ぼくの悲しい高校三年間
ほぼ筆者の愚痴です。
楽しんでいただければ幸いです。
読んでて悲しくなると思いますが………
ぼくは友達が少ない。
あっ、勘違いしないでくださいね。これはラノベじゃなくて、僕自身のことだから。
皆さんの高校生活はどのようなものでしたか?
おそらく毎日友人たちと楽しく、ワイワイ過ごしていたことでしょう。
勉強は大変で面倒だったかもしれませんが、毎日が充実していたはずです。
さて、ここで僕自身の話に戻ります。
初めに言った通り、高校時代の僕には友達と呼べる人がごく僅かでした。
3年間でできた友達はたったの4人。
しかも、3年間でその4人とは1度も遊んだことがありません。
でも学校で話はしていましたよ。
僕自身は仲の良いほうだと思っています。ほかの人はわかりませんが。
それでは、1年の時から振り返ってみましょう。
まず入学してすぐ、周りのみんながスマホのゲームの話で盛り上がっていました。
次々とグループのようなものができていきます。
でも僕はガラケーだったので、まったく話に入っていけません。
無理に入っても空気を悪くするだけなので、傍観することにしました。
その後、僕と同じく人付き合いの苦手な人、あるいは好まない人と仲良くなりました。
これでまず一安心………かと思いましたが、そうもいきません。
本当の地獄は学園祭や球技大会などの行事でした。
仲良くなった4人はほかの人と一緒に行動していたため、僕はボッチになってしまいました。
一人で人のたくさんいる場所を歩くのは苦痛でしかありません。
この時から、学校行事すべてを苦痛としか感じなくなりました。
周りが盛り上がっているのを見て、内心「ばかじゃねぇの」とか最低なことを常に思っていました。
もちろん顔には出しませんでしたよ。
そんなこんなで毎日の学校が憂鬱すぎて、精神的に結構参ってしまいました。
続いては2年です。
1年のころと状況はほとんど変わりませんでしたね。
相変わらず行事ではボッチ継続中でした。
僕は休み時間中ずっと勉強をしていました。
周りは「真面目で偉いなぁ」とか言ってきます。
実際、ただ僕は勉強以外することがなかっただけなのです。
誰かと話をするわけでもないので、本当にやることがありませんでした。
特に昼休みというものは地獄です。
あの永遠にも感じる長き時間。
ボッチにとってとても苦しくてつらい時間。
昼休みをなくしてくれないだろうか、と常々思っていました。
ちなみに友達は増えていません。
相変わらず、学校がつらくて毎日死にそうでした。
いよいよ3年です。
このころから僕は、高校生活というものがどうでもよくなってしまいました。
4月の頭で、もう卒業することだけを考えていました。
「友達? もういいよ、どうせ増えないんだし」と開き直ってみました。
最後の学園祭は誰にも気づかれることなく、すみっこで勉強することにしました。
屋台で何か食べることも、ステージのイベントを見ることも一切しませんでした。
ただ窓から楽しそうにしている人たちを眺めていただけです。
悲しくなんかありません。惨めでもありません。
これが僕なのです。
進路も無事決まり、すべきことも特になくなりました。
僕は大学に入ったら新しい自分になるために、高校時代をなかったことにしようと考えました。
特に思い出もなんもないので、高校時代なんて無いも同然でした。
現在僕は大学生です。
やはり現実は甘くないという事実を改めて突き付けられました。
人がそんなすぐに変われるわけないんです。
そんなわけで現在も変わらぬ僕なのです。
もういっそのこと、このままでいいような気がします。
皆さんの中にも僕と同じような人がいるのではないでしょうか?
僕もめげずに頑張っていくので、供にこの現実を生き抜いていきましょう。
あなたは一人ではありませんよ。
やっぱり現実って辛いですよね