼルド男爵が愛人を後妻に迎えたという話ではなかったのか? そうであろう、ジゼル?」

「そうです。エルマンドのお母さんが死んだから、お母さんがお父さんと結婚して、わたしたちは男爵家で暮らすようになったんです」


 ジゼルはリゼルド男爵の庶子という触れ込みだった。それにジゼルも異論はない。家同士の取り決めで決まったリゼルド男爵の前妻が亡くなり、男爵の結婚前から恋人だったジゼルの母親が後妻におさまったのだから。


「それは嘘ですよ。リゼルド男爵は母の実家に母と結婚している風を装っておきながら、結婚の記録を教会から消し去り、ジゼルの生まれる数か月前にジゼルの母親と結婚したのですから」


 リゼルド男爵は親の決めた婚約者と結婚をおこなった地元の教会の記録を消し去って、ジゼルの母親と結婚している記録を残していた。これによって、ジゼルは庶子と言われているが、公には嫡出子として、男爵令嬢を堂々と名乗れる身分が与えられていたのだと、エルマンドは言った。恋人との子どもに宗教上だけでも、私生児という汚名を背負わせたくなかったという心情なのだろうが、それにしてもひどい話である。


「嘘でしょう?! お母さんと結婚していたのならなんで半年前まで男爵家に入れてくれなかったのよ」

「それまでは両親や母の実家の目もあったので、リゼルド男爵は母と結婚していた風を装っていたのです」

「だけど、それじゃあ、あなたが庶子ってことになるじゃない。なんでこんな時にそんなことを言うのよ? お父さんの後を継げなくなってもいいの?」


 ノースリッジ公爵令嬢から婚約者を横取りはしても、ジゼルも弟は可愛いと思っていたので、エルマンドの将来を心配して言った。

 ジゼルの母親と結婚しているということは、前妻とは婚姻関係になかったということになる。これを暴露したエルマンドのほうが今度は次期男爵の地位から男爵の庶子という貴族でもなく、庶民でもない不安定な身分に転がり落ちることになるのだ。


「血縁も恩もない監禁男の後なんか継ぎたくありません」

「後を継ぎたくないからって、あなたがお父さんの子どもじゃないって話にはならないでしょ?」


 お姉さんぶって言うジゼルにエルマンドは冷めた目を向け続ける。


「その話ですが、母はミス・ジゼルが生まれた頃、私の父と恋に落ちたのです。人妻との不毛な恋に悩んだ父は、どうにか母と夫を別れさせようと考えて調べているうちにリゼルド男爵がミス・ジゼルの母親と結婚していることと母との結婚の証拠がどこにもないことにたどり着きました。夫や父親などの親族でない限り、女性を守る権利も何も与えられないので、父は母と極秘に結婚しました。その上で、リゼルド男爵に母を解放するように言ったのです」


 あまりにも荒唐無稽な話でジゼルには信じられなかった。

 人妻と恋に落ち、夫と別れるようにと動くなど、自由恋愛を容認している上流階級ではありえないことだった。リゼルド男爵がジゼルの母親と結婚していることを前提に考えられた話でなかったら、到底、許されるような話ではない。

 エルマンドの母親の恋人がどのような地位であれ、相手は人妻。婚約ならまだしも、家と家、もしくは上の者の都合で決められた結婚を反故にして、上流社会がそんな人物たちを認めるはずがない。

 子どもまで陰口を叩かれ、一生爪弾きにされる人生だ。

 しかし、貴族やそれに準じる階級の考え方をそこまでジゼルは理解していなかった。ジゼルが理解していたのは、エルマンドが母親が監禁されていたと言っていたことだ。


「何を言っているのか、わからないわ。だって、監禁されてたとか言った癖に、あなたのお母さんは恋人ができたんでしょ?」

「監禁はその後です。父から母を解放するように言われたリゼルド男爵は母が愛人と逃げようとしていると嘘を吐いて監禁したのです。母の実家にもそれ以降、会わせませんでした。父がいくら母とリゼルド男爵が結婚している事実がないと声を上げても、母の実家は取り合ってくれず、社交界でも母はリゼルド男爵と結婚していると思われていたので、母は死ぬまで監禁されることになったのです。リゼルド男爵の思惑通りに」


 既婚女性の自由恋愛は暗黙の了解で許されている。それは家同士や派閥の結束、国内の貴族のパワーバランスをとる為に婚姻という形で友好的に人質を出しているからだ。人生すべてを家や国の為に使われているのだから、一時の楽しみくらいは黙認されているのだ。

 だから、結婚した女性は夫に監禁されようが、殺されようが、誰にも助けることができない。人質なのだから。

 しかも、愛人と駆け落ちをしようとしたなど、そんな醜聞を止める為に夫が監禁することなど当然だと思われている。


 聴衆はノースリッジ公爵家とリゼルド男爵家の前回の諍いを思い出した。現リゼルド男爵の前妻を巡ってノースリッジ公爵とリゼルド男爵がそれぞれ自分が夫だと主張していたことを。


 たとえ、リゼルド男爵が愛人ばかり連れ回していても、ノースリッジ公爵の主張――エルマンドの母親はリゼルド男爵との婚姻関係がないと言っても、貴族がそれを受け入れるはずがない。

 いくらエルマンドの父親に公爵の地位があったとしても同じだ。

 エルマンドの母親の親族はリゼルド男爵の結婚式に参加しているし、結婚後はリゼルド男爵夫人として社交に出ていた――そこでエルマンドの父親と出会った――ので、婚姻関係がないという主張が受け入れられるはずもなかった。それはリゼルド男爵が前妻の婚姻の記録を提出できなかったにもかかわらず、貴族たちは自分たちの記憶の方が正しいとリゼルド男爵の主張を支持したからだ。

 エルマンドの母親がリゼルド男爵と先に結婚をしていたのは誰の記憶にもあることで、ノースリッジ公爵は自身の婚姻の記録とリゼルド男爵と愛人の婚姻の記録しか提出できなかった。それではノースリッジ公爵の主張の裏付けには弱すぎたのだ。 


 ノースリッジ公爵の主張は無視され、エルマンドの母親がリゼルド男爵に監禁されるのは当然だった――既婚夫人の火遊びではすまなくなったのだから。


 しかし、今のエルマンドの告発は当時のノースリッジ公爵の言い分を裏付ける内容だった。エルマンド自身の容姿もそうだ。ノースリッジ公爵家の特徴が出ている。


「なんで、お父さんがそこまでしなくちゃいけないのよ。そんなことせずにさっさと別れたらいいじゃない」

「リゼルド男爵は親に逆らえなかったんです。それに結婚の記録がない相手と離婚なんかできるわけありません。そんな馬鹿げたことをして、立場を失いたくなかったんですよ。その為だけにリゼルド男爵は私を自分の息子だと言い、学園に入れずに家庭教師を雇い、私を母に対する人質として手元に置いていたのです」


 エルマンドの母親はジゼルの父親と結婚していたのだから、恋人ができて一緒になろうとしたら、リゼルド男爵家と実家に泥を塗る行為になる。

 だからこそ、既婚女性の一時の火遊びは許されても、駆け落ちや離婚は夫が許さない限り貴族の間では許されない。既婚女性は夫に許されても、勘違いした駆け落ち相手は一生嘲笑の対象となる行為だ。


 貴族になって日の浅いジゼルがそれを知らないとしても、エルマンドの母親を監禁する為にエルマンドを人質にしていたという事実に寒気がした。


 前妻の息子で自分の腹違いの弟。父親が家の都合で結婚するしかなかった相手が産んだ弟。

 ジゼルの認識が、一気に覆される。

 エルマンドの母親が別の男性と結婚していたのなら、エルマンドがその男性の子どもでもおかしくない。二人は結婚していたのだから。

 前妻だと思われていた女性の息子。父親の都合で監禁するしかなかった相手が産んだ息子。


「母の死後も監視が厳重で逃げられなかったのですが、ミス・ジゼルとレディ・リゼルドがリゼルド男爵家に来られたおかげでその監視の目が緩み、父のところに行くことができました。ありがとうございます、ミス・ジゼル」


 エルマンドが病弱だから学園に通っていなかったのだから、あまり相手をして無理をさせないように父親に言われていたジゼルは、それが弟を監禁する目的でおこなわれていたのだと本人に告げられて、顔から血の気が引いた。

 病弱だと言われていたエルマンドはどう見ても健康そのものに見える。今も昔も。


 信じたくない事実がグルグルとジゼルの頭を巡る。


「嘘よ・・・。嘘だわ・・・」


 エルマンドの言うことを信じてしまったら、正当な理由もなくエルマンドの母親を監禁していた自分の父親の罪を認めることになってしまう、とジゼルは一生懸命に否定した。

 だが、弟だと思っていた少年は取り乱すジゼルに表情を変えずに王子に告げた。


「結婚していると騙して、貴族の女性を十年以上監禁していた監禁男の娘。そうでなかったとしても、重婚者の娘。男爵の庶子どころか、多くの者を欺いてか弱い女子どもを長年監禁していた貴族の恥さらしの実の娘と王子であるあなた様の結婚がありえないことはご理解いただけたでしょうか」

「・・・」


 自分が庶子ではなかった事実を教えられても、ジゼルは理解できる状態ではなかった。弟だと思っていたのは、父親が監禁していた女性とその夫の間の子どもで・・・。

 父親はエルマンドの母親を監禁していた。

 庶民として生まれ育ったジゼルでも、それが異常なことはわかっている。


 愛しい王子が愛の証に婚約者であるノースリッジ公爵令嬢に婚約破棄を叩き付けたことすら、父親のおこなった異常な行動で今は消し飛んでしまっていた。

 家の為に母親以外の女性と結婚するしかなかったジゼルの父親とは違って、王子は強く、誠実だったというのに。


「ミス・ジゼル。あなたには私が逃げる機会をくださったことに感謝をしていますが、こんなところで油を売ってる暇がおありなのですか?」

「え?」

「陛下と重鎮方はすでにリゼルド男爵の罪状を知り、捕縛する命を出しました。ご息女であるあなたに罪はないとはいえ、ご両親と二度と会うことができなくなるというのに、何故ここにおられるのでしょうか? 殿下のご厚情に縋っても、何も変わりませんよ」


 妻なら罪に問われなくても、結婚していた記録もない他家の令嬢を長年監禁した罪は問われる。

 それが公爵の妻と息子だったら?

 男爵家が格上の、それも臣下に下った王族や長年の多大な功績を評価されてようやくなれる貴族の中でも最上級の貴族の家相手に、相手には何の非もなかったら?

 エルマンドの告発を告発だと受け取っていなかったジゼルは両親が国王から罪に問われていることを知らされ、現実を実感して悲痛な声をあげた。


「ジゼル! しっかりするんだ、俺がなんとかする」


 その場にへたりこんだジゼルを王子がその肩を抱いて慰める。

 そんな二人を無視して、エルマンドは呆れた表情で二人を見ているノースリッジ公爵令嬢の傍に寄り沿った。


「そっちは終わったのか、エルマンド」


 エルマンドと同じ色の金髪をした男がエルマンドに声をかける。ノースリッジ公爵だ。


「ええ、終わりました。父上」


 半年前にノースリッジ公爵家に突然現れたクリスタの異母弟は笑顔で答えた。




 リゼルド男爵家とノースリッジ公爵家の争いは、リゼルド男爵家がノースリッジ公爵夫人と令息を長年にわたって監禁していたことが発覚して取り潰されたことで終わりを告げた。

乙女ゲームのヒロインが男爵の庶子などで、父親が独身じゃなかった場合の父親側の家庭内を考えたらこうなりました。

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[気になる点] 王族の次くらいに身分の高い公爵の主張に対して、届の裏付けを取らずに周りが一蹴して男爵の主張を優先するのがとっても奇妙に感じます。届出より事実婚関係が優先されているのも不自然です。届を受…
[良い点] クリスタ「王太子から婚約破棄された公爵令嬢の私、何もかもから置いてけぼりになって黙っているしかなかった件。〜え、この流れ、まさかこのクソ王太子と復縁させられるのでは?!〜」
[気になる点] ①リゼルド男爵と前妻は親が決めた婚約者同士で両家に認められて結婚したが、男爵は両親や社交界に知らせずに前妻との婚姻記録を教会に取り消しさせた。 ②リゼルド男爵はジゼルの誕生前に現夫人…
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